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志望動機は「なぜその会社を志望するのか」という思いを相手に伝えるために考えるものであるため、志望動機による熱意が相手に伝わらないことには内定をゲットすることはできません。
ここでは、最も重要な質問事項である志望動機の書き方について紹介します。
志望理由が見つからない場合
志望動機ではなぜその業種か、なぜその会社でなくてはいけないのか?という部分を明確にしなくてはいけません。
そこでもしどうしても志望動機が見つからない場合には、一度「自分が働きたい会社のイメージ」を考え、どんなことを仕事としてやりたいのかという原点へ帰ってみましょう。
志望動機が見つかっていないまま志望動機を作成しても、それを聞いた面接官はどれだけ本気で入社したいという意思を持っているのか?ということは一目瞭然です。
そのため、志望理由が見つからないのであれば、まずはきちんと業界研究や自己分析をして、自分自身で就活の方向性を決定することが必要です。
自分が将来どうなりたいのか?ということを、仮でもいいので決めることによって、逆算して今やるべきことが見えてくるため、将来設計から入ることが志望動機を考える上ではポイントになります。
面接、履歴書、それぞれの志望動機の例
志望動機は面接と履歴書で同じ内容を書かなければいけません。
面接の内容と履歴書の内容が一致しない際には、面接官の人に「他の企業で使った履歴書を使いまわしているのかな?」と勘違いされてしまう可能性があるので、必ず履歴書の内容と同じ内容のことを面接では言えるようにしておきましょう。
以下で実際に志望動機でよく使われる例をいくつか紹介します。
・「御社は若くからマネージャーや管理職につけるという人事制度を設けており、日本では一般的である年功序列ではなく、実力主義である点から、自分の実力がどこまで通用するのかということをチャレンジしたいと思い、御社を志望しました。」
特に「なぜその企業じゃなきゃいけないのか」という部分を強調し、「この業界に興味がある」や「こんな仕事をしてみたい」のような、別の企業にも当てはまるような志望動機では熱意は伝わりません。
「絶対のこの企業で働くんだ!」という強い意思を伝えましょう。
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志望動機として不十分なもの
志望動機といっても、すべて本音で書いてしまうのもよくありません。
企業にとって「この人材を採用して、自社で活躍してほしい」と思ってもらえないような志望動機ではいくら本音でもそれでは内定をもらうことはできません。
以下でいくつか例をあげてみましょう。
待遇面を取りあげること
ダメな志望動機の例として、「給与や福利厚生がしっかりしている」というものです。
確かに社員として働く以上、その会社で定められている給与や福利厚生というのは非常に重要なところですが、待遇面がいいという理由で志望動機にしても、企業側は「もっと仕事面に関して志望する理由はないのか?」と感じてしまいます。
そのため、仕事面以外での志望動機で仕事のやる気が伝わらない可能性のある内容に関しては書かないほうが無難でしょう。
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この会社で「成長したい」や「勉強したい」
新卒の方にとってありがちな志望動機が、この「成長したい」や「勉強したい」です。
日々勉強とはいいますが、企業で働く上で、利益をあげなければいけません。
そのため、「成長したい」や「勉強したい」という思いを持って働くことは大事なことですが、このことを志望動機として書くことはあまり印象がよくありません。
プロフェッショナルとして、その会社に価値を見出していくことが求められていることを理解して志望動機を考える必要があります。
志望動機の伝え方、伝えるポイント
志望動機を伝える際に最も重要なポイントというのは、「感情的な理由」ではなく、「志望する論理的な理由」を伝えることです。
「この会社で働きたいという思いが強く」ということを言葉で説明するのではなく、「御社の〇〇の部分に惹かれ、御社の一員として働いていきたい」というように、論理立てて志望動機を説明することで、相手にきちんと熱意はつたわります。
特に面接ではどれだけ自信を持って志望動機を自分の言葉で話すことができるのか?というところも見られているので、どこかからコピペした文章ではなく、自分の言葉で話そうとする姿勢がとても重要になります。
相手の面接官も人であり、話し方次第では想いの強さは伝わることもあるので、まずは自分の言葉にして伝えることが大切であることを理解しておきましょう。
転職の際には自分自身のキャリアを見直すと志望動機を作るきっかけになります。職務経歴や今後のキャリアプランを考える際は、キャリアの棚卸しをするとよいでしょう。
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業種別 志望動機の解説
マナラボでは様々な業種に応じての志望動機のポイント、書き方をまとめております。自分にちかしいものがあった場合是非参考にしてください。
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まとめ
もしなかなか志望動機を書く手が進まないというときには、「自分が面接官だったらどんな志望動機の人材が欲しいか?」という逆転の発想で考えてみるのも一つのポイントです。
いずれにしても志望動機というのは、就職活動をする上で絶対に欠かせないポイントであるため、自分自身を最大限アピールできるような内容を考えて欲しいと思います。
そこでまとめとして以下のポイントを押さえておきましょう。
2.「その企業でなくてはならない理由」を書く
3.感情的ではなく、論理的に書く
もし志望動機を書く際にいき詰まってしまった場合には、以上の3つのポイントをクリアにして志望動機の作成を行なってみてください。
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