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「おみそれいたしました」は日常的に用いる言葉ではありませんが、この言葉を覚えると会話のバリエーションが広がるでしょう。ここではおみそれいたしましたの意味と例文を説明いたします。
「おみそれしました」の意味はなにか?
「おみそれいたしました」は、相手の能力に気付かなかったとき、あるいは相手が誰なのか気付かなかったときに用いる言葉です。別の表記には「お見逸れしました」「御見逸れしました」「お見それしました」などがあります。
「お見逸れ」は相手を低く評価していたときに使う
「見損なう」という言葉は、相手を高く評価していたのに実際は低かった場合に使うものです。対して、「お見逸れ」は相手を低く評価していたのに、実際は高かった場合に用いる表現です。
相手を低く評価していたのにと聞くと聞こえは悪いかもしれませんが、自分の思い違いで相手の能力に気付かなかったお詫びの気持ちを伝える事も出来、丁寧語である「御」がついているだけあって、目上の人に対しても謙遜する気持ちを伝えるのに使える言葉です。
中にはすでにお詫びの意味合いも込められていることから、加えて「申し訳ございませんでした」などの言葉を付ける必要はありません。
似たような言葉に「さすがですね」「すごいですね」という言葉がありますが、これらは褒め言葉であるため、上司や目上の人に対しては好ましくありません。上司や目上の人には褒めるのではなく、感謝と尊敬の気持ちを伝えることが好ましいでしょう。
「おみそれしました」の例文集
上司 目上の人に対する「おみそれしました」の例文
「おみそれしました」を使った、上司・目上の人に対する例文は以下の通りです。
営業先 顧客に対する「お見それしました」の例文
「おみそれしました」を使った営業先・顧客に対する例文は以下の通りです
部下 同僚に対する「お見それしました」の例文
「おみそれしました」を使った、部下・同僚に対する例文は以下の通りです。
「おみそれしました」の英語表現
「おみそれする」は予想以上にすごいので、驚いた、気づかなかった、という意味があるため、その部分を英語に訳すと良いでしょう。
・I didn’t recognize(認知していなかった、気づかなかった)
例文
なんて歌がお上手なんでしょう!おみそれいたしました。(直訳:そのことを知りませんでした。)
(直訳:あなたがとても変わっていたので、あなただと気付きませんでした。)
あまりにお変わりになっていらして、お見それするほどです。
「おみそれしました」についてのまとめ
- 「おみそれしました」普段は聞き慣れない言葉かもしれませんが、「さすが」や「すごい」におきかわる褒め言葉です。
- この言葉を言われた相手は、鼻高々となるでしょう。
- しかし、あまり多用すると口の軽い人と、思われかねません。的確に場にあった言葉を使用することで良好な人間関係を築き上げることができるでしょう。
- 「おみそれしました」は、相手の能力に気づかなかったときに用いる言葉です
- 目上の人に対しても謙遜する気持ちを伝えるのに使えます
- 英語では、「知らなかった」という意味の”know”や”recognize”などが使えます