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知名度はもちろん、高い年収やスケールの大きな仕事ができるとして、就職や転職の希望先として人気の商社。一口に商社といっても、扱う商材によって総合商社と専門商社の2種類があります。
それぞれの違いを知って、自分がどちらに向いているのか把握しておくことが、就職・転職成功の第一歩です。
それぞれの商社の違いや、商社を受ける時の志望動機の書き方などを解説していきます。
志望動機に関してより理解を深めたい方はこちらをおすすめします
就職・転職における志望動機の書き方・伝え方
就職・転職の志望動機 各種業界で使える例文
履歴書での動機の書き方 マイナビAGENT
取り扱っている商材を把握する
志望動機は、その企業をきちんと研究してこそ説得力のあるものになります。他の会社でも使い回せそうな志望動機で内定はなかなか出ないでしょう。
特に商社の場合は、取り扱っている商材をきちんと把握し、なぜ興味があるのか、なぜ関わりたいのかを志望動機として絡めていくことがポイントです。
また、志望動機について悩んでいる方は転職エージェントに相談してみることもおすすめします。以下の記事では転職エージェントについて詳しく解説しています。
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
業界特化型&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較
総合商社と専門商社は何が違うのか
基本的には扱う商材の違いによって総合商社と専門商社に分かれます。総合商社と専門商社では、商材以外にもビジネスの成り立ちにも違いがあります。
特に、総合商社は取り扱う商材が多岐に渡りますが、専門商社はある程度特定した商材のみを取り扱うことになります。
志望動機を書く際には、なぜその商品なのか、なぜ総合商社ではないのか、なぜその会社なのかの3点を盛り込む必要があります。
総合商社とは
総合商社の扱う商材は多岐に渡り、「ラーメンからロケットまで」という言葉がよく使われます。言葉の通り、ラーメン、半導体、繊維、ロケット部品など売れるものであれば何でも商材として扱います。様々な商材の売りたい人と買いたい人をつなぐパイプ役になるのが総合商社です。
会社自体が関わる国や仕入先、売り先なども比例して多岐に渡ります。総合商社は、そういったトレーディングだけでなく、豊富な資金を活かしてさらに増やすために、ビジネスとして事業投資も行います。
動く金額も大きく、仕事のスケールも大きいものですが、その分背負う責任も大きいものです。仕事に対して前向きで行動力と責任感のある人が向いています。
扱う商材が多岐に渡るため、様々な分野に関わることができると思い就職・転職を希望する人もいます。しかし、総合商社では、最初に担当した分野の仕事を退職まで担当する場合がほとんどです。
そのため会社自体は総合商社でも、働く1人1人は専門商社に就職したような感覚であるといえます。
専門商社とは
専門商社は、売買をする際に得意分野があり、特定の分野に特化した商材を扱っています。
たとえば、繊維系の専門商社であれば東レインターナショナル、鉄鋼系の専門商社であればメタルワンなどが有名ですが、専門商社は日本に数多くあり、その事業規模も企業によって様々です。基本的には、売買のパイプ役であるトレーディング業のみを行い、総合商社のように事業投資は行いません。
1つの物を深く研究していける探求心のある人、多角的な視野で物事を判断出来る人、太く長い人付き合いが苦にならない人が向いています。
商社の志望動機でアピールするべきポイント
商社の志望動機でアピールするべきポイントを具体的に解説していきます。
また、商社を志望する際の履歴書のポイントについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
業界別履歴書の書き方 -商社編- マイナビAGENT
総合、専門に関わらず英語は必須
総合・専門に関わらず、商社で仕事をする場合、海外とのやり取りが多いため、英語力は必須だといえます。
英語だけでなく、その会社がメインに取引きのある国の言葉が使いこなせると非常に重宝されます。語学力に自信がある人はしっかりとその点をアピールするとよいでしょう。
商社での仕事は、多くの人と関わることが多いため、コミュニケーション能力も問われます。そのため、面接でのやり取りは少し返答の難しい質問をされることも多く、その回答や態度も大変重視されます。
総合商社の志望動機におけるアピールポイント
総合商社の商材は多岐に渡り、その会社のどの分野に配属されるか分からないため、苦手分野でも積極的に勉強していける姿勢が必要になります。新しい物やその仕組みに対する好奇心、固定概念にとらわれず、新しいビジネスを造っていく力や想像力、行動力が問われます。
事業投資が仕事内容に含まれる場合もあるため、時事問題的な質問や先を見る力が試されることもあります。様々な世界の動きに興味を持ち、把握しておきましょう。
また総合商社大手の場合、なぜこの会社なのかという質問は必ずと言っていいほど聞かれます。採用担当者から見ると、過去にも繰り返し多くの人を相手に聞いてきた質問であるため、よほど明確な理由でない限りは、どの回答も似たりよったりと取られてしまう難しい質問でもあります。
きちんと企業研究をして、他社との明確な違いを見つけておくことが大切です。
専門商社の志望動機におけるアピールポイント
採用試験を受ける時、その会社の取り扱っている商材を詳しく知っておくことが大前提になります。専門商社の場合、会社によほどのことがない限り、退職まで特定分野の商材と関わっていくことになります。
そのため、大学でその商材に就いて勉強した経験や、前職で同じ分野かその商材に近しい分野の仕事をしていることは、就職・転職の際に有利になります。
専門商社の場合、同じ取引先と長く付き合っていくことが多いため、しっかりとした関係性を築いていけるコミュニケーション能力が重視されます。新しい商品を探すことより、同じ商材を異なる手法で売ることができる方法を模索するため、物事を多角的に見られる人が有利になります。
商社の志望動機の例文
総合商社を志望する際の例文
総合商社を志望する際の例文は以下の通りとなります。
中でも、国内の食料の安定供給に大変関心を寄せており、食品分野における貴社の実績と、そのノウハウは今後の日本社会には必要不可欠だと感じています。
そういった生活に直接的に関わる分野だけでなく、生活とはかけ離れた〇〇というまったく新しい産業を生み出すアグレッシブな姿勢に惹かれています。
確実なビジネスと新しい分野へ挑戦をする両局面のある貴社での仕事は、非常にやりがいのあるものになると感じ応募しました。
これまでの営業経験で培ったビジネス英語での交渉力や、コミュニケーション能力、好奇心旺盛な性格を活かして尽力させていただきたく思います。
専門商社を志望する際の例文
専門商社を志望する際の例文は以下の通りとなります。
特に貴社の商品の〇〇は、紙でまさかこんなものが造りだせるとはと世間を驚かせました。身近なものだからこそ、商品の発想力、売り方の発想力で多くの人を驚かすことができることこそが魅力だと感じました。そういった新しい魅力を発見するだけでなく、長い歴史のある○○という分野においても、新しいエッセンスを加えながらも良い部分は確実に受け継いでいくという貴社の堅実な姿勢に惹かれ、応募しました。
商社での仕事は初めてですが、これまでの文具メーカーでの商品企画の経験を活かして、尽力させていただきたく思います。分からないことは積極的に勉強するつもりです。何卒よろしくお願いいたします。
商社を志望する際の志望動機に関するおさらい
商社を志望する際の志望動機に関するおさらいは以下の通りとなります。
- 総合商社は扱う商材が多岐に渡り、トレーディング以外に事業投資も行う
- 総合商社は扱う商材が多岐に渡るが、担当する商材は退職まである程度一定している
- 専門商社は特定の分野に特化した商材を扱い、トレーディング業のみで、事業投資は行わないケースがほとんど
- 商社で働くには語学力は必須条件であり、コミュニケーション能力も問われる
- 総合商社では先を読む力や、様々な世界の動きを敏感に感じ取れる力、行動力と責任感が必要・専門商社では、物事を多角的に見る力、かつ深く物事を追い求められる力や根気が必要
- なぜ総合または専門商社なのか、なぜその商材なのか、なぜその会社なのかを具体的に伝える
その会社に入社したいという気持ち、その会社に自分がいかにマッチしているかという内容を具体的に伝えられるように準備しておくことがポイントです。
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