日本経済は、戦後企業の成長と共に発展し、多くの大企業が誕生しました。しかし、バブル崩壊で日本経済が落ち込み、大企業も苦戦を強いられています。そんな中、台頭してきたのが「ベンチャー企業」と呼ばれる会社です。

IT技術が加速し、政府のベンチャー支援政策もあり、多くのベンチャー企業が台頭し上場する会社も増えています。しかし、米国などと比較するとベンチャー企業に就職を考える人はまだまだ少ないのが今の日本の現実です。

安定した会社を求める人には、ベンチャー企業へ就職はハードルは高いかもしれませんが、大きく飛躍する可能性があるのがベンチャー企業です。今回はベンチャー企業への就職を考える方のために、ベンチャー企業について解説します。

ベンチャー企業って何だろう?

ベンチャー企業とは、革新的な技術や高度な知識に基づいて、大企業では実行するのが難しいような新しいビジネスを展開する企業のことをいいます。

ベンチャー企業の明確な定義はありませんが、一般的には、成長過程にある企業やベンチャーキャピタルなどの投資機関から資金提供されている企業、経済産業省や地方自治体からベンチャー指定を受けている企業などを、ベンチャー企業といいます。

ベンチャー企業は、将来の可能性が見込まれる企業ですが、現段階では不安定な状態の会社も少なくありません。大企業のような知名度もなく福利厚生も充実していません。つまり、「安定」から最も遠い位置にある企業とも言えます。

その代わり、成功すれば急激に成長するのもベンチャー企業です。実際に、株式上場を実現したベンチャー企業は年々増加しています。

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ベンチャー企業は中小企業とは限らない

これらの企業の中には中小企業より規模の大きな会社も少なくありません。ベンチャー企業=小規模企業というイメージは大きく覆っています。

今や日本を代表する企業であるソフトバンクや楽天もかつてはベンチャー企業でした。旅行業界を代表するエイチ・アイ・エスなどベンチャー企業から飛躍的に発展した企業は少なくありません。

このような成長したベンチャー企業は、いまやベンチャー企業とは言えません。経営者たちは「ベンチャー精神」を持ち続けているかもしれませんが、企業としてはベンチャーの枠を超えています。

つまり、これからの発展を期待できるのがベンチャー企業です。当然、一般の大手企業に就職するような気持では通用しません。

まずは、自分をきちんと分析してベンチャー企業の一員としてやっていけるかどうか判断することが大切です。

ベンチャー企業に関するビジネス用語はこちらの記事も参考にしてみてください。
ジョイントベンチャーとは
ベンチャーとは

ベンチャー企業に向かない人

ベンチャー企業は、新しい技術やサービスなどを開発したり提供することが目的です。一般の企業とは環境も考え方も異なります。

まずは、自分がそのような会社でやっていけるのかを判断してみましょう。もし、あなたが以下のようなタイプだったら、ベンチャー企業への就職は諦めた方がよいでしょう。

ベンチャー企業に向かない人1:人の評価を気にする人

人が思いつかないことや知らないことに積極的に取り組むのがベンチャー企業です。当然、その過程では数々の失敗もあるでしょう。

極力失敗しないで上司に気に入られたいと思うような人では仕事になりません。他人の評価を気にせずに仕事に打ち込めるエネルギッシュな人がベンチャー企業には求められるのです。

ベンチャー企業に向かない人2:人の指示でしか動けない人

「指示待ち族」や「仕事待ち人間」という言葉を聞くことがあります。今の若者の仕事に対する姿勢を揶揄した表現ですが、指示を待っているだけの人はベンチャー企業にはもっとも相応しくない人です。

ベンチャー企業の成長は新しい発想と提案なくして実現できません。社員ひとりひとりが、自ら提案して仕事を生み出すことが重要なのです。誰かの指示を待っているようなタイプの人は向いていないです。

ベンチャー企業に向かない人3:できない言い訳をする人

難しいことがあると、どうしても「できない理由」を言いがちです。「他の業務が忙しい」「時間がない」などすぐにできないことの言い訳をしてしまいます。

しかし、「できない」からは何も生まれません。「どうすればできるか」を考えるのがベンチャー企業にとっては最も重要なことです。

「時間がないからできません」というのは簡単ですが、本人が楽になるだけで根本的な解決にはなりません。自分がすぐに諦めるタイプなら、ベンチャー企業はオススメできません。

ベンチャー企業には、ひとりでも無駄な人材は必要ありません。ただいるだけの「人在」を雇う時間も余裕もないのです。ベンチャー企業に就職を希望するなら、本気で仕事に立ち向かう気持が大切です。

ベンチャー企業3つのメリット

安定を求める人は大手企業に就職するのがベストですが、新しいビジネスにチャレンジしたいと思う意欲的な人はベンチャー企業に就職するのも選択肢のひとつです。

では、ベンチャー企業のメリットとは何でしょうか?ここでは、大きく3つのメリットをあげてみました。

ベンチャー企業のメリット1:意思決定が早い

社員が1000以上の企業では、新しいプロジェクトを提案する場合は、まずは上司の承諾を得て、いくつかの会議を重ねて最終的に最高責任者の決定をもらうのが一般的です。どうしても発案から決定まで時間がかかり、多くの企画書を提出しなければなりません。

しかし、ベンチャー企業では社員の数も少なく、社長との距離もかなり近くなります。直接社長に提案することも可能であり、社長を含めてのグループ意識が強いので、浮かんだアイデアはすぐに発表するという風土もあります。

ベンチャー企業が大企業に負けないのは、このスピード感があるからともいえるでしょう。

何段階もの会議をしなくても、「良い物はすぐに実行する」という意思決定の早さがベンチャー企業の最大のメリットです。

ベンチャー企業のメリット2:総合的なスキルが身につく

大企業では数多くの部署がありますが、ベンチャー企業の場合人手が多くないので、企画もやれば現場仕事もこなし、時には広告宣伝や総務などもおこなうこともあります。

仕事の境がないのもベンチャー企業の特徴ともいえるでしょう。

しかし、あれこれやるのは決してマイナスではありません。逆に様々なスキルアップにもつながり、自分を成長させる良い機会になります。つまり、マルチプレイヤーとしての価値が高まるのです。

ベンチャー企業のメリット3:成功したら得るものが大きい

ベンチャー企業で期待できるのが、成功したときに報酬が大きくなることです。大企業では、どんなに利益が出ても昇給やボーナスに反映される程度です。

しかし、ベンチャー企業の場合は、実力に応じて昇給する額も大きく変わります。若い人でも年収1000万円を超えることも少なくありません。

貢献した分だけ結果が得られるのがベンチャー企業の魅力ともいえます。

ベンチャー企業に関するおさらい

ベンチャー企業に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • ベンチャー企業に就職を考える場合は、自分がベンチャー企業に向いているかをまず分析することが大切
  • もし自分が「人の評価を気にする」「人の指示でしか動けない」「できない言い訳をする」ようなタイプならベンチャー企業はオススメできない
  • ベンチャー企業は、積極的に企画やアイデアを生み出す人を求めている
  • 熱い心と同時にクールな知性を持ち合わせて人なら、大いにベンチャー企業にチャレンジしてみたほうがよい
  • ベンチャー企業はメリットが大きい反面リスクもあることも忘れないでいたほうがよい

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