※この記事は2019/03/11に加筆修正を行いました。

ビジネスシーンや日常でも、ケガや病気のお見舞いのメールを送る時があります。
送る相手が上司や目上の人の場合には、マナーに気をつけて失礼のないメールに仕上げたいところです。

また、病気やケガだけでなく、自然災害や事故などの際にも、お見舞いメールを送ることがあります。

この記事では、気の利いたフレーズやそのまま使える文例をまとめてみました。

お見舞いメールのマナー

休みの理由がはっきりしないケースでは送らない

お見舞いメールを送ることは、ビジネス上の関係性を深めることにも繋がり、社会人の気配りとしてぜひ実践したいことです。しかし、お見舞いメールを送らないほうがよいケースもあることを覚えておきましょう。

「スノーボードで骨折して自宅療養している」「盲腸で1種間程度入院している」というように、お休みの理由がはっきりしている場合はお見舞いメールを送るのは問題ありません。しかし「〇〇さんはしばらくお休みします」など、理由をぼかしているときは、知られたくない理由だったり、メンタル面の理由でお休みの期間がはっきり言えないケースだということも考えられます。
お見舞いメールがかえって相手の負担になってしまうこともありますので、理由がわからないときは送らないのが無難です

返信は必要ない旨を書き添える

お休み中はたくさんの人からお見舞いメールを受け取るでしょう。ケガや病気で療養中にすべてに返信するのは負担になってしまいます。「ご返信はどうかお気遣いなさらないでください」などと、返信は不要である旨を書き添えると親切です。

お見舞いメールを送る時のポイント3選

誰でもわかる件名にする

件名で迷惑メールだと思われてすぐに削除されてしまっては、せっかくのメールも開封してもらえません。
件名は中身がお見舞いメールであることがすぐにわかるように工夫しましょう

「お疲れ様です」「お世話になっております」「Re:」などは、内容が抽象的で迷惑メールと見分けがつかないので避けるべきです。
何の用件で誰からのメールなのか一目でわかることが大切です

件名の例3つ

お見舞い申し上げます。(小林◯子より)
中田様 お加減はいかがでしょうか(小林◯子より)
【株式会社○○ 小林より】お見舞い申し上げます

件名についてのポイントはこちらも参考になります。
相手がひと目で分かる、ビジネスメールの件名(タイトル)文例集

目上の人に向けて送る場合は言葉の使い方に注意する

本文は、絵文字や環境依存文字を使わないようにすることはもちろんですが、本文の言葉使いにも注意しましょう。

例えば、お見舞いでよく耳にする「お大事に」というフレーズですが、これは本来の言葉を省略したフレーズなので、目上の人や上司に送る場合は「お大事になさってください」と略さず使用しましょう

また、より丁寧な印象を与えるためには、頭に「くれぐれも」「どうか」をつけて「どうかお大事になさってください」とするパターンもおすすめです。

「くれぐれも」の意味と使い方と例文集「どうぞ」「どうか」との違い

プレッシャー言葉を避ける

お見舞いでは、お大事にという体調を気遣う言葉と合わせて使ってしまいがちな「早く良くなって」という言葉があります。これは、回復を急かす印象を与えてしまいがちなので、避けた方が無難です。

静養中の人が「早く良くなって」といわれると、「回復しなければならない」とプレッシャーになることもあります。

早く良くなってほしいという気持ちを込める場合には、直接的な言葉ではなく、「○○様がご不在で寂しく感じます」「ご回復をお祈りしています」など、不在の寂しさを表現するとよいです。

また、「追伸」もお見舞いメールでは使ってはいけません。「追伸」は重なるイメージがあるため、お見舞いメールとしてはふさわしくありません。同じように、「ますます」や「いろいろ」、「たびたび」や「次々」など繰り返す言葉も避けましょう。

関連記事はこちら
ビジネスにおける、お祈り申し上げますの使い方 例文

お見舞いメールで相手を気遣う基本のフレーズ

文頭に使える具合を伺うフレーズ3つ

文頭には、体の具合を尋ねるフレーズを使ってみましょう。具合を尋ねることで心配している気持ちが伝わります。

その後、ケガのお加減はいかがでしょうか。
その後の経過はいかがでしょうか。
その後のご病状はいかがでしょうか。

お見舞いの定番「お大事に」の例文2つ

寒い日が続きますが、お大事になさってください。
どうかお大事に静養なさってください。

「お大事に」の別の言い方「ご自愛ください」の例文2つ

「お大事に」に並んで定番ともいえる「ご自愛ください」は、より丁寧なフレーズです。
意味合いは「お大事に」と同じで、体をいたわってくださいというものです。

無理をなさらず、どうかご自愛ください。
暑い日が続きます。くれぐれもご自愛ください。

「ゆっくり休んでください」という気持ちを伝える「静養」の例文3つ

「とにかく、今は休んでください」という気持ちを伝える時に便利なフレーズが「静養」です。
普段多忙な人や、お世話になっている人への感謝の気持ちが感じられるフレーズです。

ご加療とご静養で回復されますようお祈り申し上げます。
この機会にご静養くださいますようお願い申し上げます。
お体の回復を第一にご静養くださいますようお願い申し上げます。

そのまま使えるお見舞いメールの文例5選

【事故によるケガでの入院のお見舞い 送る相手:取引先の担当者】

件名:お見舞い申し上げます (株式会社○○ 小林より)
本文:
○○○株式会社 営業部
中村 様

株式会社○○ 小林です。
ご入院されたと聞き、大変驚いております。その後、お怪我の様子はいかがでしょうか。
心よりお見舞い申し上げます。

お話しを伺いましたところ、突然の事故によるものだったとのこと、その時の恐怖を推し量ることもできません。
納期の件などご心配でいらっしゃるかとは存じますが、まずはご回復を第一に、ご静養くださいますようお願い申し上げます。どうかお大事になさってください。

尚、ご返信はお気遣いのないようお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎお見舞い申し上げます。
******************
署名
******************

【病気での入院のお見舞い 送る相手:上司】

件名:お加減いかがでしょうか (営業部 小林より)
本文:
中村部長

営業部の小林です。

今朝、主任から中村部長がご病気で入院されたとお聞きし、大変驚きました。
日ごろよりご多忙でいらっしゃったので、無理をなさっていたのではないかと心配いたしております。
その後、今のお加減はいかがでしょうか。

中村部長のことですから、色々と仕事のことが気にかかっていらっしゃるとは存じますが、どうかご養生に専念くださいますようお願いいたします。
中村部長のご回復を心よりお祈りいたします。

尚、ご返信はお気遣いのないようお願いいたします。
近いうちに病院へお伺いいたしたく存じますが、取り急ぎメールにてお見舞い申し上げます。
******************
署名
******************

【病気での入院のお見舞い 送る相手:同僚】

件名:お加減いかがでしょうか (営業部 小林より)
本文:
中村君へお疲れ様です。営業部の小林です。
今日、課長から中村君が体調を崩して入院した聞き、大変驚いています。
その後体調はいかがですか?

いつも遅くまで頑張っていたから、疲れが出たのではと心配しています。
責任感の強い中村君のことだから、仕事の心配をしていることだろうと思いますが、この機会にしっかりと充電をして英気を養ってください。
中村君の仕事は、チームで分担するのであまり心配なさらずに。
近いうちに皆でお見舞いに伺う予定です。取り急ぎお見舞いまで申し上げます。
******************
署名
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【病気での入院のお見舞い(品物を一緒に送る場合)送る相手:取引先の担当者】

件名:お見舞い申し上げます (株式会社○○ 小林より)

○○株式会社
営業部 中村様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の小林です。

本日、貴社の田中様より、中村様がご療養で入院中だとお伺いし大変驚いております。
その後、お体の具合はいかがでしょうか。
心よりお見舞い申し上げます。

日ごろからお仕事も多忙でご心労も多々おありであろうかとお察し申し上げます。
この機会にしっかりご静養くださいますようお願い申し上げます。

心ばかりのお見舞いの品をお送りいたしました。お納めくだされば幸甚に存じます。
尚、ご返信はお気遣いのないようお願いいたします。

メールにて大変恐縮ですが、取り急ぎお見舞い申し上げます。
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署名
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【地震災害時のお見舞い 送る相手:取引先の担当者】

件名:【株式会社○○ 小林より】災害のお見舞い申し上げます

○○株式会社 営業部
中村様

いつもお世話になっております。株式会社○○の小林です。

今朝、御地で大きな地震があったとのこと、中村様をはじめ従業員の皆様におかれましては、お怪我などなかったかと心配いたしております。

詳しい状況がまだ伝わっておりませんので、御地での状況が分かりかねますが、皆さまのご無事を心よりお祈り申し上げます。

納期等のご心配はどうかなさらずに、私どもで何かお役に立てることがございましたら、どうぞ遠慮なくお申し付けくださいますようお願い申し上げます。

取り急ぎお見舞い申し上げます。
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署名
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