転職する際、よく利用されるのが転職サイトです。一口に転職サイトといっても、最近では種類もたくさんあります。一つのサイトにしか登録していないと、自分の転職先の可能性を狭めてしまいそうですし、たくさん登録すると全てのサイトの管理が大変になってしまうかもしれません。

この記事では5つの転職サイトや転職エージェントを取り上げます。まず、転職エージェントは転職サイトは異なることをおさえておきましょう。
転職エージェント

・企業と求職者の間に立って、転職活動をサポートしてくれる
・非公開求人がほとんどである(エージェントに紹介してもらわないと知り得ない)
・キャリアアドバイザーが面談を行い、求職者に寄り添って最後まで転職活動をサポートする
・転職の効率化がはかれる
・何度も転職エージェントに足を運ばなければならないため、住まいの地域によってはサポートが受けられない

転職サイト

・公開している案件なので、期間中であれば誰でも応募が可能
・web上で気軽に転職活動が始められる
・マイペースに転職活動ができる
・自分で気になった企業に応募できる
・企業からのオファー機能があるサイトもある

以上のことをふまえた上で、この記事では下記の点について解説いたします。

・どんな転職サイトなのか
・どんな人が利用しているのか
・メリットとデメリット

転職サイトを適切に選ぶことが転職成功に近づく道の一つです。それぞれの転職サイトの特徴を知り、転職を成功させましょう!


 

マイナビの概要

mainavi

 

就職、転職サイトの中でも大手会社の一つです。新卒では「マイナビ」を利用していた人が、転職では「マイナビ転職」を利用する傾向があります。

マイナビ転職はどんな人が利用している?どんな人向け?

利用者の多くは20代です。マイナビは20代の転職に特化した「マイナビジョブ20’s」の運営も行なっていることから、若手向けの求人をたくさん持っています。

利用者が若手であることから、20代に人気の職業や業界も数多く掲載されています。また、会社側も20代の人材を募集しているところが多いようです。大手会社ももちろんありますが、中小企業やベンチャー企業など、これから社員と共に成長していける会社もあり、20代でも十分活躍できるフィールドが用意されているのが魅力の一つでもあります。

マイナビ転職の強み・メリット

・登録求人数が多い
求人数の多さはやはり大手の強みです。転職サイトでNo.1とも言われています。その求人数は常時8000社以上もあります。多くの業種や業界が登録されているため、転職先の選択肢や可能性が広がります。

・マイナビ転職にしか掲載されていない求人が80%以上もある
マイナビ転職にしか載っていない求人も数多くあることから、競争率が少しでも減るというが利用者側のメリットです。多くの媒体に掲載されていると、人の目にも触れやすく、応募者の倍率は確実に高くなってしまいます。

・会員限定のスカウト
マイナビ転職に登録すると、会員限定のスカウト機能がついています。職歴や希望職種を登録しておけば、企業からの求人情報が直接、自分のところに届く仕組みです。登録者の情報を企業が見て、自分の会社に来て欲しいと思う人材に直接メッセージを送ることができるのです。効率的に転職活動ができます。

・転職MYコーチが転職をサポート
初めての転職の時は不安がつきものです。そのサポートを行なってくれるプロのアドバイザーが無料でつきます。履歴書や職務経歴書の書き方、求人紹介、面接対策などを行ってくれます。心強いサービスです。

マイナビ転職のデメリット

・スカウトされても内定を確約されているわけではない
メリットでもある企業からのスカウト機能ですが、スカウトはあくまで最初の印象から判断されたものです。実際にエントリーシートを送り、面接まで進んでも、不合格になることはあります。実際に会ってみるとお互い印象が違った、ということがあるためです。

・担当者との相性が良くない
転職MYコーチということでプロのアドバイザーがついてくれるのは心強いのですが、お互い人間同士。どうしてもたまに相性が良くない場合があります。変更はできませんし、自分の考えと違うアドバイザーだと、なかなか自分の希望通りの転職がスムーズに進まない場合があります。

一番のポイント・他社との違い

20代の転職に特に強く、アドバイザーの支援も充実している!

マイナビ ステータス

転職バナー

リクナビネクストの概要

リクナビnext

マイナビと同様、こちらも新卒のときにリクナビを使った経験がある人が多いでしょう。リクナビ転職版のリクナビネクストへの登録者も多いです。その数、701万人(2017年4月末時点)といわれています。登録者数も多く、大手企業の求人も業界トップクラスを誇るため、転職の決定数は業界No.1と言われています。

リクナビネクストはどんな人が利用している?どんな人向け?

登録者数が多いこともありますが、リクナビNEXTは年代問わず様々な業種、職種の人が登録しています。本気で良い人材を採用したいと思っている企業の登録が多いので、本気で転職をしたいと思っている人はまず登録した方が良い情報が得られるでしょう。

実際には20代、30代の登録者が多いようですが、これは転職する年代が単に多いという事実があるので、合点がいきます。サイトの作りも見やすいため、転職が初めての人から、就業ブランクがある人、キャリアチェンジしたい人など様々な人に対応できます。

リクナビネクストの強み・メリット

・毎週更新される求人数が1000以上
求人数が元々多いことにプラスして、リクナビネクストへ登録するメリットは新着の求人数が多いことにあります。業界や職種を問わず、毎週1000以上の新着求人が更新されています。転職者にとっては嬉しい話で、新着の求人が多ければ、転職先の幅もチャンスも広がります。

・大手企業・優良企業の求人が豊富
マイナビ転職も求人数では負けていませんが、リクナビネクストは登録者の年齢や職歴も幅が広いため、それに合わせた求人も多く取り揃えられています。誰もが聞いたことのある大手企業への転職や異業種、優良企業への転職も可能性として、出てきます。

・全国区での求人情報もある
転職サイトによってはある地域限定だったり、都市部に特化した求人が多いのですが、リクナビネクストは日本全国どの地域にいても、居住地の周辺の募集企業を探すことができます(時期によって募集がない場合もある)。

・経験者募集の求人も多い
前職での経験を生かし、さらにステップアップしたいと考える転職者も多いでしょう。そのような人たちのための求人として、しっかりと経験を積んだ人を募集する企業も数多く掲載されています。

リクナビネクストのデメリット

・ライバルが多い
求人数と登録者が多い分、必然的に競争率が高まります。転職サイトに登録していても、エントリーシートやweb履歴書などを企業に提出します。登録者が多ければ、同じ求人に対して多くの応募者が集まります。面接までたどり着けない可能性ももちろんあります。

・ブラック企業も存在する
リクナビネクストは、大手企業や優良企業も多いのがメリットですが、求人数が膨大であることから、中には離職率が高く常に人材を募集している会社や残業や福利厚生が良くないブラック企業も存在しています。募集要項だけでは判断がつかないので、大手転職サイトだからといって信じ込まず、自分自身で企業研究をする必要があります。

一番のポイント・他社との違い

求人数が多く、優良企業や大手企業への転職が可能!

リクナビNEXT

リクルートエージェントの概要

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、リクナビネクストの運営会社であるリクルートグループの一つが手がける転職エージェントです。リクルートエージェントの場合、保有している求人数が約10万件もあり、その多くが非公開案件です。これは業界最大級といわれています。キャリアアドバイザーとの面談を経て、求人を紹介してもらいます。

リクルートエージェントはどんな人が利用している?どんな人向け?

・キャリアアップを本気で望む人
転職エージェントは非公開案件が多いため、一般公募されていない案件に挑戦したい人がリクルートエージェントには多数登録しています。非公開である分、企業側もより良い逸材を採用したいと思ってます。仕事の責任も大きくなりますがキャリアアップを本気で考えている人にはおすすめです。

・転職の際のサポートを受けたい人
転職エージェントの中でもリクルートエージェントは幅広い案件を取り扱っています。それぞれの業界や職種の専門家であるキャリアアドバイザーが転職のサポートをしてくれます。自己管理が苦手だったり、サポートによって後押しされたいという人には、リクルートエージェントが向いているでしょう。

リクルートエージェントの強み・メリット

・圧倒的な数の案件
75%以上が非公開案件にもかかわらず約10万件という数を保有しています。転職を本気ですぐにでも新しい会社に就職したいと願う求職者にとっては、多くの案件が揃っていることはありがたいことですね。

・経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートしてくれる
リクルートエージェントは業界でも大手なので、サポートしてくれるキャリアアドバイザーの数が多く、質が良いと言われています。約470人のキャリアアドバイザーが在籍しており、中には20年以上のベテランの人のいます。各業界に詳しいアドバイザーが求職者の希望や職歴に合わせて付いてサポートしてくれます。
・年収交渉もおこなってくれる
自分で応募した案件について、年収アップの交渉を企業と行うのは困難です。それを理由に不合格になってしまう可能性も否めないためです。しかし、転職エージェントを通せば、年収交渉も担当者と企業の間で行ってもらえます。ただし、年収が上がれば、その分、期待値も増えるため、必ずしも交渉後、金額が上がるわけではありません。

リクルートエージェントのデメリット

・応募できる求人が限られる
転職エージェントのサービスは、転職希望者の経験や希望の条件に応じて、求人を紹介してくれる仕組みです。そのため、担当者が選んだ企業の中から転職先を選ぶ形となってしまいます。転職サイトのように、希望職種でなくても気軽に応募できる、ということがありません。

・自分のペースで進められない
転職サイトは自分で見て、応募したり、スカウトが届いたら応募したり、と自分のペースで転職活動を進めることができます。しかし、リクルートエージェントではキャリアアドバイザーとの面談が基本なので、自分の好きな時間に転職活動ができるわけではありません。

一番のポイント・他社との違い

転職エージェント業界大手!キャリアアドバイザーの数と質が豊富で、転職決定率も高い!

リクルートエージェント

DODAの概要

DODA
DODAはパーソナルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。DODAには転職サイト、転職エージェント、スカウトの3つから構成されています。求人数は4万件近くあり、新着求人も続々と入ってきています。大手企業の案件も増え、全体に伸びている転職サイトだといえるでしょう。

DODAはどんな人が利用している?どんな人向け?

・転職サイトかエージェントで迷っている人
転職サイトと転職エージェントを併せ持っているため、どちらに登録するか迷っている人はDODAに登録するとよいでしょう。どちらの良いところも一つのサイト内でまかなえるので便利です。

・メーカーやITに転職したい人
サイトを見ると、大手優良企業の求人が多く掲載されています。特にメーカーやIT系の企業の案件が多いため、メーカーやITへの転職を希望する人にはDODAが向いています。

DODAの強み・メリット

・未経験の職種ではなく、より専門的な人材を求めている
その業界や職種に対して、未経験でも可という案件も他のサイトではよく見かけますが、DODAに関しては、未経験よりも経験者を募集している傾向があります。前職のスキルを生かして更に専門的に仕事を行ってほしいと願う企業が多いようです。

・求人の年収が高め
DODAに登録している企業は専門職種や経験を生かせる仕事の案件が多いことから、必然的に給与は上がります。全体で見ても日本の平均年収を越す年収で働ける会社もあるのです。
・海外の案件も取り扱っている
他の転職サイトと大きく異なる点として、海外案件もそれなりの数を取り扱っているということですDODAは海外にも拠点があるため、DODAグローバルでは外資系や海外企業の案件も展開しています。

DODAのデメリット

・未経験可の案件が少ない
DODAに登録している企業は経験豊富な人材を探しているところが多いため、未経験で異業種へ転職したい人や経験の浅い20代前半の人にはマッチする案件が少ないかもしれません。

・会員登録しても非公開案件をすべてみれるわけではない
転職サイトの場合、会員登録すれば大抵の非公開案件も見ることができます。しかし、DODAは転職サイトと転職エージェントの性質を併せ持っているため、全ての非公開案件を登録者に公開していません。あくまでも仲介であるキャリアコンサルタントからの紹介でしか得られない案件もあるということです。

・キャリアコンサルタントとの連絡がスムーズにとれない場合がある
担当者にもよりますが、DODAのキャリアコンサルタントは一人でいくつもの案件を抱えているため、一人一人に対するサービスが手薄になるときがあるようです。すぐに回答が欲しくても、連絡がなかったり、時間がかかったりする場合があります。転職エージェントだけを専門に行っているわけではないので、回答待ちの時間は自分で転職サイトから仕事を探して見るのも一つの手でしょう。

一番のポイント・他社との違い

海外案件や外資系の仕事も紹介してくれる。転職サイトと転職エージェントの特徴を兼ね備えている。

DODA

JACの概要

JAC

JACはイギリス・ロンドン発祥の外資系転職エージェントです。これまで取り上げてきた転職サイトや転職エージェント会社に比べると求人の量は少なめですが、独自の案件の取り扱いも多いため、転職先の幅を広げるという意味でも登録しておいて損はないでしょう。ただし、高スキル・高収入の案件が多いため、キャリアアップを望む転職者にはよりおすすめの転職エージェントです。

JACはどんな人が利用している?どんな人向け?

・ハイキャリアやエグゼクティブ案件に特化している
経験も豊富にあり、ますますキャリアアップしたいという人にとってはぴったりの転職エージェントでしょう。JACはハイキャリア、エグゼクティブ案件に特化しており、このような案件は豊富です。
・海外企業や外資系に転職したい人
JAC自体が海外発祥の転職エージェントであることから、海外案件や外資系の案件が他のサイトに比べて断然多いのが特徴です。海外で仕事がしたい人、外資系の企業に勤めたい人が登録者にも多いようです。

・30〜50代などの経験豊富な人
案件の応募条件が厳しいものも多く、管理職やある程度の実績を残していないと求人に応募すらできないものも多いため、30〜50代のキャリアをしっかりと築いてきた人向けの転職エージェントだといえるでしょう。

JACの強み・メリット

・キャリアコンサルタントの質が良い
ハイキャリア・エグゼクティブ案件の取り扱いが多いことから、キャリアコンサルタントの知識も豊富で質が良いことが強みの一つです。他の転職エージェントに比べるとコンサルタントの数は少ないようですが、その分、一人一人に親身になってくれます。アフターケアもしっかりとしているとの評判です。

・ハイキャリアの案件に挑戦できる
他の転職サイトにもハイキャリアの案件はありますが、登録者や応募者も多く、競争率が激しいのが現状です。また、転職エージェントの場合、自分の希望年収を担当のキャリアコンサルタントに伝えても、担当者の判断で案件が提示されるため、場合によっては勝手に可能性を狭められていることもあります。

しかし、JACの場合、多くの案件がハイキャリア・エグゼクティブ案件なので、それらの案件を紹介される可能性が高いというわけです。

・外資系や海外の案件に強い
外資系や海外の案件については右に出る企業がいないほど、業界ではトップクラスです。海外で働きたいと思っている人や外国語のスキルを生かしたいと思っている人にとっては、案件が豊富でオススメポイントです。

JACのデメリット

・低年収や絶対国内で働きたい人には案件が合わない
そこそこの年収でそこそこのキャリアで働きたい、あるいは国外では働きたくないという人にとってはJAC向きではないかもしれません。扱っている案件がリクナビやマイナビなどは大きく異なるため、それらの転職サイトで気になる案件が多い人はJACに登録してもあまり効果は期待できないでしょう。

・年収が高くない人や若手には担当者が厳しい対応をとることもある
元々、エグゼクティブ案件の取り扱いが多いため、管理職を経験したり、大きなプロジェクトを成功させたり、とある程度のキャリアがあること、現年収が600万円以上くらいのクラスではないと紹介できる案件がほとんどないようです。そのためか担当者も低年収の人やキャリア経験の少ない20代の登録者にはドライな対応をすることもあるようです。

一番のポイント・他社との違い

海外案件、外資系の案件数が豊富!ハイキャリア・エグゼクティブ案件に特化している

JAC

JAC

転職サイトのまとめ 各転職サイトへのリンク

・マイナビとリクナビネクストは転職サイト
リクルートエージェントJACは転職エージェント
DODAは転職サイトと転職エージェントの特徴を併せ持っている
・マイナビとリクナビネクストは全業界、全職種の案件を多く取り扱っており、どんな転職者にも使いやすいサイト
リクルートエージェントリクナビネクストのように案件が多い
DODAは転職エージェントを利用しながら、サイト内で自分で応募も可能
JACは外資系や海外の案件、かつハイキャリア。エグゼクティブ案件に特化した転職エージェント会社

今回は5つの転職サイトや転職エージェントについて比較しましたが、他にも同じようなサービスを提供している企業はあります。転職において、まず自分の希望の転職先を見つけられそうな転職サイトや転職エージェントを探すことが大切です。自分にとって最適な転職サイトを選ぶことから始めましょう。

各サイトへのリンクはこちらから

マイナビエージェント

リクナビネクスト

リクルートエージェント

DODA

JAC