転職エージェントを初めて利用する方や慣れていない方は、面談で何を聞かれるのか不安に思うはず。

「面談には何の準備が必要?服装は?」
「面談の結果は選考にかかわるの?」

上記の不安を解消すべく、本記事では転職エージェントの面談について詳しく解説します。

面談時に必要な持ち物や服装、聞かれる内容などの基礎知識をまとめました。
また面談で話しても良い内容や話してはいけない話題もご紹介しています。

転職エージェントとの面談について知りたい方は、ぜひとも参考にしてみてください。

【新型コロナウイルスの影響について】

転職エージェント各社では新型コロナウイルス感染対策のため、対面での面談を一時中断・中止している可能性があります。

詳しくは登録済み・今後検討している転職エージェントまで、お問い合わせください。

転職エージェントでおこなう面談とは?

転職エージェントとの面談は、求職者と担当者が最初の意思疎通をする場です。
面談は無料でおこなえます。

お互いの理解を深め合い、今後の方向性やサポートの仕方を決めていきます。

「40代で初めての転職だけど成功するのだろうか」
「未経験の業界や職種でも内定はもらえるのか」
「フリーターの期間が長いが今さら正社員になれるのか」

上記のような転職に関する悩み・不安も、勇気を出して打ち明けましょう。

また転職エージェントとの面談は面接ではないので、怖いと思う必要はありません。

転職エージェントでの面談方法

面談場所を選べる担当者との面談は、主に転職エージェントのオフィスで行うことがほとんどです。

自宅から近い・職場に近いオフィスなど、自身が足を運びやすい場所を申し込みましょう。
大手の転職エージェントだと支店やサテライトオフィスを複数構えています。

またオフィスまで足を運ぶのが難しい場合は、出張面談をしてくれる転職エージェントも。
※出張面談とは、担当者が求職者の都合の良い場所まで運んでくれること。
カフェやファミリーレストランといった公共施設にて面談を行ってくれます。

ただし公共施設等で面談をする際は、会話の内容や周囲の雑音も考慮しておきましょう。

電話面談ができる場合もあり

転職エージェントによっては電話面談ができる転職エージェントによっては、対面でなく電話面談が可能なところも。

「自宅からオフィスが遠い」「面談場所に足を運ぶ時間が作れない」なんて方も、電話でなら確実に面談できるメリットがあります。

ただし深夜や早朝など、転職エージェントが営業していない時間帯はできないので注意してください。

時間がなくて忙しいという方は、登録しているエージェントに電話面談が可能か確認してみてみましょう。

※ハタラクティブ・マイナビエージェント・doda・type転職エージェントは電話面談が可能です。

【WEB・オンライン面談を導入するエージェントも存在】

中にはスカイプやZOOMなどのコミュニケーションツールを活用した、WEB面談に対応している転職エージェントもあります。

画面越しで顔を合わせる方が、お互いの信頼感を深められるのでおすすめです。

転職エージェントとの面談の流れを解説

転職エージェントとの面談の流れ転職エージェントとの面談は、下記のような段取りで進めていきます。

  1. 転職エージェントから連絡が来る
    ⇒主に電話でスケジュールを調整し、面談日を予約
  2. 面談当日、担当者がいる転職エージェント(オフィス)に行く
    ⇒時間が取れない方は出張面談か電話面談で対応
  3. 転職エージェントの担当者と面談を実施
    ⇒時間は1時間~2時間

多くの転職エージェントでは、プライバシーに考慮し個室にて面談を実施。

相談内容や今抱えている悩みを周りの人に聞かれることはないので、安心してください。

また面談は開始の5分前には着くようにし、電話やオンラインの場合もいつでも出れる状態にしておきましょう。
もし遅刻をしそうになったら、余裕をもって担当のエージェントに連絡をしてくださいね。
※無断遅刻・キャンセルはNGです

準備すべき持ち物

面談当日に必要なものは、履歴書・職務経歴書・筆記用具の3つです。
※もちろん記入済みの書類を持参してください。

クリエイティブ系の業種を目指す方は、実績を示すためポートフォリオ等も用意しておくとよいでしょう。

また求人票や転職に関する資料を提供される可能性があるので、A4サイズの書類が入る程度のカバン・リュックを持参すると便利です。

面談日の理想的な服装

面談当日は、企業の面接に向かう際に着用するスーツで向かうのが理想的です。

面接で着る服を着用していくと、転職エージェントの担当者にアドバイスをもらえます。
1度プロのアドバイザーに見てもらえば、本番服装で失敗することはありません。

またあくまでも理想なので、面談はスーツ着用でなくても大丈夫です。
ただしTシャツにジーパンなど、ラフすぎる格好は避けるように注意してください。

以下では男女別に理想的・NGな恰好や髪型をまとめました。

理想的な服装男女関わらず、ボサボサ頭や伸びっぱなしの髪は印象が良くないので要注意。

またメイクやネイルは控えめにし、髪色も派手過ぎないように気を付けてください。

転職エージェントとの主な面談内容5つ

転職エージェントとの面談内容転職エージェントとの面談内容は大きく分けて下記の5つ。

  • キャリアアドバイザーの自己紹介
    ⇒担当者の得意とする業界・職種や経歴・実績を紹介する。
  • 過去の経歴・仕事内容の確認
    ⇒前職での実績や業務内容を履歴書と職務経歴書をもとにする。
  • 転職理由やキャリアアップについて
    ⇒「年収アップ」や「手に職をつける」など今後のキャリアの目的を明確にする。
  • 転職先への希望条件の確認
    ⇒「年間休日日数が多い」「残業時間が少ない」など企業に求める優先順位を明確にする。
  • 求人案件の紹介
    ⇒経歴や実績をもとに希望条件も考慮しながら、担当者が厳選した求人を紹介してくれる。

業界の最新情報など、気になることがあればどんどん質問しましょう。

転職エージェントと面談するときのポイント・注意点4つ

転職エージェントと面談するときのポイント転職エージェントの担当者と面談するときは、下記4つのポイントを意識しましょう。

  • 本音で話す
  • 不平や不満を言い過ぎない
  • 積極的にアピールする
  • 初回面談後はお礼メールを送る

以下では面談時の許容範囲やNG事項・注意点を詳しく解説しています。

転職理由や要望は本音で話す

転職エージェントの面談では本音で話すようにしましょう。

面談は選考の面接ではないので、話した内容が”合否に影響を及ぼす”ことはありません。
前職の退職理由や転職する理由をはっきり伝えてOK。

  • 「体育会系の職場でパワハラが日常茶飯事」
    「雰囲気が良い職場を探している」
  • 「休日が少なく残業も多い」
    「プライベートの時間を確保したい」

上記のような本音を打ち明け、転職において何を優先したいのか担当者とすり合わせしましょう。

担当者は面談で得た情報をもとに、最適な求人案件を探して紹介してくれます。

【楽な仕事に就きたい・楽して稼ぎたい等の本音はNG】

転職エージェントは紹介した人がすぐに辞めると、企業側に違約金を払わなければいけません。

「この人は紹介した企業に受かっても、すぐに辞めるかもしれない」と判断されれば、求人紹介の数は減るでしょう。

最悪の場合は、転職エージェントの利用をお断りされる可能性も考えられます。
面接時は仕事への意欲があることをしっかり伝えてください。

不平や不満を言い過ぎない

転職エージェントの面談では、不平や不満を言い過ぎないように注意しましょう。

本音で話すことは大事ですが、現在の仕事の批判ばかりしても仕方ありません。
面談は担当者に愚痴を聞いてもらう場ではなく、次の就職先へのステップアップの場です。

もし不満がある場合は、「現在の仕事の○○な点がネックなので、次の仕事では回避したい」といった伝え方がベスト。

なるべくコンパクトにまとめ、どのように解決していくかを相談する方が担当者も対応しやすくなります。

【他の転職エージェントの批判は絶対にNG】

複数の転職エージェントを利用している人に限りますが、他社の転職エージェントの批判は避けましょう。

ハッキリ言って、他社の転職エージェントの話を聞かされても困るだけ。

「より専門的なアドバイスや情報が欲しかった」
「他の転職エージェント(担当者)の意見も聞きたかった」

上記のような当たり障りのない感想がベストです。
間違っても「他の転職エージェントは使えなかった」なんて言ってはいけません。

また担当者と合わないと思ったら、変更してもらうのも一つの手ですよ。
信用できない転職エージェントの特徴と見分け方!おすすめのエージェントも紹介

積極的にアピールする

転職エージェントとの面談では積極的にアピールしましょう。
希望条件や今後のライフプランなど、理想の形をしっかり伝えるのがポイント。

また所持している資格やこれまでの実績があればアピールしましょう。

  • 「営業実績で社内ランキング1位になった」
  • 「前年比から会社の売上を30%伸ばした」
  • 「業務効率化を推進し、コストを5%削減した」

特に上記のような数字の裏付けがある実績は、大きなアドバンテージになります。

面談の場で急に考えるのは難しいので、アピールポイントは事前にまとめておきましょう。

【資格があればより求人案件が広がる】

資格を所持していると紹介を受ける企業が増えるだけではなく、採用される確率も高くなります。

『資格+実績』の相乗効果によって、さらに自分の価値を高めましょう。

所有している資格については、キャリアアドバイザーに相談してみてください。

初回面談後はお礼メールを送る

転職エージェントとの面談後は、担当者にお礼メールを送りましょう。

一般的なビジネスマナーがあることをアピールでき、好印象も持ってもらえます。

またエージェント側も人間なので、最初にお礼しておくことでより親身にサポートをおこなってくれるでしょう。

転職エージェントとの面談はキャンセルもできる

転職エージェントとの面談はキャンセルOK転職エージェントとの面談は、一度予約をとってもキャンセルすることが可能です。

ただしキャンセルする際は別の予定が決まった時点で連絡しましょう。
商談や打ち合わせと同様、ビジネスマナーとしてなるべく早めの連絡が大事です。
※遅刻も同様です。

遅くても前日までには伝え、断り方も丁寧に心がけましょう。

また事前に連絡をすれば、印象を悪くすることなくリスケ(延期・日程変更)できます。
※リスケ…リスケジュールの略(スケジュールの組み直し)

体調不良や事故などやむを得ない当日キャンセルは仕方ありませんが、迅速に連絡してください。

3日以上前ならメールで連絡してもOK

転職エージェントとの面談をキャンセルしたいときは、メールで伝えても構いません。

目安として3日以上前のキャンセルならメールで断ってもOK。
ただし面談日直前や当日にキャンセルする場合は、直接電話で伝えましょう。

大原則として、連絡をせず無視や放置で面談に行かないのは絶対にNG
ビジネスマナー以前に人としてありえないので、その行動は控えてください。

転職エージェントの面談に関するQ&A

Q.面談は土日も対応してくれる?

結論から言って、土日対応している転職エージェントもあります。
(リクルートエージェント・マイナビエージェント等)

中には「土曜日は受け付けているけど、日曜日と祝日は休み」というところもあるので確認しておきましょう。

平日は忙しい方でも、休日対応している転職エージェントなら面談のアポイントを取りやすいです。

また複数のエージェントに登録している方は、1日に集中して面談を固めるのも一つの手。
何日もかけて面談を受けるより、効率的よく情報収集に専念できます。

ただし、ダブルブッキングや担当者との面談に遅れないように注意しましょう。

Q.転職活動中に面談する回数は?

基本的に面談は1~2回だけです。

面談では自己紹介や希望条件のすり合わせをし、終わった後はメールや電話にて求人案件の連絡を貰えます。

気に入った案件があればその旨を返信して応募に繋がる流れです。

また転職エージェントによっては、面談後も顔を合わせて書類作成や面接対策を取ってくれるところも。

面談回数に決まりがあるわけではないので、都合や状況に応じて対応してくれますよ。

Q.現在の職業の名刺は必要?

現職の名刺を持っていても、面談時には必要ありません

というのも、名刺は会社から支給されている会社の備品の一部です。

業務外(プライベート)で名刺を配ると、”社会人としてのモラルが欠如している”と認識される可能性も。

転職エージェントから名刺を受け取っても、自身の名刺は出さないようにしましょう。

名刺を受け取ったら、直接名前を伝えて挨拶してください。

Q.転職エージェント側から面談を断られる理由は?

転職エージェントに面談を断れることもある前提として転職エージェント側から面談を断られ、面談なしのケースもあります。

断られる理由として挙げられる原因は主に以下。

  • 理想が高い
    ⇒実務経歴や資格が足りないのに希望職種が高い
  • サポートしたくない人柄
    ⇒横暴な態度や高圧的な態度で接してくる
  • 転職活動の意欲が低い
    ⇒本気度が伝わらない人の優先度は低い
  • 短期間での転職回数が多い
    ⇒次の職場もすぐ辞める恐れがある(違約金の支払いが必要)

なるべく上記の条件には当てはまらないように気を付けてください。
エージェント側が面談を断る要因を抑えておけば、断られることはほぼありません。

もし面談を断られてしまった場合は相談自体が難しくなるので、他の転職エージェントを利用しましょう。

下記では、おすすめの転職エージェントや転職のコツについて詳しく解説しています。
本当におすすめの転職エージェントランキングBEST7!年代別おすすめや転職成功のコツも

転職エージェントとの面談は就職活動の第1歩!

転職エージェントとの面談は、転職サポートの重要な1歩目です。

担当者は求職者の経歴やスキルを考慮した上で、希望条件に沿えるよう努めてくれます。
不安に思っていることや悩みがあれば遠慮せず本音で話しましょう。

また面談で自分の思いをしっかり伝えていないと、いざ転職・求職活動を進めたときに方向性がズレてしまうこともあります。

まずはしっかりコミュニケーションをとり、お互いの理解を深めることが大切です。