フリーター歴が長いと、正社員にはなれないと諦めていませんか?
確かに世間で言われるように、フリーターから正社員への就職は簡単ではありません。
職歴で勝負できない方は、転職活動のサポートが手厚いフリーター向けの転職エージェントを活用しましょう。
この記事ではフリーターが転職エージェントを使うべき理由や選び方、おすすめの転職エージェントをご紹介します。
本気で脱フリーターを目指している方は、是非参考にして下さいね。
目次
フリーターに適した転職エージェントの選び方と理由
フリーターの方は、以下リストに当てはまる転職エージェントを選びましょう。
- エージェントがターゲットとする年代と自分の年齢が一致する
- フリーターに特化している
- 「未経験可」「人物重視」の求人が多い
- 転職活動のサポートが手厚い
職歴有無以前の問題で、まず転職エージェントが力を入れる年代と自分の年齢が合うか確認が必要です。
20代の転職が強いエージェントに30代の方が登録しても、紹介して貰える求人がないこともあります。
またフリーター向けのエージェントなら、職歴がネックにならない求人案件を中心に保有。
フリーターの就職に必要なノウハウを持っているのでより心強いです。
これらの重要なポイントを押さえることで、就職への道が一歩開けるでしょう。
【年代別】フリーター向け転職エージェント厳選9社
正直、フリーターの就職は若年層ほど有利です。
しかし転職エージェントを賢く活用することで、年代問わず就職成功に近づけます。
アルバイト先でのコンテスト入賞歴や、夢を叶えるため打ち込んできたことがあればPRポイントとして活かせる場合も。
転職エージェントの担当者とフリーター生活を振り返り、スキルの棚卸しをしましょう。
また転職支援サービスは2~3社併用すると、企業の選択肢を広げられますよ。
20代のフリーター向け転職エージェント3選
20代の方には、将来性重視の求人を多く掲載する以下の若年層特化型転職エージェントがおすすめです。
- ハタラクティブ:社会人未経験者へのサポートが充実
- マイナビジョブ20’s:20代の転職市場を熟知した大手
- ジェイック(JAIC):ビジネスマナーが学べる研修付き
大学や専門学校を卒業後2~3年以内であれば、第二新卒・既卒枠で就活できるチャンスがあります。
若さを武器として、有利に転職活動を進めましょう。
高卒・未経験からなら「ハタラクティブ」
(引用:ハタラクティブ公式HP)
ハタラクティブは20代の転職・就職に特化した転職エージェントです。
未経験向けの求人を多く扱っているため、職務経歴のないフリーターや高卒の方でも問題なく利用できます。
また履歴書の添削だけでなく、応募企業に合わせた面接対策を徹底的にサポート。
はじめての就活で不安な方は、是非登録してみて下さいね。
詳しいハタラクティブの評判は以下の記事をチェック!
>>ハタラクティブの評判は悪すぎ?利用者50人の口コミと特徴を解説
第二新卒・既卒枠狙いなら「マイナビジョブ20’s」
(引用:マイナビジョブ20’s公式HP)
第二新卒をはじめ20代に特化した転職エージェント「マイナビジョブ20’s」は、就職を失敗した経験がある若手におすすめ。
幅広い職種が揃っているだけでなく、職種・業種未経験OKの求人が豊富でキャリア転換にも向いています。
若手の転職市場を熟知した担当者が、フリーターの慣れない就活をサポートしてくれるでしょう。
また公式HPの中にあるマイナビジョブ20’s適正診断を活用すると自己分析が捗り、就職活動に役立ちます。
大卒ニートでもOK「ジェイック(JAIC)」
(引用:JAIC公式HP)
ジェイックは「カレッジ」と呼ばれる研修制度を通し、ビジネスマナーを学んだ上で就職活動を進める転職エージェントです。
社会人未経験者の就職成功率は約80%以上。
学校卒業後、フリーターやニートをしていた方でも正社員への道が目指せます。
研修終了後は書類選考不要の集団面接に参加できるので、書類選考ではじかれやすいフリーターには喜ばしいポイントでしょう。
高校や大学を卒業後3年以内の転職活動なら、第二新卒をターゲットとするエージェントの活用がおすすめ。
当てはまる方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。
>>第二新卒におすすめの転職エージェント・サイトを紹介!適切な選び方や利用するコツも解説
30代のフリーター向け転職エージェント3選
30代の就活は、幅広い年齢に対応する以下の総合型転職エージェントが好ましいでしょう。
- パソナキャリア:手厚いサポート
- ワークポート:IT・WEB系に強く30代でも利用可
- DYM就職:正社員就職率96% ※35歳まで
長期キャリア形成のため、多くの企業が35歳以下の人材を求めます。
35歳を超えると管理職以上の経験必須な求人が増加するので、出来るだけ急いで就職先を見つけて下さい。
フリーター経験を活かして就活「パソナキャリア」
(引用:パソナキャリア公式HP)
パソナキャリアは、幅広い求人と手厚いサポートが魅力の総合型転職エージェントです。
キャリアアドバイザーが親身に相談にのってくれるので、30代の就活が不安な方も安心して利用できます。
特にフリーターがメインターゲットのエージェントではありませんが、社会人経験がない方でも登録可能です。
求人を紹介して貰える確率を上げたい方は、アルバイトやパートでの業務経験が活かせる職業を狙いましょう。
パソナキャリアの口コミはこちらの記事をチェック!
>>【2020年最新】パソナキャリアの評判はひどいって本当?実際の口コミから本音で評価
30代でIT業界を目指すなら「ワークポート(WORKPORT)」
(引用:ワークポート公式HP)
ワークポート(WORKPORT)は、IT・ゲーム業界に強い転職エージェントです。
フリーター特化型ではないものの、30代未経験でも応募可能な求人を多く保有。
また現在フリーターの方でも過去にSE等の実務経験があれば、IT業界への就職を有利に進められる可能性があります。
コンシェルジュのレスポンスが早く、スピード感を意識して転職活動を支えてくれると好評のエージェントです。
ワークポートが気になる方は以下記事も併せてご覧ください。
>>ワークポートを利用した転職について解説、 メリット・デメリット
30代でも正社員のチャンスあり「DYM就職」
(引用:DYM就職公式HP)
未経験に強いDYM就職は、30代の方でも書類選考なしで面接へ進める転職エージェント。
企業側もフリーターや職歴がない方からの応募を想定しているため、年齢・職歴がネックになりにくいことが特徴です。
基本的に求人の雇用条件は正社員の募集が多く、就職率はなんと96%ほど。
キャリア形成したい35歳未満の方は是非チェックしてみて下さい。
⇒ 30代におすすめの転職エージェントを徹底比較!女性・未経験向けなど特徴別にも紹介
40代フリーター向け転職エージェント3選
特に就職が難しいとされる40代フリーターの方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- リクルートエージェント:圧倒的求人数が魅力的
- Spring転職エージェント:職歴以外もトータルで価値を計る
- パーソルキャリアコンサルティング:ミドル層の就職支援に注力
40代に特化した転職エージェントか、求人数が業界最多である大手の総合型転職エージェントを選びましょう。
企業の条件と合致する項目が少ないからこそ、転職のプロによる支援は欠かせません。
幅広い年齢の求人がある「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント公式HP)
リクルートエージェントは、国内で業界最大手の転職エージェントです。
40代の就活は企業側の募集条件と合わず、応募できる求人が全くないこともあります。
ただし幅広い職種・世代に対応できる求人を30万件近く扱うリクルートエージェントなら、希望とマッチする企業を見つけられるでしょう。
また正社員の職歴がある方は、経歴を生かして同職業への就職を目指すのもオススメです。
リクルートエージェントの実際の口コミは以下の記事をチェック!
>>【2021年最新】リクルートエージェントは評判ひどいって本当?50人の口コミから見た実態・特徴を解説
国外への就職も視野に入れる「Spring転職エージェント」
(引用:Spring転職エージェント公式HP)
60ヶ国に拠点を持つ「Spring転職エージェント」は、営業から事務まで広いカテゴリを扱う総合型の転職エージェントです。
国内企業の求人以外に、国外・外資系の求人も豊富に揃えています。
転職エージェントでは、職歴やスキルがないとお断りされるケースがあるのも事実。
ただしSpring転職エージェントでは転職希望者のカルチャーを知るため、面談を断らない方針を取っています。
フリーターにも十分チャンスがある転職エージェントと言えるでしょう。
spring転職エージェントの特徴については以下記事でもご紹介しています。
>>Springでの転職解説やメリット・デメリット
ミドル層に特化した「パーソルキャリアコンサルティング」
(引用:パーソルキャリアコンサルティング公式HP)
パーソルキャリアコンサルティングは、40代以上の方がターゲットの転職エージェント。
フリーター特化型ではありませんが、年齢がネックにならないのでミドル層におすすめです。
ご家庭の事情でフリーターにならざるを得なかった方も、再就職のチャンスがあるでしょう。
自宅受講できるパソコン講座や自己理解セミナーもあるので、是非就活に活用してみて下さいね。
この他40代向けの転職エージェントは、以下の記事をチェックしてみて下さい!
転職エージェントのサービスと活用方法
転職エージェントでは以下の通り、企業選考に関連する手厚いサービスを展開しています。
- 応募先企業選び
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業別の面接練習
- 書類応募・選考スケジュール調整
- 内定時の条件交渉
- 転職活動合同セミナー
就職活動の悩みや不明点があれば、キャリアアドバイザーが相談にのってくれます。
本気で就職する姿勢を見せるためにも、担当者からのメールや電話は出来るだけ早く返しましょう。
またフリーターの方はアドバイザーのサポートを受けるだけでなく、ビジネスマナーが学べるセミナー等も積極的に活用して下さいね。
転職成功のコツをさらに詳しく知りたい方はこちら!
>>本当におすすめの転職エージェントランキングBEST7!年代別おすすめや転職成功のコツも
脱フリーター!転職成功に繋げるポイントを解説
フリーターの転職活動で、成功・失敗の別れ道になるポイントは以下。
- 就職しやすい業界・職業を選ぶ
- 社会人マナーを押さえる
- フリーターだった理由を明確に伝える
- 長く会社に勤める意志を持つ
これらの項目を客観的に見直して、転職活動に活かしてくださいね。
就職しやすい業界・職業を選ぶ
フリーターの方は人手不足の業界や、スキルがなくても始めやすい職種への就職を目指しましょう。
狙い目は大手の企業と比べて倍率の低い中小企業です。
今後のキャリアプランを考えた上で、転職エージェントに相談してみて下さい。
フリーターが就職しやすい職種については、以下記事で詳しくご紹介しています。
>>フリーターでも就職できる職種7選!正社員になる秘訣やおすすめの転職エージェントも紹介
社会人マナーを押さえる
社会人としてのマナーを事前に調べ、転職エージェント利用時から実践していきましょう。
以下は、具体的なマナーの一例です。
これらを含め、働く上で必要最低限の礼儀は就活中にしっかり学んでおきましょう。
キャリアアドバイザーにいい印象を与えられると信頼関係が築きやすくなり、就職活動がスムーズに進みます。
エージェント登録後のマナー違反に注意
転職エージェントを利用した就活を進める中で、お互いの信頼関係は重要なポイント。
仮に担当者からドライ・冷たい対応をされても、下記のような行動はマナー違反です。
- 予約した面談を無断欠席
- 電話等の連絡を無視する
- 礼を欠くメールを送る
もしキャリアアドバイザーと相性が合わない時は、担当変更を希望することが可能です。
お問合せフォーム等から申請できる場合が多いので、まずはWEBサイトのよくある質問ページなどをチェックしましょう。
【関連記事:信用できない転職エージェントの特徴と見分け方!おすすめのエージェントも紹介】
フリーターだった理由を明確に伝える
転職エージェントとの面談では、就職しなかった理由について問われる可能性が非常に高いです。
面談対策のため、まずは以下例のようにフリーターである理由をはっきりさせましょう。
- 何となく続けてきた
- 家族を介護していた
- 実家の自営業を手伝っていた
- 病気で療養していた
- 本気で夢を追いかけ活動していた
いずれの理由も、ストレートに伝えるだけではエージェント側に納得して貰えません。
ポジティブな印象を持って貰うため、理由とセットで「将来の目標」を伝えてみて下さい。
「人として責任ある仕事で社会に貢献したい」など、具体的であるほど良いでしょう。
フリーターだった理由は企業も気にするポイントなので、いずれ企業の面接でも聞かれること。
本番で納得してもらえるよう、入念に準備して望んで下さいね。
下記の記事では転職エージェントとの面談について詳しく解説しています。
⇒転職エージェントとの面談で求人案件の質が決まる!?話す内容や準備しとくべき物を紹介
長く会社に勤める意志を持つ
フリーター歴が長いと、紹介してもすぐ辞めてしまうのではと邪推されることもしばしば。
転職エージェントと企業間の信頼関係は、良い人材を紹介することで成り立っています。
現在フリーターの方は、就職後どのように働きたいかをキャリアアドバイザーにしっかり伝えて信用して貰いましょう。
また長期的なキャリアプランも合わせて伝えられるとベストです。
転職エージェントで断られた時の選択肢3つ
転職エージェントを登録しても、必ずサービスを受けられるとは言い切れません。
登録後に紹介出来る求人がないことが原因で、支援をお断りされるケースもあります。
ただしそのエージェントと縁がなかっただけで、転職成功への道は以下の通り他にもあるので安心しましょう。
- 他の転職エージェントに登録
- 転職サイトで地道に活動
- ハローワークやジョブカフェ、就活エクスプレスで相談
また転職エージェントや転職サイトは組み合わせて使うのがおすすめです。
企業選択の幅が広がり、就職成功率のアップが期待できますよ。
他の転職エージェントに登録
求人を紹介して貰えるかどうかは、取扱う求人と条件が合致するかがポイントになります。
各社で保有する求人内容は異なるため、フリーターの就職に強い転職エージェントを複数社登録してみてください。
いくつかの転職エージェントに登録することで、担当者やサービスの比較もできます。
また1度断られた転職エージェントに再登録したい場合は、時期を変えて挑戦しましょう。
「登録した時期がたまたま悪かった」ケースも考えられます。
一般的に企業の求人が豊富な1~3月・7月~9月がお勧めです。
転職エージェントを複数登録する上での選び方など、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
⇒転職エージェントは複数登録した方がいい?併用するメリット・デメリットや注意点を解説
転職サイトで地道に活動
利用出来る転職エージェントが中々見つからない場合は、転職サイトでこつこつ転職活動を進めましょう。
大手転職サイトの企業説明会や転職フェアを活用すれば、情報収集できたりビジネスマナーが学べます。
転職のプロによる指導には及ばないものの、使い方次第では就活をスムーズに進められるでしょう。
また求人条件や傾向が把握できるので、転職エージェント利用前の下調べにも有効です。
未経験歓迎求人が豊富な【リクナビNEXT】
(引用:リクナビネクスト公式HP)
脱フリーターしたい方におすすめなのは、大手転職サイトのリクナビネクスト。
正社員求人を多数扱っており、転職者の約8割が利用していると言われています。
こだわり条件「フリーターから正社員を目指す」で絞り込めば、フリーター向け求人だけをチェックでき使い勝手抜群です。
自己分析に使える「グットポイント診断」も好評なので、就活に賢く活かしてみて下さいね。
リクナビネクストの評判は以下の記事でチェック!
>>【2020年最新】リクナビネクスト(リクナビNEXT)の評判が気になる人必見!口コミや特徴をまるっと解説
その他のおすすめ転職サイトは以下の記事で詳しくご紹介!
>>【2020年最新】転職サイトでおすすめはどれ?本当に選ぶべきところを年代・職業・特徴別で紹介します
ハローワークやジョブカフェ、就活エクスプレスで相談
転職エージェント以外で就職先を探す場合は、以下のような公的機関が展開する就職支援サービスも視野に入れましょう。
- ハローワーク:全国に500か所ある幅広い求人を扱う公的機関
- ジョブカフェ:46都道府県主体の就職相談・職業紹介サービス
- 就活エクスプレス:東京都が委託元の就職支援サービス
これらのサービスは地域密着型なので、地元の就職先を探す方におすすめです。
また公共職業安定所(ハローワーク)では、高齢者や障がい者まで幅広い方のニーズに対応できる求人を扱っています。
就活エクスプレスの対象年齢は30~54歳ですが、ジョブカフェは自治体によって対象年齢が異なるので注意して下さい。
フリーターの転職はエージェントと対策を講じよう
フリーターの就職には、いち早い行動力と計画性が欠かせません。
転職市場は歳を取るほど不利になっていくので、一番若い今就活を始めるのが最善策です。
また転職エージェントによるサポートを受ければ、円滑な企業選びや新たなセールスポイントが見つかり就活しやすくなります。
ぜひ転職エージェントを使って、キャリア構築への一歩を踏み出して下さいね。