ビジネスマンの誰もが会社に何らかの不満を持っているものです。

会社が嫌いになった人は、過重労働の環境や低賃金、人との付き合いなどの問題が原因である事が多く、多くの方が悩まされています。ここでは、よくある会社が嫌いになった理由を紐解き、対策にはどのようなものがあるかを解説します。

会社が嫌いになるよくある理由

残業が多いせいで会社が嫌いになる

社会的問題にもなっている残業と過重労働は多くの会社で解決すべき課題になっています。

会社が課題認識をしていればよいですが、他人事のように思っている会社もあり、社員への負担が全く軽減していない現場が多く残されています。本来、残業とは上司の指示のもとで行われるものです。

どれだけ生産性を上げても次々と仕事が下りてくる会社で働いていると、誰でも会社が嫌いになるものです。現場から訴えても聞く耳をもたない会社では、社員の不満は募るばかりでしょう。

 

低賃金であるため会社が嫌いになる

頑張っているのに給料が上がらない、という会社で働いていると、会社のことが嫌いになってしまいす。

やりがいのであれば仕事なら続けることができる、という考えは、既に十分な賃金がある場合です。どれだけ魅力的な仕事であっても低賃金の会社では長く働きたいとは思いません。

責任が重いため会社が嫌いになる

1つ1つの仕事の責任が重い会社とは、いいかえれば責任の所在が曖昧になっている会社だといえるでしょう。

本来、組織やチームのトップになるべき人が責任を取ることは無く、全て現場に任せる仕組みになっている会社では不満が多くなってしまいます。

また、責任の重さは賃金とも関係があり、責任が重くなれば、比例して給与も増えていくはずですが、賃金水準が低いままに責任だけが増大していく仕組みになっていれば、会社の事は嫌いになってしまうでしょう。

尊敬できる上司がいないため会社が嫌いになる

自分の身の回りに尊敬できる上司や先輩がいないと会社が嫌いになることがあります。個人として成長していかなければなりませんが、仕事とは組織で行うものであり、上司の背中を見て成長する部分が大いにあります。

尊敬できる上司がいれば仕事にも活力が生まれ、コミュニケーションも活性化されます。仕事での付き合いが円滑になればなるほどストレスは溜まりにくく、会社への不満は軽減されていくものなのです。

尊敬する上司がいない会社では心の拠りどころがなくなってしまい、次第に会社が嫌いになっていく場合も少なくありません。

当たり前のことができていない会社は嫌いになる

職場の雰囲気は、1人1人のマナーや挨拶などから作られます。朝会社に来たとき、元気にあいさつが交わされる会社は、職場の雰囲気もよくなります。

また、ゴミは各自で分別する、机は常に綺麗にする、といった当たり前のマナーが守られている会社では、空気も締まっており、仕事に打ち込む環境が作られるものです。

社会人として当たり前のことができていない会社は、雰囲気がとても悪く、会社が嫌いになる要因となるでしょう。

会社が嫌いになった時の選択肢3つ

会社が嫌いになったときには、3つの選択肢から選ぶことになります。1つ目が、現状に我慢をして働き続けること。2つ目が、対策を取って働き続けること。そして3つ目が転職をすることです。

会社が嫌いでも働き続けなければならないのは、生活があるためです。1人暮らしなら会社を辞めてアルバイトなどでつなぐこともできますが、家族がいる場合やローンがある場合には、簡単に仕事を辞めるわけにはいきません。

会社が嫌いなら転職をすればよいかというと、そう簡単にいくものではありません。自分の実力に不安があり、スキルが高くない人にとっては、転職は大きな壁になるでしょう。加えて、年齢が40代を超えると転職のハードルはかなり高くなります。

会社が嫌いになったときには、自分の5年後、10年後の姿をイメージしてみるとこの先に進むべき道が見えてくるでしょう。このまま働き続けるのか、それとも対策をとって働く方法を変えるのか。または、転職をして新しい環境にチャレンジするのか。自分が選択した道に後悔が無いようにしなければなりません。

転職を志している場合、一度転職エージェントに相談することをおすすめします。

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会社が嫌いでも我慢するコツ

会社が嫌いでも我慢して働くためのコツは、自分の仕事の範囲を狭くするということです。

仕事をしていると、周りに困っている人がいたり、仕事の幅を広げてみたりしたくなるものです。通常の会社であれば、周りの役に立つことは評価になり自己成長につながるものですが、会社が嫌いなときには仕事を絞って考えるようにするとよいでしょう。

最低限のやるべきことだけに専念し、会社に対するストレスを軽減することで、精神的な負担を和らげることができるようになります。

また、会社が嫌いな理由が「人」であるならば、対象となる人に余り近づかないようにするとよいでしょう。何とかつながりを持とうと思って、モチベーションを落としては意味がありません。仕事しやすい人を選んで、日々を過ごすようにします。

会社が嫌いでも働くための対策

仕事に前向きに取り組むことができるようになる対策を取ることで、自分が会社を嫌いであることが気にならなくなる、または会社を嫌いに思う気持ちが収まるようになります。

会社が嫌いな人の対策として、プライベートの充実があるでしょう。仕事をメインに考えている生活から、プライベートをメインにした生活に切り替える事が大切です。

会社にいる時間の方が長いですが、月曜から金曜までは休みの日を楽しむための試練のように考えるのもよいでしょう。プライベートをメインに考えるためには、休日が充実していなければなりません。

ぼーっと過ごすだけの休日だと体は休まっているように見えて、心は何もリフレッシュされていない状態になります。新しい趣味にチャレンジをしてみたり、どこかに出かける予定を先まで組んでみたりすると、充実した日々を過ごすことができるようになります。

また、転職をしなくても環境を切り替えることができます。職種を変えることや異動があげられます。今の職種から違う職種へ切り替えたり異動を申し出るためには、それなりの努力が必要になるかもしれません。

しかし尊敬できない上司や雰囲気の悪い職場から離れられる場合は、無駄な努力にはならないでしょう。ずっと嫌いだった会社も違った面が見えるようになれば、気分が変わることも考えられます。

会社が嫌いで転職する際の注意点

転職をするときに、会社が嫌いであることを理由にしてはいけません。面接官にとって、前の会社の悪いイメージばかりを伝えると、「人間的に成長が出来ていない人だ」と思われたり「当社に来ても同じように不満を持つ人だ」という評価に繋がってしまうためです。

嫌いな会社の悪口をいうのではなく、そこで何を学んできたのかを前面に出すようにしましょう。転職に踏ん切りが付かない人は、働きながら次の仕事を探してみると効果的です。違う会社を調べることは、今の会社との比較もできるようになり、何より転職活動をしている時には自社に対するストレスが減少していくでしょう。