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会社には、尊敬できる上司もいれば、ダメな上司もいます。部下は自分から上司を選ぶことはできず、運悪くダメな上司にあたってしまっては仕事は面白くありませんし、会社にも行きたくなくなります。
この記事では、ダメな上司の特徴をまとめ、ダメな上司に依存しない有能な部下になるための対処方法を解説します。
ダメな上司の特徴
提案を受け入れてくれないダメな上司
仕事で新しいアイデアが浮かんだり、チャレンジしてみたい企画ができた時、まずは上司に提案をするでしょう。しかし、部下からの提案を全く受け入れない上司がいます。
これは、新しいことにチャレンジして失敗をしたくないと思っているからです。つまり、大きな成功を得ることもありませんが、失敗をすることもない、いわれた事だけをやればいいと思っているダメ上司です。
自分がチャレンジをしなくても、部下がチャレンジをしてしまうと自分の責任になってしまいます。もし、提案を聞いてくれたとしても更に上へは話がいくことはありません。
部下を育てるつもりがないダメな上司
会社という組織は、若い社員の底上げがあってこそ成長を続けるものです。しかし、部下を育てるつもりがないダメな上司がいます。
このタイプの上司には、部下を育てない3つの理由があります。
部下を育てることが何になるのかを理解していないダメな上司のパターンです。
部や課、チームで利益を出す必要があることは分かっているのですが、それと部下の成長がつながらないのです。
自分に劣等感があるダメ上司は、自分は努力をせず、努力をする部下を止めることで自分の地位を守ろうとしているのです。
部下が自分で勉強や努力を続ければスキルアップしていくのですが、上司として、自分が手を出すことを嫌うのです。
部下をこれまでに育てたことが無い上司は、どのように育てたらいいか分かりません。
初めて部下ができた時に、誰もが通る道なのですが、考えるのが面倒なのです。
部下を育てるのが面倒だと思っている上司は、他の仕事もどこか手を抜くようになっています。
部下に仕事を任せないダメな上司
何にもしない上司ばかりがダメ上司とは限りません。全て自分でやってしまう上司もダメ上司です。
このタイプの上司は、自分でやった方が早い、部下に任せると間違える可能性が高い、と思っているのです。
確かに、仕事は出来るかもしれませんが、上手く組織力を引き出すことができていません。部下は仕事を任されないので、いつまで経っても新しい事を覚えることなく、単調な毎日を送ることになってしまいます。
上司は本来、少し難しい仕事も部下に任せ、頭を使わせなければなりません。失敗をしなければ、壁をぶち破れないことだってあるのです。
チームとしてのアウトプットは優秀かもしれませんが、何年経ってもダメ上司頼りの組織が出来上がってしまいます。
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強引に飲みに誘うダメな上司
パワハラやセクハラのキーワードを聞く機会は減ってきましたが、それでも部下を強引に飲みに誘う上司はいます。
いくら予定があっても「仕事のうちだ」といって連れ出し、部下のプライベートなど気にしていないのです。誘ったら誘ったで、飲みながら自分の自慢話をする始末で、ついていった部下はただ疲れだけが残ってしまいます。
勇気を出して上司からの飲みの誘いを断ったら、あからさまに態度を変えたり、部下の評価を落としたりしたりする可能性もあります。
トラブルや難しいことから逃げるダメな上司
実務を動かすのが部下の仕事であれば、トラブルや難しい問題が起こった時に率先して対応するのが上司の役目です。しかし、ダメな上司はトラブルを見ないふりをし、難しい問題からは逃げ出します。
上司が前に立ってトラブルを解決する上司の背中を見て、部下は育ちます。また、難しい問題を一緒に解決することで、仕事の進め方を覚えていくのです。しかし、更にダメな上司は、トラブルを部下の責任にして経営層に報告することがあります。
自分が守らなければならないのは部下ではなく、自分の地位になっているのです。
すぐに怒るダメな上司
部下に対して「怒る」のと「叱る」のは意味が違います。
「叱る」は間違っているところを指摘して、本来ならどうすればよかったのかを教育します。大きな声を出す必要もなく、また人前で叱る必要もありません。
しかし、ダメな上司は、すぐに怒ります。しかも、他のメンバーがいる前で大きな声で怒るため、部下は仕事に対してのモチベーションが下がります。そして、怒るだけで部下を褒めることなど一度もありません。
また、ダメな上司に限って「怒っているのはお前のためだ」とか「優しくしては部下が育たない」なんて間違った感情をもってしまっているのです。
ダメな上司がよく口にする発言
そんなんで、よくうちの会社に入れたな!
これは新人に対してダメな上司がよく使う言葉です。こういう発言が出てくるということは、直してあげようとか成長させてあげよう、という気持ちが無いという事です。
部下の提案を論理的に返すのではなく、機嫌を悪くして無関心になる上司です。
上司として仕事を任せるのと無関心は全く意味が違います。部下に対して無関心になる上司は、仕事のミスを部下の責任にしやすいです。
出身地や出身大学などをネタにするのも同じです。
ビジネス上でのフィールドを飛び出すのは、単なる嫌がらせでしかありません。
有能な部下になるための方法
反面教師にして自分の反省点を自覚する
ダメな上司と接していると、自分を正当化しやすくなります。つまり、本来なら自分が反省すべきポイントに気付かなくなるのです。
これでは、ダメな上司に引っ張られて自分の成長も止めてしまいます。
ダメな上司と接する時には、反面教師の考えで自分を見つめ直すよい機会だと割り切るようにしましょう。そうすることで、将来自分が上司の立場になった時に、ダメな上司にはならずに部下から信頼を得ることができるようになります。
ビジネスライクな接し方をして媚びない
ダメな上司とはプライベートの話をしないことをおすすめします。あくまでビジネスライクの付き合いを続けるのです。ダメな上司に媚びても何にもいいことなど起こりません。
それで態度を変えたり、評価を落とされるようなことがあれば、遠慮なく更に上の上司に相談をしましょう。
自分の仕事に集中して昇進を狙う
ダメな上司の相手をせずに、自分なりに必死の努力を続けていると、次第に上司が目に入らなくなってきます。
仕事に対して手を抜かず、自宅でも勉強をして努力をしていけば、必ず見てくれる人が出てきます。また、そういう人のところに仕事のチャンスは訪れるのです。
ダメな上司の特徴まとめ
これまでにもダメな上司に出会っている人もいるでしょうし、これから出会う機会もあるかもしれません。そんな時、ダメな上司に引っ張られて自分のよさを無くさないようにしましょう。困ったら周りに相談をすることで、解決策が出てくることもあります。
ダメな上司のために、ストレスを溜めるのは、とてももったいないことなのです。
また、どうしても上司と上手くいかず、精神的負担になっている場合は、転職を考えるのもひとつの手です。