生きていれば、誰でも一度や二度は「もう人生どうでもいいや」という感情に襲われることがあるものです。

この記事では、どんなときに「人生どうでもいい」と思ってしまうのか、また「人生どうでもいい」という感情から抜け出すためのコツや方法を解説します。自分のこれからの生き方に活用できます。

人生どうでもいいと感じるのはどんなときか

どんな時に「人生どうでもいい」と感じるのかは人それぞれです。
しかし、以下のような状況のときに「人生どうでもいい」と感じる人が多くいるようです。

また、原因は一つではなく複合的な場合もあります。

恋人と別れたとき

好きな人との別れはとても辛いものです。
特にふられた側は、突然ふりかかってきた悲しい出来事を自分のこととして認めるのに時間がかかる場合もあります。

「ただの失恋なのだから、次の人を探せばいいだけじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、恋人の存在というのは思いのほか大きいものです。

恋人と旅行に行くお金を貯めたくてアルバイトを頑張った、デートの時間を作るために猛スピードで仕事を仕上げたなどという経験は誰にでもあるはずです。

恋人がいるということは、全ての原動力になるといっても過言ではありません。
その原動力を失ってしまったら、なにを目的に人生を頑張ったらよいのかわからなくなり「もうどうでもいいや」という気持ちになるのでしょう。

家族を失ったとき

家族を失うという出来事も、生きいてる中でとても辛いことです。

ずっとささえてくれた両親に、恩返しがしたいと考えている人は多いものです。

就職して頑張っている姿を見せたい、次は結婚して立派に家庭を持ったところを見せたい、次は孫の顔を見せたいと、両親が元気なうちは自分も頑張ろうという気持ちで日々を送っている人もいるでしょう。

ご両親が亡くなってしまうと、自分が何もしてあげられなかったという不甲斐なさと、もう自分のことを心配する人なんて誰もいないような気持ちにかられ「人生どうでもいいや」と思ってしまいがちです。

忙しすぎるとき

仕事が忙しいうえに家事も育児もしなくてはならない、そのうえ家の更新が近づいて部屋探しをしなくてはならない、そんな中で父親が入院して看病しなければならない。

こんな状況に立たされればもう自分のキャパはパンパンです。

忙しすぎて何かを冷静に考える余裕さえない状況に陥ったときにも、「人生どうでもいいや」と思うことがあります。

「一つひとつを整理して考えるのも面倒くさい」「もういい」「全部手放してしまいたい」という感情になるのがこのケースです。

結婚ができないとき

結婚はしなくてはいけないものではなく、人それぞれにタイミングがあります。

しかし、人生の流れの中のひとつに結婚を組み込んで考えている人の場合、なかなか結婚が叶わないと、自分はダメな人間なのではないかと考えてしまうことがあります。

結婚なんて誰でも苦労せずにしていることなのに、そんなこともできない自分はもう頑張って生きても仕方ないんじゃないか、もうどうでもいいやと思ってしまうのです。

未来が見えないとき

自分の未来についてふと考えた時に、「このまま何十年も生きて、自分にはどんな未来があるのだろう。同じような毎日が何十年も続くとしたらもうたくさんだ。」と思うこともあるでしょう。

特別やりたいことや目標がないときは、特にそう感じてしまいがちです。

人生どうでもいいと感じやすいのはどんな人か

人生どうでもいいと感じやすいのは、以下のようなタイプの人に多いといえます。

自分に自信がない人

自分に自信かなく、自分を褒めることが苦手な人は「人生どうでもいい」と考えてしまいがちです。

他人と自分を比べた時、ほかの人が出来ていることが自分に出来ていないと自分はダメな人間だと思ってしまうのです。

完璧主義の人

自分が思ったような結果が出なかったときに「ここまで出来たのだからこれでよし」と考える人がいます。反対に、「これしか出来ないならやってもしかたなかった」と考える人がいます。

後者の考え方をする人は完璧主義者といえます。

完璧主義の人は成功と失敗の二通りしかないため、失敗を経験することが多くなります。
そうすると自信をなくしてヤケになり、「もうどうでもいい」と思ってしまうようになります。

ネガティブにものごとを考える人

ものごとをポジティブに考える人とネガティブに考える人では、同じことが起きても考えや行動が違います。

恋人に振られたとした場合、ポジティブな人なら「もっといい人と出会うチャンスかも」「久しぶりの一人の時間を楽しんで旅行にでも出かけよう」と前向きに考えます。

一方でネガティブな人は「もうだれかと付き合うチャンスなんてない」「一人で出かけたってつまらない」と考えます。

ネガティブに考える人は負のループにはまり、人生がどうでもいいと感じてしまう傾向にあります。

人生どうでもいいと感じたときはどうしたらいいのか

人生どうでもいいと感じたときに、やってみるとよいことを以下に紹介します。

まずは休んでみる

人生どうでもいいやと思ったときは、心か身体、もしくは両方が疲れています。まずはゆっくり休んでみましょう。

そうはいっても仕事もあるしご飯も食べなくちゃいけないし・・といろいろ不安かも知れません。
しかし、どうでもいいやと思いながら仕事や家事しても効率のいいものではありません。

変ないい方をすれば、どうせどうでもいいと思っているのですから、少しぐらいいつもよりサボったっていいのです。

仕事が休めるなら休み、一週間は外食で掃除も洗濯もしない!と腹をくくってゆっくりしてみることをお勧めします。

広い視野をもってみる

大事なものを失ったり、信じていた人に裏切られたりするのは辛く苦しいことです。落ち込んで「もうどうでもいい」と考えるのも無理はありません。

しかし、そのような時には、少し視野を広くして考えることが大切です。
「この人でなければダメだ」「これができなければダメだ」と思っていたものにも、意外と代わりがあるものです。

失くしものをしたのは逆に考えれば「新しいものに出会えるチャンス」でもあります。考え方を少し変えてみると、違った世界が見えてくることもあるでしょう。

誰かに話を聞いてもらう

人生どうでもいいやと思ってしまったときは、誰かに話を聞いてもらうのもおすすめです。

家族や仲のよい友人など、気心が知れた人に話を聞いてもらいましょう。誰かに話を聞いてもらうだけで、だいぶスッキリするはずです。

さらに、自分にとってはどうしようもないくらい大変な出来事だとしても、人から見れば案外それほどでもないこともあります。

「それくらい大丈夫」「私も同じ経験があるけど今は楽しく生きてるよ」などといわれるかも知れません。

「なんとかなるさ」と気楽に考える

辛いことがあって落ち込んでいるときは、「もうどうやってもこの状況を抜け出せる気がしない・・・。」という気になります。

しかし、今までの人生でも、大抵のことはなんとかなってきたはずです。

人生どうでもいいやと思ってしまう人は真面目で感性が鋭い人が多いといえます。少し呑気なくらいに構えてみるのもたまにはよいのではないでしょうか。

人生どうでもいいと感じるときについてのまとめ

  • 人生どうでもいいと感じるのは次のようなケースがあります。
    ・恋人と別れたとき
    ・家族を失ったとき
    ・忙しすぎるとき
    ・結婚ができないとき
    ・未来が見えないとき
  • 人生どうでもいいと感じやすいのは次のようなタイプの人に多いといえます。
    ・自分に自信がない人
    ・完璧主義の人
    ・ネガティブにものごとを考える人
  • 人生どうでもいいと感じたときは、次のような対処方法があります。
    ・まずは休んでみる
    ・広い視野をもってみる
    ・誰かに話を聞いてもらう
    ・「なんとかなるさ」と気楽に考え