敵を知り己を知れば百戦危うからず(てきをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)とは

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敵を知り己を知れば百戦危うからずの意味とは

敵を知り己を知れば百戦危うからずとは、いわずと知れた、兵法で有名な『孫子』の一節です。敵の実力と、自分の実力と、両方をきちんと知っていたら、戦において負けることはないという意味になります。

この言葉には続きがありますが、かいつまむと、自分の実力を知っているだけで敵の実力を分かっていなかったら、勝ったり負けたりだが、両方の実力がわかってなかったら、負けるに決まっているということです。

ただし、孫子のいう「危うからず」とは「負けない」ということで、無理な戦いをいどまない、手を出さない決断をすることが含まれていることも注意しておきましょう。

敵を知り己を知れば百戦危うからずのビジネスシーンでの使い方

ビジネスパーソンには『孫子』の愛読者が少なくなく、このことばもシンプルですが、ビジネスのポイントをズバリついた言葉です。すなわち、情勢を客観的に、あまさず把握すること、希望的観測を混ぜ込まずに、決断する意味としてつかえます。

当たり前のことですが、本当にそれが出来ているか、自己点検は怠たらぬよう、つね日頃から心がけておきたいものです。

敵を知り己を知れば百戦危うからずの例文

敵を知り己を知れば百戦危うからず、といいます。我が社の実力については、もう少しシビアに見積もったほうがよろしいかと思います。
へえ、新しく資格を取るのかい。敵を知り己を知れば百戦危うからずというから、傾向と対策はしっかり研究しとけよ!