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内定式は、社会人として初めて迎える「オフィシャルなイベント」です。
社内にとっては、代表取締役、重役、人事部長が出席する大事なイベントであり、内定者にとっても、挨拶や自己紹介を通じて会社内の「最初の印象(セルフブランディング)」が決まる大事な瞬間です。
この「内定式の印象」と「面接内容の結果」から、最初の配属先が決まります。
就職活動について書かれている本やブログは多いものの、就職後について書かれているものは多くありません。
この記事では、内定式の挨拶についてまとめました。
社会人最初のイベントである内定式の挨拶の重要性
内定式の挨拶はとにかく第一印象が大事
内定式は「社会人として迎える初めての公の場」です。
役員や人事の前で「自分自身を印象付ける場」であり「最初の印象」は特に大事になってきます。
心理学的には「初頭効果(第一印象)」といわれ、その人の評価や好感度を大きく左右することが判明しています。
第一印象を良くするために
「最初の印象」を高めるためのポイントは、
・良く通る、張りのある声
・分かりやすい伝え方
以上の3つがポイントとなります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによると、人の印象を決める際の割合は以下の通りだといわれています。
・聴覚情報(声の質、大きさ、速さ、テンポ)・・・38%
・言語情報・・・7%
したがって内定式の中でも、役員や人事が「名前」と「各情報」をマッチングさせる「自己紹介」や「挨拶」は特に大事となります。
内定式での挨拶の肝は自己紹介
「自己紹介」のコツは、「ノンバーバルコミュニケーション」と「伝える内容(バーバルコミュニケーション)」の2つです。
ノンバーバルコミュニケーションとは
ノンバーバルコミュニケーションとは、「言語」以外の情報をもとに、相手とコミュニケーションをとる方法です。「非言語コミュニケーション」とも呼ばれています。
「見た目」「表情」「伝え方」「立ち振る舞い」が主な影響を与えるファクターとなります。
メラビアンの法則に準ずるならば、視覚情報と聴覚情報の双方を足すと「93%」の印象が決まることでしょう。
視覚情報である「見た目」や「表情」で好印象を与えるためには
最も影響度のある「視覚情報」ですが、よくするために難しいことは必要ありません。
・姿勢を正しくする
・笑顔を意識する
など、就職活動で意識していたことを継続すればいいでしょう。
聴覚情報である「伝え方」をよくするためには
「聴覚情報」とは、話している内容そのものではなく「伝え方(声質、喋りかた、口調)」のことをさします。
これも難しいことはありません。以下の事に気をつければいいでしょう。
・聞き取りやすくはっきりと発音する
・早口にならないみたいなことを意識する
バーバルコミュニケーション
最後に「言語情報」では、誰もが分かりやすい内容で伝えることが大切です。
分かりやすい内容にするためには、以下の事に注意してください。
・話の順序(起承転結)を意識すること
・伝える相手に対して、受け入れやすい言葉を選ぶこと
内定者代表としての挨拶で気をつけること
内定者代表の挨拶に選ばれるということは
数ある内定者の中から「代表の挨拶」に選ばれるということは大変名誉な話です。
ただ、注目されるからこそ気を付けなければなりません。ポイントは以下の3つです。
・自分語りをせずに「感謝」をつたえること
・仲間への敬意を示すことです。
内定者代表としての挨拶の例文
本日は、私たち内定者のために、このような盛大な内定式を催して頂き(もよおして)、誠に有難うございます。
内定者を代表致しまして、まずは心からお礼申し上げます。
社長(当日参加した役職が最も上の人)をはじめ諸先輩の皆様から、温かい励ましの言葉を頂き、深く感銘を受けるとともに、決意も新たに身が引き締まる思いでございます。内定者一同を代表して、重ねて深くお礼申し上げます。
また私共、〇〇月より〇〇株式会社の新入社員としてスタートできる喜びを、このうえなく光栄でございます。これは、内定を賜りました内定者全員に共通する思いであると思います。〇〇月より毎日大きな志や誇りをもって働くことができること、大変嬉しく、何もまして幸せです。
この気持ちをかみしめながら、会社発展の為に誠心誠意尽くす覚悟であります。
しかし、まだ大学で学んでいる最中の未熟者でございます。一刻も早く、○○株式会社の一員となれるように、最大限の努力をしてまいります。
先輩の皆様のご指導、ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。
〇〇月より〇〇会社にて働けること、大変嬉しく思います。本日は誠に有難うございました。
挨拶についてまとめた参考記事はこちら
転職先の初日での心構えを解説 どのような挨拶がよいか例文つき
異動の挨拶とは 好印象をあたえるあいさつのしかた
内定式の挨拶での注意点
内定者にとって「最初の公の場」である内定式ではついついアピールをしがちになってしまいます。
しかし、「自慢話、奇を衒う、興味のない話」は印象を下げてしまうでしょう。印象が悪くなってしまわないよう注意して下さい。
大切なのは「承認欲求」をコントロールすること
「承認欲求」とは、誰かに認めてほしいと思う人間の生理的な欲求の一つです。
この欲求は「自己成長」の原動となります。しかし、この欲求があることで「攻撃的」になったり「自己否定的」してしまったりもします。
会社で働く中で大事なことは、「チームで成果をあげる術」を身に着けることです。自慢話などは決して人を寄せ付けることはないので注意が必要です。
内定式の挨拶についてのまとめ
内定式では「第一印象」がとにかく大事で、視覚情報(身だしなみ)、聴覚情報(喋りかた)で「約93%」の印象が決まるといわれています。就職活動で意識した基本を意識して「内定式」に出席することが好ましいです。
その後の挨拶でも、自己紹介でも、「相手が受け取りやすい言葉や内容」を選んで、「本当に伝えたいことを伝える」というのが大事です。
実りある内定式になるように心から応援しています。
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