人間は突然亡くなったりすることが多く、いざというときの準備を完璧にこなすことは簡単ではありません。ここでは死亡通知とはなんなのか、どのような方法で死亡通知を出せばよいのかの例文を解説します。

そもそも死亡通知とはなにか?

死亡通知とは、亡くなった方の名前、死亡した日、葬儀の日や喪主と連絡をするための書面です。一般的にはがきで送ることが多いです。

葬儀の日時、場所が決定している場合は速やかに連絡した方がよいでしょう。葬儀を済ませた後に死亡したことや、葬儀を済ませたことを知らせる死亡通知もあります。

死亡通知を送る時期は亡くなって7日以内

死亡通知は送りたい相手の手元に速く届くように準備して、初七日(亡くなって7日以内)に送ることが理想的でしょう。

死亡通知はがきの

死亡通知はがきのマナーは、昔は葬儀の後に送るものでしたが、現在は葬儀の会場で返礼品と共に手渡されることが一般的です。

参列および厚志へのお礼を述べるとともに、葬儀の不行き届きや、書面でお礼を述べる失礼をお詫びする一文を書き添えましょう。

はがきの場合は縦書きが多いです。葬儀場で準備してもらった書式で横書きのものもあります。行頭をそろえ、句読点や、挨拶などの前文も省略します。

死亡通知の文例

葬儀の前に葬儀の日時・場所を知らせる死亡通知の文例

文例のご紹介の前に、死亡通知を書く際の要点を解説します。下記の内容を踏まえることで、受取人に正しい情報を伝えることが出来ます。

故人との続柄

祖父、祖母、父、母、義父、義母 など
故人の氏名・年齢
死亡した理由を書きます

○癌のため、衰弱により など
死亡日時 

平成○年△月×日 など
生前のご厚情に対する御礼

ここに生前のご厚誼に深謝いたしますとともに 謹んでご通知申し上げます
葬儀・告別式の日時・場所
通夜式・葬儀・告別式のそれぞれの日時と場所を明記します。
喪主及び遺族等の氏名・住所
喪主○○ 外親族一同  など

以下は、葬儀前に、葬儀の日時、場所などを知らせる死亡通知の場合の文例です。
死亡通知

葬儀後の死亡通知を知らせる場合の文例

故人との続柄

祖父、祖母、父、母、義父、義母
故人の氏名・年齢
死亡した理由を書きますが、明確でなくても構いません。

○癌のため、衰弱により
死亡日時

平成○年△月×日
生前のご厚情に対する御礼

ここに生前のご厚誼に深謝いたしますとともに 謹んでご通知申し上げます
葬儀を終えたことを伝える
日付・場所

○月○日
葬儀の知らせを控えた理由とお詫び
葬儀は故人の遺志により 自宅(または、〇〇葬祭場)において近親者のみにて相営みました 御通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます
葬儀・告別式の日時・場所
下記の文例では、葬祭場などの自宅以外の場所で行なう場合を想定しています。自宅で葬儀を行なう場合の文例は以下の通りです。

尚、葬儀告別式は左記の通り自宅で執り行います日時と場所のすぐ後に、以下の一文を入れるケースもあります。
「誠に恐れ入りますが、故人の遺志によりご供物ご供花ご香典の儀は固くご辞退申し上げます。」
キリスト教、神教などの場合、参列者のために宗教も明記しましょう。
喪主及び遺族等の氏名・住所
喪主○○ 外親族一同  など

死亡通知のが分からない場合、葬儀場に電話相談することで問題解決することもできます。

喪中はがきとの違い

喪中はがきは、「年賀状の欠礼はがき」や「年賀欠礼状」と呼ばれることがあります。家族の誰かが亡くなった場合には、新年を祝うことはせず、年賀状の代わりに「喪に服しています」という意味の喪中はがきを出しましょう。

誰かがなくなった新年を祝福するような「あけましておめでとうございます」などの年賀状は、喪中の人の立場に立ってみると非常に失礼なことになる控えたほうがよいでしょう。

喪中はがきは相手が年賀状を書きはじめる時期に間に合うよう、11月には用意をし、遅くとも12月初旬には届くようにします。喪中はがきの書き方の説明は以下の通りです。

喪中を知らせる言葉
上記の喪中はがきの例では「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」を用いています。
亡くなった方とのお名前と続柄
亡くなった日と年齢
「父 山田太郎が去る○月○日に九十一歳にて永眠いたしました」
「父 山田太郎が○月○日に九十一歳で永眠いたしました」
年齢、故人の年齢(享年)は以前、数え年で書かれていました。最近は満年齢での記載が増えてきています。「享年92(満91歳)」などのように併記する形で書くこともあるでしょう。
日頃お世話になっているお礼
上記の喪中はがきの例では、「本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます」の部分です。
新しい年のおつきあいをお願いする言葉
上記の喪中はがきの例では、「明くる年も変わらぬご交誼の程お願い申し上げます」の部分です。
日付
上記例では、「平成○○年 十二月」の部分です。
投函日、配達日に関係なく、喪中はがきの場合の日付は十二月にすることが慣習です。
差出人 住所氏名
上記喪中はがきの例では、「○○県○○市」の部分です。
郵便番号、住所、部屋番号などを忘れずに書き添えます。電話番号も入れるのが普通です。

死亡通知についてのまとめ

  • 死亡通知とは、亡くなった方の名前、死亡した日、葬儀告別式の日や喪主の連絡をするための書面をさします。 一般的にはがきによる連絡が多いです。葬儀の日時、場所が決定している場合は速やかに連絡した方がよいです。葬儀を済ませた後に死亡したこと、および葬儀を済ませたことを知らせる死亡通知もあります。
  • 送る時期は初七日(亡くなって7日以内)が理想的です。
  • 現在は葬儀の会場で返礼品と共に手渡されることが一般的です。
  • はがきの場合は縦書きで、行頭をそろえ、『、』『。』などの句読点も使用しません。また、挨拶などの前文も省略します。
  • 葬儀前と葬儀後のどちらかに出す死亡通知があります。
  • それぞれ書き方が異なります。大きな違いは、葬儀の知らせを控えた理由とお詫びを文章の中に入れることと、葬儀後にはがきを送る場合はできるだけ速く送ることが大切です。
  • 喪中はがきは、その年に家族の誰かが亡くなった場合、新年を祝うことはせずに喪に服していますという意味の喪中はがきを出します。喪中はがきを出す場合は亡くなった時期に関係なく日付は12月にすることが慣習となっています。