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自尊心の低い人は、損をしがちです。でも、自分が「自尊心が低い人」とは気がついていないことも多々あります。
ここでは、自尊心の意味や自尊心の低い人の特徴、自尊心の高め方などを解説していきます。社会人に相応しい自尊心を身につけましょう。
自尊心とは
辞書では、「自分を優秀な者だと思う気持ち」、「尊大に構える心」、「自分の品位を保とうとする心」とあります。
心理学でいう自尊心とは、「どんな自分でも価値があると思える」と定義しています。自分で自分が好きな気持ちとも言えるでしょう
自尊心とプライドの違い
日本の辞書では、自尊心とプライドはお互いの意味の解説に含められています。しかし、心理学上では、自尊心とプライドを使い分けています。
プライドとは、自分の短所を受け入れず、他の人より自分を「上」に見せようとする気持ちを言います。自尊心は、自分が好きという自信からきているのに対し、プライドは、自分を大きく見せようとする=自信の欠如からくるものです。
自尊心が低い人の特徴
自尊心の意味からわかるように、「自尊心が低い人」は、自分の価値を理解していない人です。自分を過小評価していると、物事が上手くいかないことが多いでしょう。
自分が「自尊心の低い人」の特徴を持っていないか、チェックしてみましょう。
他人と自分を比較
自分を認められない=受け入れられないので、常に他人と自分を比較します。
そして、自分のことを認めていないので、いい評価を下しません。すると、ますます自分を受け入れられず、また他人との比較をしてしまう負のスパイラルに陥ります。
周りに流されやすい
自尊心の低い人はそれまでの人生や家庭での教育のせいで、自分の意志や意見を持つことを無駄と思っていたり、自分の下す判断が正しいわけがないと思い込んでいたりしていることが多いです。
段々と主体的に行動することが出来なくなり、自分の意見を言うのが苦手になってしまいます。そして、他人の意見に従うことばかりを選択します。
人間関係がうまく構築できない
自尊心の低い人は、自分を過小評価して自信を失くしているので、心の中で「そんな自分が他の人から好かれるわけがない」と思っています。
何に対しても消極的になり、成し遂げることができなくなってしまいます。これは、人間関係にも影響し、豊かで濃密な関係も築けなくなってしまいます。自分のことを受け入れて大切できない人は、人からも大切にしてもらえないのです。
精神的に不安定
自分を信じていないことや他人との比較ばかりしていることから、不安感が強くなったり、必要以上に心配したりすることが多いでしょう。
また、考えすぎてネガティブなスパイラルに陥って、精神的に不健康、不安定になってしまいがちです。
自尊心を高める方法
自尊心は、子供の頃だけに育てられるものだと思っている人が多いでしょう。そんなことはありません。今からでも、自尊心は育てられます。その方法を解説していきます。
自分を認める
自尊心の高い、低いは、「理想」と「現実」のギャップに影響されていると言われています。
自尊心の低い人は、「理想の自分」になろうと思った時に、まず「現実の自分」の悪いところに注目してしまい、何かをする前に自信を無くしてしまったり、自己嫌悪に陥ったりします。
前に進むには、ちょっとだけ視点を変えて、自分の価値がある所や得意なことに目を向けることが大切です。自分の短所を認めない人が多い中、そこは上手くできているので、あとは自分の長所を見つけて活かすと、自分の存在を受け入れられます。
褒め言葉を受け止める
意識的に、人に親切にしてみてください。すると、相手がお礼の言葉を口にするはずです。お礼をされた時に、謙遜する人がいますが、そこは「どういたしまして」「お礼を言ってくれて、うれしい」と素直に受けてみましょう。
他の人から感謝されたり、褒められたりすることで、一人で勘違いしているわけではないとわかります。他の人からも受け入れられている、と感じられます。これは、自尊心を高めることに繋がるでしょう。
これまでの自分を振り返る
これまでの人生を時系列で書き出してみるのも、効果的です。今までの経験から自分が成り立っているのを、客観的な視点で確認します。
自分が頑張ったことや情熱を傾けたことを思い出してみてください。他の人にはない、自分だけの優れている所を探してみましょう。
場所、付き合いを選ぶ
仕事や趣味などで、長所を活かして活躍できる場を探しましょう。得意なことをする場面では、誰でも自然と物事が上手くいくことが多くなります。
また、ネガティブな人と付き合っていると、その負のスパイラルに巻き込まれて、前に進めなくなることがあります。新しいことを始める時や何かを実行しようという時には、ネガティブな発言はあまり気にしない、または付き合わないようにすることも大切です。
小さなことの積み重ね、成功体験
どんな小さな成功でも、成功体験を重ねれば、自然と自分に自信がついてきます。自信がついていくことで徐々に自分を受け入れることができるようになります。
ポイントは、できるだけ小さな課題にすることです。そして、毎日取り組んで、成功したら自分を自分で褒めてあげましょう。
「自尊心」についてのおさらい
自尊心とは、心理学的にいうと“どんな自分でも価値があると思える心”のことです。自尊心とプライドの違いは、自分が好きという自信からきている「自尊心」に対し、プライドは、自分を大きく見せようとする=自信の欠如からくるものです。
自尊心が低い人の特徴は、他人と自分を比較・周りに流されやすい・人間関係が構築できない・精神的に不安定なところがあります。
自尊心を高めるには、自分を認める・褒め言葉を受け止める・これまでの人生を振り返る・場所、付き合いを選ぶ・小さな成功体験を重ねることです。