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手紙やメールの終わり部分に使われれる「末筆ではござますが」という定番の表現は、意味をわからないで使っている人も少なくありません。
ここでは、「末筆ではございますが」の意味やお礼・謝罪・年末の挨拶における例文やビジネスメールでの締めの例文を解説します。
末筆(まっぴつ)ではございますがの意味
「末筆」は、手紙・文章などの末尾部分の最初に書き加える文句です。「末筆ではございますが」という表現があると、文章が終わりに近づいているという意味を感じるさせることができるでしょう。
「末筆」という言葉には、最初にいうべき内容を最後にいうという意味もあります。
「末筆ではございますが」は、丁寧な表現であるため、目上の人や顧客などへの手紙や文章に使うこともできます。
末筆を使ったお礼の例文
「末筆ではございますが」は丁寧な表現で、お礼状に使うことが多いでしょう。
基本的にお礼状では、「末筆ではございますが」以前の文章で十分にお礼を伝えているため、「末筆ではございますが」以降では、相手の健康や活躍を祈る言葉を添えるのが自然です。
お礼の文で「末筆」を使った例は以下の通りです。
謝罪で末筆を使った例文
謝罪の際にも、「末筆ではございますが」を使うことが多くあります。謝罪の場合には、「末筆ではございますが」以降に、今後のお付き合いをお願いする表現にするのがよいでしょう。
また、末筆で始まり、最後に再度謝罪をしても自然な文章になります。
謝罪で「末筆」をつかった例文は以下の通りです。
年末の挨拶で末筆を使った例文
年末の挨拶の文章の最後でも、「末筆ではございますが」を使うことが出来ます。お礼と同じように、相手の幸せや今後のお付き合いをお願いするのがよいでしょう。
年末の挨拶で「末筆」を使った例文は以下の通りです。
ビジネスメールの締めで末筆を使った例文
「末筆」という言葉に、手書きの文章のイメージが強いため、メールの締めの挨拶に使える言葉なのか迷う人もいるでしょう。
しかし、現代では手紙で出していたものをメールで代用するのが一般的であるため、メールで「末筆」を使っても間違いではありません。
一般的なビジネスメールの締めの表現には、「末筆ではございますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。」や「末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と○○様のご健勝お祈り申し上げます。」などがあるでしょう。
謝罪やお礼、年末のご挨拶のほかに、ビジネスメールで「末筆」の締めの表現が使えるシーンがあります。状況や相手に合わせて「末筆」を使い分けましょう。
お見舞いで「末筆」を使った例文
暑中見舞いで「末筆」を使った例文
残暑見舞いで「末筆」を使った例文
異動の挨拶(自分が異動する場合)に「末筆」を使った例文
末筆についてのまとめ
- 「末筆」は、まっぴつと読みます。手紙・文章などの末尾部分の最初に書き加える文句です。「末筆ではございますが」という表現で文章が終わりに近づいているのがわかります。「末筆」という言葉には、最初にいうべき内容を最後にいう事を意味します。
- 「末筆ではございますが」は丁寧な表現であるため、お礼状に使うことも多くあります。「末筆ではございますが」以降の最後の文章では、相手の健康や活躍を祈る言葉を添えるのが自然でしょう。「末筆ではございますが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします」などと使います。
- 謝罪の際にも、「末筆ではございますが」を使えます。今後のお付き合いをお願いする表現や最後に再度謝罪をしても自然な文章になります。「末筆ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます」などと使うでしょう。
- 年末の挨拶の文章の最後でも、「末筆ではございますが」が使えます。「末筆ではございますが、来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします」などとするのがよいでしょう。
- 「末筆」という言葉ですが、ビジネスメールの締めの挨拶にも使える言葉です。一般的なビジネスメールの締めの表現には、「末筆ではございますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます」などがあるでしょう。
- ビジネスメールでは他にも、お見舞い、暑中見舞い、残暑見舞い、異動の挨拶(自分が異動する場合)などにも相手に合わせて使えるため、例文を参考に締めの表現として使い回しましょう。