転職や就職時に使用される「略歴」、そもそも、略歴とはどのようなものか、経歴との違いは何か疑問に思うかもしれません。

この記事では、「略歴」とはなにか、「略歴」を書く際のポイントなどについて解説します。

転職時や就職時に参考にしてみてください。

「略歴」って何だろう?

「略歴」とは、これまでの学歴や職歴を相手に簡潔に伝えるためのものです。

使う場面は就職や転職の際、面接者に「自分はこういう人物です」と示したり、アピールしたりして採用を勝ち取るために作成することが多いです。

また、ホームページなどで自分のプロフィールを提示する際にも一緒に略歴を載せ、見てくれた人に自分という人間を知ってもらう目的で使う場合もあります。

言い換えると、「略歴」は自分の歴史を簡潔にまとめたものです。

「略歴」と「経歴」の違いは内容の細分差

「略歴」と似た言葉に「経歴」もありますがどのような使い分けがされているのでしょうか?

経歴とは、今まで自分が経験してきた仕事や、身分・役職、どのような学業を専攻したのかを記すものです。

一方、略歴はおおよその経歴となります。

このことから、経歴は相手の知りたいもの、または、自分が伝えたいものを詳細に書くもの、略歴は自分はどのような変遷をたどって今に至るかを記したものと区別できます。

「経歴」と「略歴」を間違えないようにする

転職の際には職務経歴書の提出を求められる場合もあります。

その際は、自分がどのような会社で、どのような職務にあたったか、役職はあったのか、またはマネジメントをした有無などを相手に伝わるよう記載しなければなりません。

間違っても大まかな経歴、つまり略歴を提出しないよう、注意しましょう。

履歴書、職務履歴書については以下のような記事も参考にしてみてください。

職務経歴書とは? 履歴書との違いと書き方 ポイントを解説
マナラボ式 好印象をあたえる履歴書の書き方まとめ

「略歴」を書く際の3つのポイント

せっかく相手に自分を知ってもらうために作成する略歴ですが、差異がなく伝わるように書き記したいものです。

略歴を書く際のポイントは以下の3つになります。

  1. 正式名称で記入する
  2. 年代表記は一貫性をもたせる
  3. 略歴は時系列順に書く

ポイント1:会社名は正式名称で正しく記載する

ポイント1は会社名を正式名称で記入することです。

「株式会社○○」「○○株式会社」「有限会社○○」のように会社名の前に株式会社が付くのかなど、正式名称が何であるか間違いなく書きましょう。

学歴についても学部や学科に関しては省略した形ではなく、正式名称で記載することになります。

会社の表現方法については以下の記事も参考にしてみてください。
会社の表現「弊社」「当社」「御社」「貴社」の意味と使い分け方と例文

ポイント2:西暦、元号などの年代表記は統一させる

ポイント2は、職歴を書く際に「平成○○年○月 株式会社△△入社」のように書くのですが、代表記を統一しましょう。

生年月日は元号を使用していたが、略歴では西暦で表記してしまった、「○月」を書いたり書かなかったりが間違った例としてあげられます。

表記に統一性をもたせないとそこに目が行ってしまい、アピールポイントが伝わらなくなる可能性があります。

履歴書に生年月日を書く際の書き方、注意点については以下の記事も参考にしてみてください。
履歴書に生年月日を書く際の書き方 注意点 例文

ポイント3:略歴は時系列順に書く

ポイント3は、時系列に関してです。

履歴書では古いものから新しいものを書く時系列順が一般的です。略歴も同じく時系列順に書きましょう。

これは略歴は自分の歴史ともいえるため、時系列で書いたほうが、読み手が物語を追う形になり、読みやすいためです。

しかし、職務経歴書などでは新しいものから書く逆時系列でも問題ありません。この違いは、おおまかに伝えるか、アピールしたいものを伝えるかにあります。

転職の際に職務経歴書は即戦力として働ける人材か、異業種からならば、この経験は応用できるかを面接官にアピールするためのものです。

このことから、経歴は、新しいものから書く逆時系列、もしくはアピールしたいものから書いて問題ありません。

「略歴」の書き方

略歴の書き方についてですが、まずはA4で白無地のものをつかうのが一般的です。

パソコンで作成する場合もありますが、手書きの際には文字の大きさをできるだけ揃えて丁寧な文字で書くことを心がけたいです。

例え、文字が綺麗とはいえなくとも丁寧に書くことによってその気持ちは相手に伝わるものです。

まずは「この略歴は相手に自分のことを伝えるために書くのだ」と思いながら書くようにしましょう。