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名前、住所、電話番号と履歴書をスムーズに書き進めて、第一関門となるのが生年月日です。普段何気なく答えている生年月日も、この時ばかりはペンが止まってしまうことも。
これって西暦?和暦?と困ってしまった方のために、今回は生年月日の正しい書き方について解説します。
生年月日の書き方
履歴書における生年月日の書き方ですが、結論から言ってしまえば、特にはっきりとしたルールはありません。
念のため確認しておくと、西暦は「1995年」「2017年」、和暦が「昭和62年」「平成29年」という書き方です。
一般的に「昭和」を「S」、「平成」を「H」と略す書類もよく見かけますが、履歴書では使用しないことがマナーです。
西暦と和暦、決まりはあるのか
前述した通り、生年月日を書く時に明確な決まりはありません。西暦でも和暦でも、書きやすい方で書きましょう。
和暦の場合は、手書きで「昭和」や「平成」と書き添える必要があるので、字に自信がない人は西暦の方が無難かもしれません。
履歴書に生年月日を書く際の注意点
決まりはないと書きましたが、注意点があります。「年号を統一させる」ということです。
生年月日は西暦、学歴欄や職歴欄が和暦、というように1枚の履歴書の中で年号がバラバラになるのは絶対にNGです。年号が揃っていない履歴書は、時系列が分かりにくく非常に読みづらいため、相手にとても悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。
また、生年月日の欄にすでに「昭和」「平成」など○印をつけるように印刷されている場合も、他の欄は和暦で統一するのが基本です。
履歴書に生年月日を書く際の例文
西暦で書く場合
学歴
2011年4月 〇〇高等学校普通科 入学
2014年3月 〇〇高等学校普通科 卒業
2014年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2018年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み
和暦で書く場合
学歴
平成23年4月 〇〇高等学校普通科 入学
平成26年3月 〇〇高等学校普通科 卒業
平成26年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
平成30年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み
履歴書の生年月日に関するおさらい
履歴書の生年月日に関するおさらいは以下の通りとなります。
- 履歴書における生年月日の書き方に、明確な決まりはない。
- 生年月日と他の欄(学歴・職歴など)の元号は統一することが原則。
- 生年月日欄に予め和暦が印刷されている場合も同様です。また「昭和」を「H」などとする略字も使用しないようにする。
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