ひとところに留まらず、あちらこちらをふらふらしながら人生を送っている人を、放浪癖がある人といいます。

この記事では、放浪癖とはなにかや、放浪癖のある人はどんな仕事に向いているのか、放浪癖は英語ではどのように表現するのかについて解説します。

そもそも放浪癖とはなにか?

放浪癖(ほうろうへき)とは、放浪の癖がある人のことです。

放浪の意味は、あてもなくさまよい歩くことや、さすらうことであるため、放浪癖のある人は、いつも旅をしていてひとつの場所に長く留まっていない人のことをさしています。

放浪癖がある人のタイプ

一言で「放浪癖がある」といっても、個人の性格や放浪する理由には様々なものがあります。

以下では放浪癖のある人には、どんなタイプがあるのかを解説します。

マイペースな人に放浪癖のある人が多い

マイペースな人は、特に理由もないのに突然に長期休暇をとって旅行に出たりするところがあります。

上記の行動は悪気があるわけではなく、自分の心の赴くままに行動しているだけで、自分の行動が周囲の人をびっくりさせているとは思っていません。

のんきな人と見られることも多いでしょう。

束縛されることが苦手な人にも放浪癖は多い

毎日仕事に通ったり、家族や恋人に連絡をしたりすることを束縛されていると感じる人は、現状から逃避するために突然どこかに出かける人がいます。

マイペースな人と似ているところがありますが、普通の人であればなんとも思わないようなことにも束縛されているように感じてしまう人が多いです。

嫌なことから逃避したくて放浪する人もいる

なにか困難なことが起きたときに、正面から解決しようとせず、とりあえず都合の悪いことから逃げてしまおうとする人にも放浪する人がいます。

普段から仕事を途中で投げ出す癖があったり、相談ごとをもちかけても解決策を考えずにうやむやにするような人は、なにかあったときにふらりといなくなってしまう傾向もあります。

好奇心が旺盛な人も放浪癖がある

好奇心が旺盛な人の放浪癖は前向きなものがほとんどです。色々なことに興味を待ち、気になったらやってみないと気が済まないといった性格が放浪癖に繋がっています。

テレビで見た景色を生で見たい、英会話が上達したからアメリカで通じるか試したいなど、やってみたいことが多い上に今すぐそれを叶えたいという思いがあります。

どこか旅行に行って帰ってきたと思ったら、またすぐに出かけていくような行動もとるでしょう。

旅行先でも面白そうなことを見つけては、予定外の場所に立ち寄って放浪を続けることも少なくありません。バックパッカーとして1年のほとんどを旅行しながら過ごしている人もいます。

自分見失っているせいで放浪癖になる人もいる

自分の人生に迷いを感じている悩みから、放浪に出てしまう人もいます。

旅先で様々な経験をして、自分のやりたいことを探すような前向きな放浪ならよいですが、わけもわからず漠然と旅に出てしまった場合、帰るタイミングを失ってしまう事もあるでしょう。

放浪癖がある人はトラブルを抱えている可能性もある

放浪生活を続けている人の中には、なにか訳があって居場所を特定されたくない人も居るかもしれません。

家賃が払えなくなって踏み倒して逃げてきたという事や、家庭環境に問題があり、家族に居場所を知られたくないなど、ひとつのところに定住しない事に理由がある場合があります。

放浪癖がある人に向いている仕事

放浪癖がある人は、そのときどきの気分でふらっと出かけてしまうため、毎日決まった時間に出社する仕事はあまり向いていません。

しかし、工夫をすれば放浪しながらでもできる仕事もあります。放浪しているからこそできる仕事もあるでしょう。

以下では、放浪癖がある人に向いている仕事にはどんなものがあるのかを解説します。

テレワークは放浪癖がある人に向いている

テレワークとは、働く場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。現代ではテレワークを導入する企業が増えています。

基本的にパソコンとインターネット環境があればよいため、会社の決まったデスクで働くのを窮屈に感じる人には向いていません。

SEやプログラマー、WEBデザイナーなどのIT関係でテレワークを導入している企業が多いです。

旅行ライターも放浪癖がある人に向いている

各地を旅しながら観光スポットや地域のグルメなどを紹介する記事を書くのが旅行ライターの仕事です。放浪癖のある人にはもってこいの仕事でしょう。

旅行ライターといっても、旅行会社や出版社と契約して記事を書いている人もいれば、個人のブログを発信している程度の人もいます。

旅行ライターはフリーで仕事をする人がほとんどであるため、十分な収入を得るにはそれなりの下積みと売り込みが必要です。

フォトグラファーも放浪癖がある人に向いている

各地を旅しながら、大自然やそこに住む人々を題材に写真を撮るフォトグラファーも、放浪しながらできる仕事のひとつです。

しかし、十分な収入を得るには実力と信用が必要です。

クラウドワーキングは放浪癖がある人にもってこい!

クラウドワーキングは、企業が業務の一部を外部委託し、フリーのワーカーが在宅で業務請負する働き方のことをいいます。

発注者と受注者をマッチングするサイトがあり、そこに自分の得意分野を登録して企業からのスカウトを待ったり、興味のある仕事に立候補したりする事で仕事を得ます。

テレワークと同じように、パソコンとインターネット環境があればどこでも仕事ができるため、放浪癖のある人に向いている職業でしょう。

イベントスタッフや季節のアルバイトもよい

観光地では繁忙期にアルバイトを募集するところが多くあります。

夏なら海の家や海の近くの民宿やホテルのスタッフ、冬ならスキー場のスタッフ、秋ならお米の収穫の手伝いなど、期間限定の短期アルバイトを募集する仕事はわりと見つかるものです。

宿泊施設も提供しているところがほとんどであるため、住むところの心配もなく、アルバイトをしながら全国を巡ることができるでしょう。

特技がある人は大道芸人・街頭ミュージシャンもよい

ジャグリングやマジックなどの特技があったり、ミュージシャンを目指している人であれば、人の集まるところで芸を披露して稼ぐこともできます。

自分と道具だけあればできるため、自分の好きなことをやって稼げる場合は、マイペースな放浪人には向いているかも知れません。

しかし、芸だけで生活していけるほどの収入を得るのは難しいため、ほかの仕事と掛けもつのが現実的でしょう。

旅役者も放浪癖がある人に向いている

旅役者は、各地を回りながら舞台公演をしてまわるのが仕事です。

日本で古くからある大衆演劇というジャンルで、数十人の役者とスタッフから成る劇団で全国を回ります。職業としては非常に特殊なものですが、仕事として放浪せざるを得ない職業であるため向いています。

放浪癖の英語表現

He has the the habit of bumming around.
彼には放浪癖があります。
He has the wanderlust.
彼には放浪癖があります。

放浪癖のある人についてのまとめ

  • 放浪癖がある人とは、突然ふらっと出かけあてもなくさまよい歩く放浪の癖がある人のことをさします。
  • 放浪癖のある人のタイプは、マイペースな人、束縛を嫌う人、嫌なことから逃避する人、好奇心が旺盛な人、なにかのトラブルを抱えている人、自分を見失っている人など様々です。
  • 放浪癖のある人に向いている仕事には、テレワーク可能な仕事、旅行ライター・フォトグラファーなど旅の様子を伝える仕事、クラウドワーキング、観光地での季節限定のアルバイトなどがあります。
  • 放浪癖の英語表現は、プラスな意味と、マイナスな意味で適した表現が異なります。