自分がない人は、よいいい方をすれば協調性のある人ともいえますが、付き合う方からするとつかみどころがない人ともいえます。日本人には多いパターンですが、自分自身も自分がない人かもしれないと悩んではいる人も少なくないでしょう。

ここでは、自分がない人の特徴、自分をなくしてしまう原因、自分がない人の悩みや克服法などについてご紹介します。この記事を通して問題と対処方法について学び、自分のない人を卒業しましょう。

自分がない人の特徴

自分がない人は、協調性があるとは区別されます。自分がない人には、次のような特徴がみられることが多いためです。

優柔不断は自分がない人の特徴

たとえば、何を食べるかさえ自分では決められず、最終的には一緒にいる人と同じものを注文してしまうような、優柔不断な人もいます。

また、仕事を進めるときには、どちらの方法にするか選ぶなど、小さなことの決断の積み重ねですが、決断をできず仕事に時間がかかってしまう人も多いでしょう。特に、選べる対象の数が多いと迷ってしまう傾向があります。

自分で何かを決める、選択することが極端に苦手なのも、自分がない人の特徴です。

 

 

 

イエスマン・八方美人も自分がない人の特徴

何に対しても、イエスといって行動するのは楽なことです。自分がない場合は、なおさら合わせることの方が簡単であるため、何も考えずにイエスばかり行ってしまうのも自分がない人の特徴のひとつです。

考えて行動できないのは自分がない人の特徴

自分がない人は、自分で考えて行動するのも避けるでしょう。

自分なりの考えがないため、判断基準がなく、そもそも何かを考えることができないという人もいます。保守的で積極性がないともいえるでしょう。また、自分なりの考えがないために、責任をもって考えることもできず、行動までに至らないこともあるでしょう。

無口な性格も自分がない人の特徴

自分がない人は自分を主張するのが苦手なのではなく、主張したいこと、または主張すべきことがないといえます。

それゆえ、自然に無口になってしまう傾向にあります。性格的に無口な人はいますが、それでもここぞというところでは発言します。周りに無口と認識されていて、今更何かを主張すると過度に注目されたり、否定されたりすることを怖がっているケースもあるでしょう。

 

 

 

自分をなくしてしまった原因

自分がない人は、自分のために頑張ることがない人ともいえます。自分のためであれば、思い切った選択をしないといけない場面もあるでしょう。しかし、自分のない人は、相手のために動くことを楽に生きる選択としてしまっている傾向があります。

また、自分が選択する前に「〇〇すべき」と世間的な条件を意識して、自分のための行動を妨げられている、もしくはあるべき姿を強要されたような経験からきていることもあるでしょう。

幼少期に、自分がやりたい習い事があったのに、親から学習塾を強制され、「いつもテストは100点であるべき」などと教えられた経験が、自分がない原因になっていることもあります。

自分がない人の悩み

自分がない人は、楽で簡単な道を選択しているはずなのに、自分がないと悩みがちなのはどうしてなのでしょう。

自分がない人は周りに流されるために、いつも我慢をしている人と思われたり、変化を好まないので面白味のない人と思われたりすることもあるでしょう。それだけではなく、流されやすいがゆえに、周囲の人から信用されない傾向にもあります。

自分がない人は、自分で考えない人と思われることが多いためでしょう。

自分がない人の克服法

信用されないほど自分を見失ってしまったら、自分を取り戻すしかありません。原因から考えてもわかるように自分がない人は、自分を取り戻すのではなく開放することがポイントです。

許される状況であれば、あるいは許される範囲で、自分の感情に素直に行動しましょう。人は人、自分は自分と割り切って、自分がいいと思った判断や行動を心がけましょう。
急に自分を開放できないような環境なら、環境自体を変えるのもひとつの方法です。

普段しないことを積極的にしてみたり、一人で過ごす時間を大切にして自分と向き合うようにしたりするだけでも、環境を変えることもできます。

また、職場によっては、社員を無理な命令にも黙って従う駒として教育する場合も少なくありません。サービス残業のように、会社のために違法をさせられる意向にも反論すらできないと、いつの間にか自分がなくなって苦しんでしまうのも無理はありません。

環境を変えることで、自分の職場だけが全てではないのだと気づくきっかけにもなります。もし心当たりがある場合、一度就職・転職エージェントに相談することをおすすめします。

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自分がない人についてのまとめ

  • 自分がない人の特徴には、協調性があるのとは違い、優柔不断、考えて行動できない、イエスマンや八方美人、無口などがあるでしょう。
  • 自分がない人は、自分のために頑張ることがない人とも言えます。その原因は、「〇〇すべき」という社会的常識に縛られすぎたり、あるべき姿を押し付けられたりして、自分の選択を妨げられた経験などからきているでしょう。
  • 自分がない人は周りに合わせる楽な生き方をしているはずなのに、悩むことがあります。なぜなら、自分がない人は信用されない傾向にあるからです。
  • 信用されないほど自分を失ってしまったなら、自分がない状況を克服しなければいけません。自分がない人にとって、自分を取り戻すとは開放することです。自分の感情に素直になり、人は人、自分は自分と割り切りましょう。また、自分を解放できない環境を変えることも必要です。