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自分のことは自分がよくわかっていると思いがちですが、実際は他人の方が自分のことをわかっている場合もあります。建前や世間体など気にして本来の自分を発揮していない人がいる中には多いようです。
それが当たり前になってしまうと、就職活動や人生においても自分の道ではなく、誰かが選んだ道を進むことになりかねません。
そこで、今回の記事では以下のような点について解説いたします。
- 自分を知ることの意味
- 自分を知る方法
- 自分を知るメリット
自分を知ることの意味
自分を知ることの意味の一つとして、幸せになれる点が挙げられます。
自分のことはすでによく知っている、という人もいるかもしれませんが、実際には自分の一部を知って、すべて理解している気になっているだけ、といえるもしれません。
自分を知るためには、自分の奥底にある本心と向き合わなければなりません。自分の本当の気持ちを知ると、長所だけでなく短所も見ることになります。なぜなら短所も含めて自分だからです。しかし、短所と向き合いたいと考える人は少ないでしょう。
短所と聞くととてもネガティブなイメージがありますが、「そのような自分もいる」というくらいの軽い気持ちで考えてみましょう。
また、以前、自分と向き合ったことがある、という人もいるかもしれません。
その時の自分についてはよく理解していたとしても、年齢や環境、付き合う人、仕事により自分自身は変化していくものです。その時その時で、考えることや感じることも変わります。
そのようなことから、自分を知るためには、一度だけでなく、何度も自分と向き合うことが大切です。
自分が本当に望むものを知る
世間体や建前などによって、自分の気持ちを押し殺し、周りに合わせる癖がついてる人がいます。そのような人は、自分が心から本当に望むことが把握できていない可能性があります。
例えば、家が欲しい、車が欲しい、ブランドバックが欲しい、など色々と物欲がある人がいるとします。しかし、この人は何のためにこれらのものが欲しいのでしょうか。本人にそのつもりがなくても自分のステータスを証明するために持っておきたいというような理由かもしれません。
そのことに気付けば、だんだんと自分が本当に望むものは何かということに気づいてくるはずです。
実は、普段の生活の中に望むものが既にあるという場合があります。普段意識をしていないために見えていないだけで、既に手に入れている場合があるのです。
それは、心地よい家の空間だったり、家族のぬくもり、友人との楽しい時間だったり、といったものかもしれません。
自分を見つめ直して、自分を知ることで、わからなくなっていた自分の本心が見えてくるでしょう。
無知の知とは
自分と向き合う方法をご紹介する前に、自分を知るという意味を述べた哲学者がいます。古代ギリシアの哲学者、ソクラテスです。
ソクラテスが提唱した概念が「無知の知」です。これは「無知であることを知っている」という意味で、「自分が無知であることを知っている時点で他人よりも優れている」と解釈されることがあります。
これは当時の人々が、ソクラテスが無知であることをわかっているという点で他の人より知恵者なのだと思われていたことに由来します。
しかし、実際には、「自分が知らないこと(理解できていないこと)がある、そのことを認めることで、初心の気持ちを忘れず、いつまでも向上心を持って学び続けることができる」という意味で使っていたようです。
自分のことを知るためには、自分が無知であるということをまず認めるべきだ、ともいえるでしょう。
自分を知る方法
自分と向き合う
自分を知る方法として、まず自分と向き合う必要があります。
自分と向き合うためには、日記やブログなどに日々の行動を書き記していきましょう。ブログで公開するとなると、自分の本心を書きづらいかも知れないので、後悔しないようなブログや日記をつけるとよいでしょう。
日記をつけるのに慣れてきたら、次は自分の感情も併せて書いていきましょう。自分の行動について、なぜそうしたのか、その時どう思ったのか、といった点について素直に書いていくことが大切です。
自分で文章書くのが苦手で、毎日日記をつけるのは苦痛だという人もいるかもしれません。その人は、心理テスト使ってみるとよいでしょう。
インターネット上で無料で行えるものもあり、記述をしなくても選択式で簡単に結果が出ます。心理テストの結果は、あくまで統計的なものなので全てを信じる必要はありませんが、参考にしてみるとよいでしょう。
転職を考えている人も転職エージェントの力を借りながら、自分と向き合っていきましょう。
転職エージェントについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較
主体性を確かめる
自分の主体性について考えてみる必要があります。
これまでの人生で様々な岐路に立ったことでしょう。その時々のことを思い出して、自分で選んだのか、周りの人に勧められたのかを考えてみると、自分の主体性を確かめることができます。
例
・今住んでいる家は自分で探したか。
・自分の行動に他の人の影響があるか。
・大きな買い物をしたとき、自分で決断したか。(相談したか)
このように何かを選択するときに、自分の意思だったかどうかを一つ一つ確かめていくとよいでしょう。
自分を知ることで得るメリット
自分を知ることでいくつかのメリットを得ることができます。
以下では、そのメリットについていくつか紹介していきます。
今まで見えてこなかった自分がわかる
自分としっかりと向き合い、自分の考え方や行動パータンを見直すことで、今まで見えてこなかった自分がわかる場合があります。
こんな時にこんなことを考えていたんだ、この行動にはこんな気持ちがあったんだ、と客観的に自分を見ることができます。それらは時に潜在意識や無意識と呼ばれます。
一般的には本心と呼ばれるものと似ていますが、行動に伴った気持ちを理解し、認めることは自分を認めることにもつながります。
現状の自分を知ることで、これからどのように変わっていきたいのか、どのような目標を立てるかなどを、より具体化することができるでしょう。
内面が変われば外面も変わる
社会的な外的世界での行動が、自分の気持ちである内的世界の価値観と合致したときに人は幸せを感じるといわれています。
やりたくないのにやっている、人から言われたから仕方なく、という気持ちで行動すると何事も面白くありません。
自分がやりたいことをやりたくないこと、欲しいもの欲しくないもの、望むもの望まないもの、などが分かると自分が心から求めているものが見えてきます。その事柄と社会的な生活での行動が一致することを目指し、それが叶ったとき、人は自分自身や周りの人、世の中に満足をし、前向きな気持ちになれます。
外の世界が変わっていなくても、自分の気持ちが前向きになれれば、見えてくる世界も変わってきます。これが、内面が変われば外面が変わるということです。
自分を知るに関するおさらい
自分を知るに関するおさらいは以下の通りとなります。
- 自分が本当に望む事は普段の生活の中にある場合が多い
- 世間体や周りの意見に流されて自分の本心がわからなくなっている場合が多い
- 自分を知るためにはまず自分の本心と向き合う必要がある
- 自分を知るための方法として、日記やブログを書くとよい
- 自分の行動を決断させるのに、自分以外にどのような力が働いているかを考える
- 自分を知ることで今まで見えてこなかった新しい自分に出会える
- 自分の内面が変わることで、外の世界も違って見える