巧遅拙速(こうちせっそく)とは

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巧遅拙速の意味

「巧遅」とは、時間はかかるものの物事を確実に行なうことを意味する言葉で、「拙速」は、早いものの、ひとつひとつの作業がつたないことを意味する言葉です。

上記の事から巧遅拙速とは、物事を行なう際に確実で遅いよりも、多少つたなくても早い方がよいという意味を持つ四字熟語です。

巧遅拙速の類語には、迅速果敢、電光石火、案ずるより産むが易し、などがあります。

巧遅拙速のビジネスシーンでの使い方

巧遅拙速は、ビジネスシーンで使用される用語ではありませんが、ビジネスでは巧遅拙速の姿勢が重要になる場合もあります。

ビジネスでは誰も思いつかないような発想や、誰よりも先んじて実行することができるスピードが重要になることもあり、新しいビジネスを作っていくような場合にはとくに大切な要素でもあります。

個人の性格や資質的な面においても、あれこれ考えながら確実な道を歩むよりも、失敗を恐れずにどんどんと進んでいける人の方が成功している事も多いため、とくに移り変わりの早い現代においては、ビジネスで成功するための大切な要素となる言葉でもあります。

巧遅拙速の使い方と例文

あの人は思い立ったら巧遅拙速で先へ進むタイプだ。
転職は熟考するべきか巧遅拙速でなるべく多くの会社を受けるべきか、悩んでしまう人も多い。
巧遅拙速も度が過ぎると信頼を失うことになる。
初めは誰でも初心者なのだから、巧遅拙速でどんどん失敗するべきだ。