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何か大きなことを任されたときや、大きな役割についたときの挨拶などで、「使命感に燃えています」「使命感に駆られています」という表現を聞いたことがあるでしょう。
この記事では「使命感」はどのようなときに使うのが相応しいのか、「使命感」の意味や使い方を、例文を用いながら説明します。
そもそも使命感とはなにか?
「使命感」とは、自分に課せられた任務を果たそうとする気概のことです。もう少し噛み砕いていうと、なにかを任されたときにそれをやり遂げようとする強い意思です。
使命感と責任感の違い
「使命感」に似た言葉に「責任感」があります。どちらもなにかをやり遂げようとする気持ちをさしますが、「使命感」がポジティブな感情として使われるのがほとんどなのに対し、「責任感」はネガティブな事象や感情に対しても使われる言葉です。
ミスを犯してしまった場合、「最後まで使命感を持って対応します。」とはいいませんが、「最後まで責任感を持って対応します。」という表現はよく使われます。
「使命感」は前向きな熱意で、「責任感」は義務感を含んだ感情です。
使命感の類語
「使命」とは与えられた役割のことで、「使命感」と「感」をつけると役割を果たそうとする強い意思のことです。「使命感を持つ」と同じような意味を持つ表現には以下のものがあります。
使命感を使った表現の例
「使命感」は与えられた任務に前向きに取り組む様をあわらしたいときに適した表現です。自分以外の人の言動に対していう場合もあれば、自分の意気込みをあらわすときに使う場合もあります。
例文は以下の通りです。
使命感は強く生きる原動力になる
使命感を強く持つと生き方が前向きになります。自分に課せられた課題を成し遂げるためにできることはなにか、ほかになにが必要かを考えてアンテナを張り、新しいことに挑戦しなければ、自分の使命を果たすことができないためです。
自分がやらなければならないことがはっきりしているため、壁にぶつかったときでもあきらめたり落ち込み続けることがありません。
東日本震災のとき、物資をすみずみまでいきわたらせるために、宅配業者のドライバーは自ら進んで配達に回りました。自分には使命があり、自分こそそれをやるべき人間なのだという使命感は、人生を強く生きていく原動力になるといっても過言ではありません。
使命感についてのまとめ
- 「使命感」とは、なにかを任されたときにそれをやり遂げようとする強い意思のことです。
- 「使命感」がポジティブな感情として使われるのがほとんどなのに対し、「責任感」はネガティブな事象や感情に対しても使われます。
- 「使命感を持つ」と似た意味の言葉には、責任感を持つ(前向きな場合)、熱意を持って取り組む、意気込みを持つことなどがあります。
- 「使命感」は、自分以外の人の言動に対していう場合もあれば、自分の意気込みをあらわすときに使う場合もあります。
- 「使命感」はひとが強く生きていくための原動力になるといっても過言ではありません。