眉目秀麗(びもくしゅうれい)の意味とは
眉目秀麗(びもくしゅうれい)とは、容姿が著しく優れているさまや、外見が大変優れ美しいさまをさします。主に男性に対して使われることが多い言葉です。
今風にいうと「イケメン」で、女性に対しては眉目秀麗よりも容姿端麗が多く使われます。
眉目秀麗のビジネスシーンでの用法
外見をあらわす言葉であるため、ビジネスのシーンでは使うことがためらわれる熟語です。
使い方によってはセクハラになる可能性もあるため、使う場合には細心の注意を払いましょう。
仕事の世界で自分や他人の外見を前面に押し出したアピールをすると、前述のとおりセクハラ、パワハラにもなりかねません。
強いて使うならサービス業などで「あそこのスタッフには眉目秀麗なスタッフがそろっている」「眉目秀麗を売りにしたアイドル的なパフォーマー」など、サービスや芸能業界で使う場面などに限ります。
店舗展開の企画書などで「眉目秀麗なスタッフを多数養成」と書くことは、外見で採用の可否を決めることになりかねないため、コンプライアンスの面からも避けた方がよいでしょう。
基本的に眉目秀麗をビジネスの世界で積極的に使うことはオススメできません。
眉目秀麗の使い方と例文
緑色に染められた帷とばりをかかげてはいってきたのは、眉目秀麗な偉丈夫であった。
出典:陳舜臣「小説マルコ・ポーロ」
出典:陳舜臣「小説マルコ・ポーロ」
従兵は分隊ごとに二名ずつ選ばれ、眉目秀麗の美少年タイプが多かった。
出典:辺見じゅん「完本 男たちの大和(上)」
出典:辺見じゅん「完本 男たちの大和(上)」