悪逆非道(あくぎゃくひどう)の意味とは

「悪逆非道」とは、「悪逆無道(あくぎゃくむどう)」と「極悪非道(ごくあくひどう)」の二つの熟語が混成したものです。

「悪逆」とは「人の道にそむいた、ひどい行ない」のことをさし。「いたずら」で「乱暴」なさまをあらわすこともあります。

「非道」も似たような意味で「人としてのあり方や生き方から外れていること」「非道い」と当てて「ひどい」と読ませることもあります。

上記の事から「悪逆非道」とは、とにかく常識はずれの悪いこと、ひどいことをあわらわす言葉です。

悪逆非道のビジネスシーンでの意味

極端にネガティブな意味の言葉であるため、滅多に使われることはなく、出来れば使いたくない言葉です。

しかし、取引先の相手にあまりにも法外な値段や利率を吹っかけられたときに、「それはいくらなんでも悪逆非道ではないですか」と訴えることができます。

 

悪逆非道の使い方と例文

翌日鏡葉之助は、蘭医大槻玄卿の、悪逆非道の振る舞いにつき、ひそかに有司へ具陳した。
出典:国枝史郎『八ヶ嶽の魔神』
斎藤道三とは、多年、貢がれもし、交誼も深い間がらには違いなかろうが、道三の人物を知らぬはずはない。
悪逆非道な行いを見ていないことはない。
出典:吉川英治『新書太閤記』