周りに褒められたり、大きな成功を収めると、人は傲慢になることがあります。

誰かに自慢したい、自分の実力を見せびらかせたいと思う気持ちが心に生まれます。しかし、そんな時もぐっと抑えて傲慢ではなく、謙虚でいたいものです。

ここでは、傲慢の意味から傲慢にならないための考え方について解説します。

傲慢の意味

傲慢にはおごり高ぶって人を見下す行為という意味があります。基本的に悪い意味で使用されます。

傲慢と高慢の違い

傲慢に似た意味で、高慢という言葉があります。

高慢とは、思いあがって人を見下すことを意味しており、一見傲慢と同じ意味のように感じます。しかし、高慢は、自分が優れた存在であると思う自己完結の意味合いになります。

一方、傲慢とは、自分が優れていることを他人と比較している意味になります。他人を蹴落として、自分がその地位にのし上がることが傲慢の意味になります。

傲慢の類語

傲慢の類語には以下のようなものがあります。

横風、横柄、見高、不遜

どの言葉も傲慢と同じようにあまりよい意味がないため、使用する際は慎重に考えるようにしましょう。

傲慢にならないためには

傲慢な人間にならないために気を付けなければいけない点がいくつかあります。

以下で具体的に解説します。

他人を馬鹿にしたり見下したりしない

傲慢にならないためには、他人を馬鹿にしたり見下したりしないことが大切です。

人を馬鹿にしてしまう人は、他人の意見をしっかりと聞くようにしてみましょう。相手が何を話しているのか、その本質を知ろうとすれば、馬鹿にする気持ちは生まれず、逆にもっと相手のことを知りたいと思うはずです。

相手の話し方が下手な場合でも、それをくみ取ることができれば、傲慢ではない正しいコミュニケーションの幅が広がっていくでしょう。

相手の提案や意見に反対しやすい人は、一度自分の中に意見を取り込むよう意識します。

すぐに対立する意見を言われると、誰しも、続きを話したくなくなるものです。言わなければならない大切なことを聞き逃してしまうこともあるでしょう。自分なりの解釈でもいいので、まずは聞き入れてから、腹に落とすようにしましょう。

そうすることで、相手に傲慢であると思われることも少なくなっていきます。

他人を見下さないためには、相手に感謝する気持ちを持つことを忘れてはいけません。

道路工事現場で働いている人がいなければ、おいしい水を飲むことはできません。引っ越し業者の人がいなければ、転勤をすることもできません。コンビニに店員がいなければ、そもそもコンビニが近所にできることはないのです。

生活をする上で身の回りで起こっている出来事には、全て意味があります。他人を見下しやすい人は、相手がいるからこそ自分の存在価値があるということに気づかなければなりません。

ちょっとしたことにも感謝をする気持ちを持つことができれば、傲慢な気持ちは薄れていくようになります。

横柄な態度をとらない

傲慢だと指摘される人の多くは横柄な態度をとっていることが多いです。横柄な態度は、日々の言動を見直すだけで、緩和されていくようになります。

自分が話している言葉を振り返ってみて、上から目線の発言が含まれていないのか時折チェックするようにしてみてください。

上から目線の発言をする人の多くは、自分で上から目線になっていると気づいていないことが多いです。だからこそ、意識をして自分から発言をチェックする必要があります。

人から傲慢である点を指摘されることがある人は、とても貴重な意見であると考え、メモを取るようにするとよいでしょう。わざわざメモを取ってまで、と思うかもしれませんが、ちょっとした努力が普段の言葉や発言を変え、行動も変えてくれるようになります。

人から傲慢であると思われていると生活の中で損をすることばかりです。横柄な態度を取らないように気を付けていけば、傲慢な人間であると思われることも無くなっていくでしょう。

横柄な態度についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
横柄の意味 横柄な人の特徴と対処方法について詳しく解説

自分の非は認める

傲慢な人は、絶対に謝らないという特徴があります。

自分の非を認めることに、どこか恐れているのです。しかし、人から尊敬される人は、自分が悪いと思ったことには素直に謝ります。自分の非を認めることができるようになれば、おのずと傲慢ではなくなっていくことでしょう。

非を認めることが難しいと感じる人は、自分の欠点を書き出してみてください。人には長所がある反面、短所も存在しています。良いところばかりではないのです。悪いところを自分でまず受け入れるところから始めてみましょう。

自分にも欠点がたくさんあることに気づくことができるのではないでしょうか。自分の非を認めることができれば、他人のちょっとしたミスも寛容に受け入れることができるようになり、誰かと比べることは少なくなっていきます。

努力を続ける

傲慢である人は、そこで努力を止めてしまうことがあります。努力をしなくても、自分が一番優れていると考えてしまうからです。

しかし、見る世界をもっと広くしてみてください。自分よりも優秀な人間はもっとたくさんいることに気づくのではないでしょうか。まだまだ成長できる、もっと伸びることができると実感するようにし、さらなる努力を続けるようにしてみてください。

その意識を持つことで、他人に傲慢な態度を取ることすら無駄なことであると気づくことでしょう。

傲慢に関するおさらい

傲慢に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 傲慢には人を見下す行為という意味がある
  • 傲慢という言葉の類語には、横柄、見高、不遜などの類語がある
  • 高慢は似た言葉だが、人を巻き込んでいるのが傲慢で、自己完結しているのが高慢という違いがある
  • 傲慢にならないためには、自分の非を認めて必要な時には謝ることが大切
  • 他人に感謝の気持ちを持つようにすることで傲慢な態度を取らないようになっていく