屋烏之愛とは

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屋烏之愛(おくうのあい)とは

屋烏之愛とは、「人を愛するとその人の家の烏までも愛おしくなる様に、人を愛すると愛する人に関わる全てのものが愛おしくなる。」という意味の言葉です

屋烏之愛は、前漢の学者、政治家である劉向によって成立した故事・説話集である「説苑(ぜいえん)」の貴徳篇を出典とし、愛屋及烏(あいおくきゅうう)または、愛及屋烏(あいきゅうおくう)と表記することもあります。

説苑の貴徳篇には、「周の武王が殷の紂王を倒した後、殷の人々をどの様に扱えばよいのかを太公望呂尚に尋ねました。

太公望は答えて、『その人を愛すると、その人の家の屋根にいる烏まで愛おしくなる。その人を憎むと、その人の使用人までも憎くなる。』といった。」という意味の言葉が書かれています。

屋烏之愛のビジネスシーンでの用法

屋烏之愛はビジネス用語ではなく、日常的に使う言葉でもありません。

しかし屋烏之愛は、深い愛情を意味する四字熟語であるため、スピーチをする機会で、屋烏之愛を用いて自社愛を説くのもよいでしょう。

屋烏之愛の使い方と例文

皆さん、屋烏之愛のように我が社を愛し、我が社の商品をも愛しましょう。そうする事で、自社商品への愛が先方にも伝わり、必ず売り上げが上がる事でしょう。
歴史に興味の無かった彼女が、彼氏が歴史好きだという理由で急に歴史好きになった。これはまさしく、屋烏之愛だ。