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社会人にとって大きな転機の一つと言えるのが、結婚です。結婚してもその職場で働き続ける人もいれば、結婚を機に退職する人もいます。そして出産や子育てを経て再び就業しようとする人が多いです。
そんなときに悩みのタネになるのが履歴書。職歴欄に結婚によって退職したことを書いていいものか迷いがちです。そこで今回は、結婚をきっかけに退職した場合の履歴書の書き方について解説します。ポイントを押さえることで、企業側に好印象を持ってもらえることが期待できます。
結婚に伴い退職は書いてよいのか
履歴書に「結婚に伴い退職」と書いても問題ありません。基本的に企業側は業務に必要な能力や資格、あるいはやる気などがあるかどうかを履歴書や面接を通して判断します。結婚のようなプライベートな部分は選考に影響しない場合が多いです。
決してやってはいけないのが、嘘の理由を書くことです。実際は結婚による退職なのにもかかわらず、履歴書に「会社都合により退職」と書いてしまうと、経歴詐称になってしまいます。ついやってしまいそうになりますが、退職理由は正直に書かなければなりません。
一身上の都合との違いと印象はどちらがよいのか
「結婚に伴い退職」と書きたくない人がやりがちなのが、「一身上の都合」という表現を使うことです。嘘をついているわけではないので、記載すること自体に問題はありませんが、曖昧な表現なので伝わりにくいです。「退職理由は言えません」と言っているのと変わらないので、企業側に「はっきりと書けないような理由なのか」といろいろな想像をさせてしまうおそれがあります。
「結婚に伴い退職」と書くとネガティブなイメージを与えるのではないかと思ってしまいそうですが、企業側からはむしろポジティブに捉えてもらえることが多いです。したがって、履歴書には「結婚に伴い退職」と書くのが最も良い印象を与えられます。
男性も結婚に伴い退職はありなのか
結婚によって退職するのは、多くの場合女性ですが、男性にもそういう人はいます。たとえば、銀行や商社など転勤の多い企業に勤務している人の場合、転居や単身赴任が多く家族に負担をかけることになるので退職することがあります。
転職する際に、履歴書に「結婚に伴い退職」と書くのは、女性と同様に問題はありません。ただ、女性に比べると珍しいケースなので、面接などで質問される可能性が高いです。しっかりと事情を説明できるように準備をしておくことが重要です。
履歴書の書き方:例文
履歴書に結婚によって退職したことを書くのは問題はありませんが、実際に書くとなると「本当にマイナスにならないのだろうか」と不安になる人もいることでしょう。
そこで鍵になるのが「自己PR欄」の使い方です。ブランクの期間中に勉強したことや、前職の経験などを具体的に書くことで、企業側にやる気や能力をアピールすることができます。また、子供のことや家族の理解があるかといった環境面でも問題がないことを書いておくことも大切です。
履歴書の書き方(職歴欄)
平成12年4月 株式会社〇〇 入社
総務部経理課にて経理担当として従事
平成17年3月 結婚に伴い退職
専業主婦として子育てに専念し、現在に至る
履歴書の書き方(自己PR欄1)
貴社では子育てをサポートする制度が充実しており、女性がたくさん活躍していると聞き、魅力を感じました。
子供は通勤途中にある保育所に預けており、急病などの場合は両親に対応してもらえることになっています。家族も私が就業することに理解を示してくれており、貴社での業務に支障が出ないよう準備は整っています。
私の強みはタイムマネジメント能力に長けていることです。業務の優先順位を判断し、能率的に仕事を進めることができます。新しい職場でもこの能力を活かし、子育てと仕事の両立に努めていきたいと考えています。
履歴書の書き方(自己PR欄2)
子供が中学生になり、子育てが一段落したため、貴社では正社員として、経理会計担当の仕事を希望します。
勤務したいと考えております。前職では経理課にて経理担当として従事し、最後の1年間は主任として税務や財務に関する業務、内部統制業務の補助などを担当しました。離職期間は長いですが、子育てと並行してファイナンシャル・プランニング技能士2級やビジネス会計検定2級の資格を取得し、経理職としてのスキルを高める努力をしておりました。前職での経験を活かし、意欲的に業務に取り組んでまいります。
まとめ この記事のおさらい
- 履歴書に「結婚に伴い退職」と書いても問題はない
- 退職理由を偽ると経歴詐称になるので、正直に記載する
- 男性でも「結婚に伴い退職」と記載してもよいが、事情を説明できるようにしておく
- 自己PR欄に子育てなどの問題がないことや前職の経験が活かせることを記載し、仕事と家庭を両立できることをアピールする
履歴書に結婚などのプライベートなことを書くのは、マイナスイメージを与えるのではないかとつい考えてしまいます。しかし、嘘をついたり濁したりするよりも、退職理由は明確に記載するのが望ましいです。仕事に支障をきたさないことや仕事に対する熱意などを書くことで、企業側の疑問や不安を解消することができます。
仕事に対する思いやスキル・経験を棚卸しつつ、ポイントを押さえて丁寧に記載し、誠実さが伝わる履歴書づくりを心がけましょう。
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