就職・転職における履歴書の健康欄について 健康状態は正直に書こう

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履歴書には「健康状態」という項目がありますね。初めて履歴書を書く方は、具体的にどのように書けばよいか迷うのではないでしょうか。

慢性的な持病がある方は、どこまで記述するべきか悩ましいかもしれません。

ここでは、「健康状態」の書き方について、主に以下の3つについて解説していきます。

  • 特に異常がない場合
  • 健康をアピールしたい場合
  • 持病がある場合
  • 過去に重い病気をして完治している場合

なぜ健康欄があるのか?健康欄の書き方

履歴書の健康欄とは、採用側にとって、応募者が業務を遂行するのに支障がないかどうかを判断するための重要情報です。

応募者は自分の健康状態を正しく記すと同時に、業務に支障がないことを伝えることが大切です。

履歴書や職務履歴書の書き方に不安がある方は転職エージェントに履歴書の添削をお願いしてみましょう。

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初めて転職エージェントに履歴書・経歴書添削をお願いするとき、他社の転職サイトでつかったものだからと気にすることなく、とにかく持っていきましょう。

なぜならば、全てではありませんが多くの転職エージェントは転職者自身に履歴書をなおさせるのではなく、「よろしければこちらで訂正してもよろしいでしょうか?」とエージェントの手でブラッシュアップをします。

そのため、マナラボでも履歴書の書き方を解説していますが、まずは転職エージェントにもっていくのが、書類選考対策での一番の近道です。

特に異常がない場合は「良好」

過去の状況も含めて特に健康面で異常がない場合には、「良好」と記します。これだけで業務に支障がないことも充分伝わります。

健康であることをアピールしたい場合は「きわめて良好」

健康に自信があり、特にアピールしたい場合は、「良好」あるいは「きわめて良好」と記した上で、根拠となる情報を追記しましょう。

例文

きわめて良好。大学では4年間山岳部で活動し、体力には自信があります。

持病がある場合、どの程度の病気までは書くべきか

持病がある場合にどこまで記述するべきかの判断ポイントは、定期的な通院が必要かどうかです。

定期的な通院が必要ではない持病とは、時には休みをとったり通院したりする可能性があっても、通常は薬などで自己管理できるレベルのもの。

例えば、花粉症、軽い腰痛、慢性胃炎などです。これらは、業務に支障がないとみなせるので特に持病として言及せずに「良好」と書きましょう。

一方、定期的な通院が必要な場合には、業務に支障がないと記した上で、具体的な病気内容と通院頻度などを説明します。治療のための通院のほか、治療が完了した後の定期健診についても同様です。

例文

業務に支障はありませんが、月1度ヘルニアの治療で通院するため午前休を頂きたいと思います。

持病があると職種によってはやや不利になる可能性は否めません。

ただし、記述しないで内定後の健康診断の段階でわかると、隠していたとみなされて確実に不利になってしまいます。正しく記述しておきましょう。

過去に重い病気を持ち、現在は完治している場合

過去に重い病気を患っていても現在完治している場合には、「良好」と記します。

もし、過去の病気が原因で留年や退職、長期療養をした場合には、学歴・職歴欄を補足する意味で、病気の経緯などを説明してもよいでしょう。この際、完治しており業務に支障がないことを必ず記述します。

例文

良好。大学2年の時に骨折により半年間休学、留年しました。現在は完治しており業務に支障はありません。

履歴書の健康欄についてのおさらい

履歴書の健康欄に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 特に異常がなく健康な場合は「良好」とする、さらに健康をアピールしてもOK
  • 持病がある場合、定期通院が不要な場合は「良好」とする
  • 定期通院が必要な場合は、通院頻度などの情報と業務に支障がないことを記述する
  • 過去に重い病気をもち完治している場合は「良好」とする
  • 留年、退職、長期療養などを伴った場合は病気経緯などを説明する

健康欄には正直に記入をしましょう。