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積善余慶(せきぜんのよけい)の意味
積善余慶は、善い行いを何度も行った家は、子孫にもその恩恵があるという意味の言葉です。
「積善」は長い時間をかけて善行を積み重ねていくことをあらわし、「余慶」は子孫にまで思わぬ幸福が及ぶという意味があります。
元々は「積善の家には必ず余慶あり」ということわざでしたが、省略されて「積善余慶」という四字熟語になりました。
積善余慶のビジネスシーンでの用法
積善余慶にはビジネスシーン特有の特別な意味はありません。大抵の場合は「日ごろからよいことを積み重ねていくと、将来思わぬときに自分が報われる」という意味で用いられています。
ビジネスの世界では仕事と情が切り離され、上司部下の関係や取引先との関係を冷酷非情に考える人もいます。
しかしそんな中でも、情や人との温かなつながりを大切に守っている人を褒めたり、「きっとよいことがあるよ」と励ましたりするときにこの言葉を使うことができます。
積善余慶の例文
「たとえ人の目に留まらないとしても、よいことを行い続ければきっと将来報われるはずだ。積善余慶というじゃないか」
「先代のモットーは積善余慶だった。確かに、困っている人をいつも助けていた先代は、助けが必要なときにいつも誰かから助けられていた」