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鬼面仏心(きめんぶっしん)の意味とは
鬼面とは鬼の顔、または鬼の様な面構えを意味し、仏心は仏の慈悲心のことをあらわしています。
鬼面仏心とは、鬼の様な恐ろしい顔をしているが、性格は穏やかで仏の様な心であることを意味する言葉です。
類義語としては、行動や状況判断は鬼のようであるが、心は仏のようであることをさす「鬼手仏心(きしゅぶっしん)」や、対義語には人間の顔をしているが道理をわきまえない行動をすることの例えの「人面獣心(にんめんじゅうしん、じんめんじゅうしん)」があります。
鬼面仏心のビジネスシーンでの意味
鬼面仏心という言葉はビジネス用語ではありません。
上司、同僚、部下といったあらゆる人との関わりの中で感じられる、相手への印象をあらわすの表現として活用できる言葉です。
強面でなにか叱責されるのではと内心恐れていた上司が、残業時にそっと皆に差し入れをしてくれているときなど、外見での判断と内面の印象が違うシーンで使うことができます。
鬼面仏心の使い方と例文
「部長は常に仏頂面で近寄りがたいと思っていたけれど、昼休みに思い切って話しかけてみると物腰もとても穏やかで気さくな上鬼面仏心、家庭ではとても子煩悩な様子で減多と怒った事も無いそうです。」