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新しい職場に行く機会は、転職や就職のときだけではありません。転勤や出向など、意外と機会は多いものです。誰でも新しい職場へ行く前には不安でしょう。
ここでは、新しい職場への不安を解消する行動、不安で眠れないときの対処方法、新しい職場でNGな行動、不安で眠れないときの対処法などをご紹介します。
悩みへの対処方法を明らかにすることで、明日からでもがんばることができます。
新しい職場への不安を解消する行動
新しい職場でまず気になることは、人間関係をうまく構築できるかでしょう。
新しい職場には知っている人が全くいないのが普通です。職場になじめるか不安を持つのは当たりまえでしょう。
職場の人間関係での不安を解消させるには、いくつか心がけておくべきことがあります。
明るく元気に挨拶する
最初は、やはり「挨拶」が大切です。良好な人間関係を構築するための、コミュニケーションの始まりは挨拶です。
まずは、新しい職場で出会ったすべての人に「おはようございます」と自分から挨拶をしてみましょう。職場では忙しそうにしている人もいるので、声をかけにくいこともあるかも知れません。
しかし、声をかけるだけだと考えて、返事を期待しないで挨拶をしましょう。
また新しい職場では、退社が周囲の人よりも先になる可能性が高いです。
退社の際も朝の挨拶と同じように、忙しそうな人にも「お先に失礼します」と自分から積極的に声をかけておきましょう。
職場の雰囲気に合わせた程度の元気さと笑顔を、挨拶に添えることが大切です。
歓迎会などがあれば参加する
新しい職場でまだ馴染んでいない人たちとの飲み会や食事会は、遠慮してしまったり、ついつい面倒になったりしてしまうこともあります。人見知りの人は、なおさら行きたくないでしょう。
しかし、職場の輪の中にも、自分から積極的に入っていこうとする行動を周囲に見せる事も大切です。
新しい職場の不安を少しでも早く解消したい場合は、初めのうちだけでも飲み会などのお誘いには参加するのがよいでしょう。
上司や先輩の意外な素顔が見られたり、同僚から情報を収集する機会でもあります。
早いうちに打ち解けしまえば、そのあとは楽になると思ってみましょう。
まずは近くの人と話してみる
新しい職場では、全員と親しくなろうと頑張ってしまう人も多いでしょう。
しかし実際には、全員と親しくなるのは難しいこともありますし、時間がかかります。
不安を解消するには、まずは職場で近い席の人などで親しい人を1人作ることです。
親しくなれば、困ったときに相談したり、何かを聞いたりがしやすくなるため、不安の解消だけでなく仕事も進めやすくなるでしょう。
また、親しい人が1人でもできれば、職場の他の人とも打ち解けやすくなります。近くにいる自分と合いそうな人から、どんどん話して仲よくなっていきましょう。
上司や先輩へ気遣いをする
あいさつでの表情や元気さは、周りへの気遣いのひとつでもあります。
ビジネスパーソンとして、シーンに合わせた相応しい敬語やはっきりした受け答えなども重要です。
当たり前のことですが、新しい職場で緊張していたり、不安が大きかったりすると、いつもできていることや気遣いができないこともあります。
自分の気遣いや態度は、必ず相手の対応にも影響するものです。ちょっとした気遣いや心配りを忘れずにいれば相手も変わるため、不安が解消されるでしょう。
新しい職場でNGな行動
新しい職場で早くなじんで不安を解消するには、行動でも気をつけるべきことがあります。よかれと思ってしたことが裏目に出ないように、今から心に留めておきましょう。
前の職場でのやり方を通すのはNG
今までのやり方で作業を進める方が楽という理由で、以前の職場のやり方を持ち込んで仕事を進めようと思っている人も少なくないでしょう。
しかし、新しい職場では仕事の手順ややり方は違うと、はじめから思っておきましょう。以前の職場のやり方では、新しい職場で周りの人と違いが出て、ミスや失敗につながることもあります。
新しい職場では、やり方や優先順位などを、必ず確認しましょう。早いから、楽だからと、自分勝手に前のやり方を突き通すのは新しい職場でのチームワークを乱してしまうこともあります。
知識や経験を自慢するのはNG
新しい職場では、周りの人と早くなじみたいがために、すきま時間で雑談をすることもあるでしょう。
また、職場によってはランチタイムに周りと話す機会があるかもしれません。そんなとき、自分のことを知ってほしいという思いから、前の仕事の話をしてしまう人も少なくありません。
しかし前の仕事の話ばかりをすると、今の職場になじもうという気がないように誤解されやすい傾向にあります。
また、前の仕事の話でアピールしているつもりが、相手には自慢話に聞こえることもあるでしょう。知識をひけらかすような話をするのもおすすめできません。
前の仕事の話をするよりも、話題の中心は今の職場の話にするようにして、わからないことを聞いたりすると、教わりたい、なじみたいという姿勢も伝わるでしょう。
社内ルールを守らないのはNG
社内ルールとは、明文化されていない、細かな社内のきまりごとのようなものをいいます。
電話の対応の仕方やメールの文面には、ある程度それぞれの会社でルールはあるものです。明文化されていないからといって、社内ルールを無視してしまうと協調性に欠ける人間だと思われることはあります。
職場のことを聞いて知るだけでなく、周りをよく観察していると社内ルールがわかってきます。基本的な社会人としてのマナーと同様に、社内ルールも守りましょう。
新しい職場への不安で眠れないときの対処法
いよいよ新しい職場への出勤日が近づくと、不安のあまりよく眠れないことがあります。
特に、初出勤日前日の夜は、寝なくてはと焦る気持ちも相まって、なおさら寝付けないでしょう。寝付けないときには以下の対処方法を試みることがおすすめです。
不安よりもできる自分を想像する
理由はどうであれ、新しい職場を選んだのは自分自身です。自分が下した決断に対して、不安をどんどん大きくするよりも、決めたんだという覚悟を強く持ちましょう。
新しい職場で不安を抱えている態度では、周りの人も不安を察知してなかなか距離を縮めてくれなくなります。
覚悟を決めて、積極的に周りの人を関われば、新しい職場でもよい方向にしか進みません。
いち早く新しい職場になじんで、活躍する自分を想像するようにしましょう。
過去の職場のことは忘れる
誰でも、新しい職場への不安を過去の経験と比較してしまいます。
しかし、過去のできごとが嫌な思い出だったり、苦労したことばかりだとしたら、また同じことを繰り返すのではないかと思ってしまう傾向があるでしょう。
すると、まだ経験していない新しい職場なのに、勝手な想像で不安ばかりが大きくなってしまうでしょう。
過去の職場のことと、まだ体験していない新しい職場のことを比べても意味がありません。
過去はきっぱり忘れて、新しい職場で将来のことを考えながらゼロから始めましょう。
早めに寝てリラックスする
当然のことですが、初出勤前日は早めにベッドに入りましょう。
横になって、目をつむっているだけでも休息になります。初出勤日から、眠気でぼーっとしているのは印象がよくありません。
練る前にリラックスするには、腹式呼吸を3分ほど繰り返したり、緊張をほぐすために軽くストレッチしたりするのもよいでしょう。
好きなアロマの香りもリラックスにつながり、ぐっすり寝ると不安も和らぎます。
新しい職場の不安についてのまとめ
- 新しい職場での日々は、誰でも不安になるものです。新しい職場での不安を解消する行動には、第一印象よく明るく元気に挨拶する、歓迎会などがあれば積極的に参加する、全員と仲良くなるよりもまずは近くの人と話してみる、上司や先輩へ当たり前の気遣いを忘れないなどがあるでしょう。
- 新しい職場で嫌われてしまうようなNG行動には、前の職場でのやり方を通したり、知識や経験を自慢したり、社内ルールをないがしろにしたりする行動でしょう。
- 新しい職場への不安で眠れない時には、不安にフォーカスせず活躍する自分を想像する、過去の職場のことは忘れる、リラックスできる環境で早めに寝る準備をするなどの対処が有効です。