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ブラフ 意味とビジネスで使う場面
聞きなれないブラフと言う言葉は、“はったり”の意味が最も一般的でしょう。”威嚇、こけおどし“との意味もあります。
英語の「bluff」には“率直、お人よし”の意味も、日本語のブラフとは全く違う意味もあります。
ブラフの語源は、英語の意味の”絶壁“からきていると言われています。絶壁に立ったけど、実際には飛び降りない様から転じて、”はったり“との意味になったのです。
ポーカーなどのギャンブルの場面では、よく使われる言葉で「ブラフをかける」などと表現します。具体的に言うと、ポーカーでは手の内が強そうに見せかけることを言います。
これらの意味から、ビジネスにおいて、“偽の情報で惑わすこと”や“他のものや実際よりもいいものに見せる、思わせること”の意味で使われることがあります。
交渉や説得の際には、ビジネスでもブラフを使うことが有効であることもあります。
ブラフと噓の違い
ブラフは、はったりや威嚇の意味合いからわかるように、”自分、または自分に関することを大きく見せる“ことを言います。
それに対し、嘘には“本当でないこと、偽り、誤り、間違い”などの意味があるので、必ずしも自分に関わることでないケースもあるのです。
また、ブラフは態度や雰囲気でも作り上げられますが、嘘は伝える他の言葉や文章など手段が必要な場合が多いのも2つの違いです。
ブラフは地名、人名でもある
ニュージーランドの南島の港町に、ブラフという都市があります。
人名では、1940-50年代に活躍したアメリカの女性テニスプレーヤーや1940年代に活躍したチェコの指揮者・ヴァイオリニスト、アメリカの俳優にブラフというラストネームの人達がいます。
日本ではライヤーズ・ダイスと呼ばれたボードゲームは、本国ドイツではブラフという名前で楽しまれています。
ブラフの例文
・彼が言ったことはブラフだったのかも知れないが、それ以降の交渉がスムーズに進んだのは間違いありません。
・彼は相手のブラフに全く動じないで、冷静の自分の戦略を進めて勝ち上がっていきました。
・さりげないブラフで、絶妙な会話を展開してプレイヤーを惑わす、腕利きのディーラーがいました。