ファクター 意味とビジネスで使う場面

「ファクター」とは、“要素”や“要因”の意味があり、「あるものものごとや状態が生じるもとになったもの」を指します。
ビジネスシーンでも、「ファクター」は一般的な意味と同じように広義に使われることが多いでしょう。「リスクファクター」との形成語としてよく使われ、この場合は「リスクの要因、もとになったもの」を意味します。
ファクターの前後に別な言葉がつくと、それぞれ専門的な意味をもつこともあります。また、企業、ブランド、商品名として使われることが多い言葉なので、意味を考える際には注意が必要です。

金融業界のファクターの意味

金融業界では、メガバンクがファクタリング(売掛債権買取業務)専門の関連会社を持つこともあり、「○○ファクター」と名付けられている会社もあります。専門用語では、ファクタリング会社自体を「ファクター」と呼びことに由来した社名でしょう。
ファクター投資という資産運用の手法が注目を集めつつあり、この場合の「ファクター」は“資産のリターンやリスクに影響する共通要因のこと”を指しています。

ファクターを使ったビジネス用語

「ヒューマンファクター」
日本語で言えば「人的要因」となります。運輸業、製造業、医療の現場などでよく使われる用語で、人間や組織、機械、設備などで構成されるシステムを安全かつ経済的に運用するために、考慮しなければならない人間側の要素のことをいいます。機械や設備の安全性には限界があるので、同時に人間自身が安全を意識し、安全を確保するための技量を身につけることが大切との考え方に基づいています。ビジネスシーンでも耳にする「ヒューマンエラー」は、「ヒューマンファクターの負の結果」であるとされています。

例文
・SHELモデルはヒューマンファクターの概念を図で示すことで、よりわかりやすく説明しています。
・景気の後退は、重要な経済ファクターを見逃したことを意味します。
・この数値は、8つのファクターを分析、評価して求めたものです。
・この病気のリスクファクターは、日常生活のちょっとした心がけでだいぶ軽減されるはずです。