これから初めて社会に出てビジネスマンとして活躍する予定の人から、今の自分はビジネスマナーが身についているのか不安な人まで、ビジネスマンなら持っておきたい資格として注目されているのが「ビジネス実務マナー検定」です。

ここでは、ビジネス実務マナー検定の概要や、どんな時に活用できる資格なのかを解説しています。

就職・転職・スキルアップと目的別に応じてビジネス実務マナー検定を受験し、活用できるでしょう。

ビジネス実務マナー検定とは

ビジネスマンとして業務を行う際には、常識的な判断や行動を行う必要があります。そして、常識的な判断や行動を行う為に必要なのが、ビジネスマナーです。

ビジネス実務マナー検定とは、ビジネスマンとしてビジネスマナーが身についているのかを審査・判断する検定試験です。

正式名称は「文部科学省後援 ビジネス実務マナー技能検定試験」です。

ビジネス実務マナー検定の受験概要

受験できる場所は日本全国

日本全国、札幌から福岡までの定められた会場で受験できますので、自分が受験したい地区を指定できます。

受験希望地区で複数の会場がある場合には、特定会場の指定はできません。受験会場は専門学校やホテルの会議室などが使用されます。開催予定場所は、ビジネス実務マナー検定の公式サイトにて、受験日程ごとに発表されています。

受験できる階級は1級から3級、合格基準60%以上

1級・2級・3級があります。1級と2級、2級と3級の併用受験も可能です。何級から受験してもよいです。

2級・3級は選択問題(マークシート方式)と記述問題、1級は記述問題のみです。
筆記試験は理論、実技の2つの領域に分かれており、それぞれ全体の60%以上で合格となります。

結果例1: 理論領域 60% + 実技領域 60% = 合格
結果例2: 理論領域 40% + 実技領域 90% = 不合格

1級は筆記試験合格後に、別日程で面接があります。面接に合格すると1級取得となります。

もしも面接に落ちてしまった時には、次回受験の際に筆記試験免除で受験可能です。

受験できる時期は年2回

ビジネス実務マナー検定は、毎年6月と11月の年2回受験できます。受験日程は公式サイトで発表されます。

また、個人受験だけでなく学校や企業などの団体単位で申しこむ、団体受験も可能です。

受験料はいくらかかるのか

ビジネス実務マナー検定の受験料金は以下の通りです。

1 級 5,600円
2 級 3,800円
3 級 2,500円
1・2級併用 9,400円
2・3級併用 6,300円

申し込み方法は3種類

ビジネス実務マナー検定の申し込み方法は、3通りあります

・ビジネス実務マナー検定公式サイトから、インターネットで申し込む。支払いはクレジットカード決済か、コンビニエンス支払いが選べる。
・ビジネス実務マナー検定の申し込み対象の書店や大学生協にて、申し込み用紙を入手する。申し込み用紙記入後に、受験料を添えて書店や大学生協に提出する。受験料の領収印を貰った申し込み用紙を、専用封筒に入れて郵送で申し込む。
・申し込み用紙を入手後、必要事項を記入して郵送で申し込む。受験票が送付されてきたら、協会宛の申込書と一緒に受験料を入れて、現金書留で送付する。

ビジネス実務マナー検定を持っていると有利な職業

民間企業で働くビジネスマン

ビジネス実務マナーは、実際に働く上で知っておきたいビジネス上の常識を判定する検定です。

似た資格に秘書検定がありますが、秘書検定から上司のフォローなど秘書としての実務内容を除き、その分ビジネスマナーに特化したのがビジネス実務マナー検定となっています。

ビジネス実務マナー検定に合格していれば、ビジネス上で必要な一般常識を既に押さえている人、という事を証明できます。秘書だけでなく、民間企業で働く営業、企画、そして事務職まで、ビジネスマンならどんな職業でも応募の際に有利となる資格となっています。

公務員を目指す人

ビジネス実務マナー検定は、民間企業だけでなく公務員を目指す人にも有利な資格です。

市町村の役所など、公の場で働く人は毎日年齢層も性別も違う、多くの人の対応をしなければいけません。だからこそ、一般常識を含むビジネスマナーが必要になります。
特に、公務員はその職務内容から「常に民間人の手本である」心構えが必要です。新卒で公務員を目指す時から、一般企業から公務員への転職を目指す時にも、ビジネス実務マナー検定があれば有利です。

ビジネス実務マナー検定の出題領域

出題領域は理論と実務の2種類

ビジネス実務マナー検定の出題領域は大きく分けて理論と実務の2領域です。

それぞれ60%以上で合格となります。

理論:必要とされる資質のポイント

必要とされる資質では「ビジネスマンとしての資質」及び「執務要件」の領域が見られます。

・適切な行動力、判断力、表現力がある
・明るさ、誠実さを備えている
・身だしなみを心得ている
・自己管理ができる
・一般的な仕事を、確実に実行できる能力がある
・良識を持ち、模範的な対応を取ることができる
・協調性のある行動がとれる
・積極性、合理性、効率性についての知識がある

理論:企業実務のポイント

企業実務では「組織の機能」の領域が見られます

・業務分掌についての理解がある
・職位、職制についての理解がある
・会社などの社会的責任について理解がある

実技:対人関係のポイント

対人関係では「人間関係」「マナー」「話し方」「交際」の領域が見られます

・人間関係への対処について理解している
・ビジネス実務としてのマナーを心得え実践できる
・ビジネス実務に携わる物としての服装について知識がある
・話し方の成立要件が理解でき、人間関係への結びつきが分かる
・一般的な敬語が使える
・目的に応じた話し方ができる
・一般的な交際業務について、知識がある
・慶事、弔事に関する作法と服装について知識がある

実務:技能のポイント

技能では、「情報」「文書」「会議」「事務機器」「事務用品」の領域が見られます。

・情報活動ができる
・情報の整理ができる
・情報の伝達ができる
・一般的な文書の作成ができる
・一般的な文書の取扱いができる
・会議についての知識がある
・会議の運営について知識ができる
・事務機器の機能について知識がある
・事務用品を適切に使う事ができる

ビジネス実務マナー検定の例題

ビジネス実務マナー検定の例題は以下の通りとなります。

次の説明を読んでオフィス機器を答えてください。
①音声を録音する機器。会議などで使われる。
解答:ボイスレコーダー

②機密書類などを細断する機器。
解答:シュレッダー

企業の社会貢献について、その一例を挙げたものです。不適当なものを1つ選んでください。

①台風に見舞われた地域の支援
②慈善活動を行う市民団体への支援
③自社の実業団スポーツチームへの支援

解答:③

ビジネス実務マナー検定に関するおさらい

ビジネス実務マナー検定に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • ビジネス実務マナー検定とは、ビジネス上の一般常識を判断・審査する資格
  • 受験は年に2回、6月と11月全国の会場で行える
  • 受験にはインターネットもしくは書店での申し込みが必要。個人受験だけでなく、団体受験も可能
  • 現在ビジネスマンとして既に働いている人のスキルアップや、新卒採用、転職時などにも有利な資格
  • 民間企業のあらゆる職種に有利になるだけでなく、公務員を目指す時にも有利になる
  • 出題領域は理論と実務の2種類から出され、各60%以上で合格となる、その中で、「必要とされる資質」「企業実務」「対人関係」「技能」の4つに分かれた領域ごとに見られるポイントがある

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