この記事では「コミット」のについて解説いたします。

シーンやジムなどでよく使われる言葉ではありますが、実際にはどのような意味で用いられているのかよく理解していないという人もいることでしょう。

そこで今回は「コミット」の語源や「プロミス」との違い、関連用語や表現なども含めて取り上げました。

それでは一つずつ確認していきましょう。

「コミット」の意味とは


「コミット」の意味は「関わりあうこと」です。

例えば「学校の垣根を超えて、先生同士がコミットした」など、誰かと関係を持つ時にコミットが使われます。

また「コミット」はビジネスシーンやIT用語など幅広い場面で用いられることがありますが、その場合の使い方は後述の内容を確認しましょう。

「コミット」の語源

「コミット」の語源は英単語「commitment」の省略形です。

なお「commitment」を省略しない場合のカタカナ語は「コミットメント」ですが、意味は「コミット」とほとんど変わりません。

「コミット」と「プロミス」の違い

「コミット」と似た言葉として「プロミス」が挙げられます。

これらはどちらも「約束」という意味合いで使われますが、その違いは言葉の中に含まれる責任感や気持ちの持ち方です。

「コミット」は積極的な姿勢や責任をもって約束するという意味なのに対し、「プロミス」は言葉で形式的に約束するという意味合いがあります。

仕事での成果を約束する場合には「コミット」、プライベートの約束をする場合は「プロミス」のように考えるとわかりやすいかもしれません。

「コミット」のビジネス上での使い方


「コミット」は先述のように、ビジネス上でも使われることがあります。

「コミット」のビジネス上での使い方としては、例えば下記のようなものが考えられるでしょう。

このプロジェクトを完遂することをコミットするつもりだ。

ビジネスシーンでの「コミット」は、「目標を達成するために努力して成し遂げる」という意味で用いられます。

この例では、このプロジェクトを完遂するという目標を達成するために、努力して成し遂げるつもりだということです。

初めて任せられた新人研修の担当にコミットする所存だ。

「コミット」は「責任を持って職務を果たす」という意味でも使用される言葉です。

今回の例だと、初めて任せられた新人研修の担当という役割を、責任を持って果たす考えだということを表しています。

IT用語としての「コミット」の使い方


「コミット」はIT用語として使われることもありますが、その場合の意味は「確定させる」や「反映させる」です。

複数の処理を一つの処理でまとめて行うトランザクション処理で、結果が確定することを「コミット」といいます。

またファイルの変更履歴の保存や管理を行うバージョン管理システムにおいて、その結果を反映させることも「コミット」です。

「コミット」を使った関連用語


「コミット」にはさまざまな関連用語があります。

この項目では、その代表例として2つ取り上げました。

「フルコミット」

「フルコミット」とはビジネスでよく使われている「フル」と「コミット」を連結させた造語です。

「コミット」の持っている意味を更に強めた言葉で、自分の果たす責任を強調するときに使います。

例えば「フルコミットで仕事をする」とは、「責任を強く感じながら、全力を尽くして仕事に取り組む」という意味です。

単純に「コミットする」と表現するよりも、更に強い意識を持っていることを言い表すことができます。

「オーバーコミット」

「オーバーコミットメント」とは、人の担当の範囲を越えて介入してくる越権行為のことです。

それに加えて他人に余計な指示やアドバイスをすることも「オーバーコミットメント」の一種といえるでしょう。

ビジネスにおいては各々の仕事の領分が決まっていることは少なくありません。

仮に悪気なく良かれと思って自分の管轄外の仕事に着手しようとすると、逆に越権行為だと不快に思われる可能性があります。

「自分の仕事以外は一切やらないし、他の人がどんなに困っていても助けなくても良い」というのも極端ですが、かといって無断で他人の仕事に介入するのも考えものです。

もし周りの人が困っている場合、「何かお手伝いできることはありますか」といった一言をかけ、「お願いします」と言われたら手伝うくらいの距離感が良いかもしれません。

「コミット」の類義語と例文

放送作家
「コミット」の類義語は、「関連を持つこと」や「約束」などが挙げられるでしょう。

今日の商談で、新たな取引先と関連を持つことができた。

「コミット」は「関連を持つこと」と意味があるので、「コミット」の類義語の一つに入れても間違いではないでしょう。

今回の例では、今日の商談で新たな取引先と関係性を持つことができたということです。

彼女はどんな些細な約束でも絶対に守ることから、周りの人々にかなり信頼されている。

人間関係を築いていく上では、「この人は信頼に足る人だ」と思ってもらうことが重要です。

その方法の一つとして、約束を守るということが考えられます。

この例だと、彼女はどんな小さな約束でも絶対に守ることから、周りの人にかなり信頼されているということです。

「コミット」の対義語と例文


「コミット」の対義語は、「オミット」が適当だといえるでしょう。

「オミット」とは「省く」や「抜かす」という意味の英単語「omit」をカタカナ語にしたものです。

ビジネスシーンでは「除外する」や「省く」、「却下する」といった意味で使われています。

何となく言葉の響きは似ているように感じられますが、意味は全く異なるものなので注意が必要です。

また「オミット」を使った例文は、以下のようなものがあります。

遅刻癖がどうしても直らないことから、彼はこのプロジェクトからオミットすることが決定された。

社運を握るような重要な仕事に関わる人は、時間を守ったり決められたことを確実に遂行したりすることが求められます。

この例だと、遅刻癖がどうしても直らない彼はこのプロジェクトから除外されることになったということです。

「コミット」の英語表現


「コミット」の英語表現は、その語源にもなっている「commitment」が適切です。

もし「コミットする」というように動詞として使う場合は、同じく動詞である「commit」が該当します。

また「commitment」を使った例文としては、次のようなものが挙げられるでしょう。

She has a commitment to him.(彼女は彼への約束がある。)

「commitment」は名詞なので、上記のような使い方をします。

まとめ この記事のおさらい

  • 「コミット」の意味は「関わりあうこと」
  • 「コミット」の語源は英単語「commitment」の省略形
  • 「コミット」は積極的な姿勢や責任をもって約束するという意味なのに対し、「プロミス」は言葉で形式的に約束するという意味合いがある
  • ビジネスシーンでの「コミット」は、「目標を達成するために努力して成し遂げる」や「責任を持って職務を果たす」という意味で用いられる
  • IT用語としての「コミット」の意味は「確定させる」や「反映させる」
  • 「コミット」を使った関連用語は「フルコミット」や「オーバーコミット」などがある
  • 「コミット」の類義語は「関連を持つこと」や「約束」などが挙げられる
  • 「コミット」の対義語は「オミット」が適当
  • 「コミット」の英語表現は、その語源にもなっている「commitment」が適切