ステークホルダーとは 意味とビジネスでの使い方

最近よく耳にするようになった言葉「ステークホルダー」は、日本語で言えば「利害関係者」と訳され、英語表記だとstakeholder、またはstake holderと綴ります。
以前は、ステークホルダー=利害関係者=企業との間で金銭的な利害関係がある顧客や株主のことのみを指すこと言葉でした。

しかし、1990年代から、ビジネスシーンでは、ステークホルダー=利害関係者=企業が活動することで関わるすべての人のこと=従業員・顧客・取引先・債権者・官公庁、研究機関、金融機関なども含めた地域社会全体を意味する言葉に変わりました。
この言葉の変化は、「会社はだれのものか」という議論のもとに起こった変化です。
では、ステークホルダーという言葉の意味の歴史をみてみましょう。

本来のステークホルダーの意味

stakeは、賭け金の意味もあります。本来のステークホルダーの意味は、「賭け金を管理・保管する人」でした。
賭けの結果が出るまでお金を保管するのは、重要な役目だったでしょう。

ビジネスシーンでのもともとのステークホルダーの意味

以前のビジネスシーンでは、企業、産業、事業などへの投資者やそのグループのことをステークホルダーと言っていました。どちらかと言えば、一般的な株主よりも巨額の投資をする人やグループに対して、そのロイヤリティの意味も込めて使われていた言葉のようです。投資者は株主よりも先に利益分配があたる、当時一般的だった仕組みも関係していたのでしょう。本来のstakeには“賭け金”の意味もあるので、巨額の投資が“賭け”のように見なされていた側面もありました。

現在の意味にステークホルダーの意味になった理由

ステークホルダーが、現在のビジネスシーンでの利害関係者=従業員・顧客・取引先・債権者・地域社会全体との意味に落ち着いたのには、コーポレートガバナンス(企業統制)やCSR(企業の社会的責任)におけるところが大きいでしょう。ここ10年ほどで一般的になった解釈です。

例文

・株主総会の資料は、すべてのステークホルダーが理解できる言葉で作成するのが重要です。
・弊社のウェブサイトで「ステークホルダーへの取り組み」を後悔しておりますので、お目通しくださいますようお願いいたします。