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雑誌や新聞、ポスター、カタログ、WEB広告など、多くの場でカメラマンの撮影した写真が使われており、私たちがそれらを目にしない日はないといっても過言ではありません。
この記事では、カメラマンの仕事内容やなるための方法、活躍の場や年収などを解説します。カメラマンを目指している人はもちろん、そうでない人もカメラマンの仕事の基本を知ることができる内容です。
カメラマンとは
カメラマンとは、写真を撮影することを仕事としている人のことを指します。雑誌や新聞などに代表される写真を撮る人をカメラマンと呼びますが、映画やテレビなどの動画を撮影する人も、カメラマンと称されます。
この記事においては、写真を撮影する仕事に就くカメラマンについて記述していきます。
カメラマンの仕事内容
カメラマンの仕事はひとことでいえば写真を撮影することです。しかし、もちろんただ単に写真を撮ればいいという訳ではありません。
カメラマンは大きなくくりで、クライアントからの依頼によって商業利用を目的とする写真を撮影するカメラマンと、写真集を出したり個展を開き作品を販売することで収入を得ているアーティストとしてのカメラマンの2つに分けられます。
前社の場合は、クライアントの意向や目的、意図に合わせた写真を撮ることが求められます。撮影の技術はさることながら、クライアントの要望を理解し形にする力やセンスが必要です。
ほとんどのカメラマンは自分の得意とする専門領域を持っています。大まかにわけると次のような分野があります。
■広告カメラマン
雑誌やポスター、パンフレットなど、広告用の写真を撮影するカメラマンです。撮影スタジオや屋内外のロケ地で撮影を行います。
広告用の写真といっても、人物、建物、車、料理などさまざまなジャンルがあり、たいていのカメラマンは得意とするジャンルを持っています。
撮影はチームを組んで行うことがほとんどで、グラビアなど人物の撮影ならスタイリストやメイクアップアーティストと、料理の撮影ならフードコーディネーターと協力し合って撮影を進めます。
■報道カメラマン
事故や事件の現場に出向いて、新聞や雑誌に掲載する写真を撮影するカメラマンです。新聞社や出版社に所属して働くほか、フリーで活動する人もいます。シャッターチャンスを長時間待ったり、事件が発生したら一も二もなく現場に駆けつけることが必要ですので、時間が不規則になりがちです。
■戦場カメラマン
報道カメラマンの中でも、戦場での写真撮影を専門としているカメラマンです。戦地に乗り込んでの撮影になるので、危険と隣り合わせの過酷な仕事です。
■スポーツカメラマン
競技や試合の場面など、スポーツに関わる写真を撮影するカメラマンです。一瞬のチャンスを逃すことなく臨場感あふれる写真を撮影する技術が求められます。
■水中カメラマン
水の中の生物や風景、マリンスポーツなどを撮影するカメラマンです。ダイビングのライセンスを取得していることは必須で、海や川などの自然を熟知していることも必要です。
■動物カメラマン
動物を専門に撮影するカメラマンです。動物は思いのままに動いてはくれませんから、迫力のある写真や愛らしいしぐさを写真に収めるためには、長時間待機ながら一瞬のチャンスを逃さない忍耐力や判断力が必要です。デリケートな動物も多いので、シャッター音や照明にも気を配らなくてはなりません。動物の生態を充分に理解しておくことも大切です。
■ウエディングカメラマン
結婚式や披露宴の会場で、新郎新婦やゲストを撮影するカメラマンです。一生に一回の替えがきかないイベントですから、絶対に失敗することはできません。当日の進行をしっかり頭に入れて、重要なシーンを逃さないように最高の写真に仕上げなくてはなりません。新郎新婦やゲストを盛り上げて最高の笑顔を引き出す役目もあります。
「カメラマン」と「フォトグラファー」の違い
写真を撮影する仕事をする人を指して「フォトグラファー」と呼ぶこともあります。日本では「カメラマン」「フォトグラフファー」のどちらも写真家を指す呼び名として一般的に使われています。
カメラマンというと、映画やテレビなど動画を撮影する人のことも指しますので、特に写真家と区別するために「フォトグラファー」という呼び名を使うこともあります。また、「マン」が男性に特化したイメージを与えるために「フォトグラファー」と称するケースもあるようです。
参考までに英語では「cameraman(カメラマン)」は映画やテレビの撮影技師のことで、写真家は「photographer(フォトグラファー)」と区別して呼ばれます。
カメラマンになるには
カメラマンになるのに特別な資格は必要ない
カメラマンになるのに、特別な資格は必要ありません。写真の技術とセンスがあればカメラマンとしてやっていけるといえるでしょう。最近はデジタル写真が主流なので、撮影後のレタッチまでをカメラマンが行うことも少なくありません。写真加工ソフトが扱えることもカメラマンの必須スキルになってきています。
方法①:専門学校や大学を卒業し、写真スタジオなどへ就職する
カメラマンになるのに最もスタンダードな道は、専門学校や大学で写真やカメラについて学び、写真スタジオなどへ就職することです。
専門学校や大学で学ぶことのメリットは、写真や機材の特徴や使い方などの基本からしっかり学べることや、現場で活躍している著名なカメラマンの講義が聞けることです。たくさんの人と交わりながら勉強するのが刺激になったり、自分にはない感性に出会えたりもするでしょう。卒業後の就職をサポートしてくれるところもあります。
写真を学ぶ学校というと専門学校を思い浮かべる人が多いと思いますが、4年制大学の中にも写真学科のある大学があります。大学は4年間通うことになるので、専門学校に比べると社会に出るまでの期間が長くなってしまいますが、大学卒業の学歴も得ることができるはメリットです。
方法②:写真家のアシスタントとして働きながら技術を学ぶ
写真家のアシスタントとして働きながらカメラマンとしての独り立ちを目指す道もあります。はじめは雑用が主な仕事になりますが、撮影の現場にはそこにしかないライブ感があります。学校とはまた違った勉強になることは間違いありません。
未経験者可のカメラマンアシスタントの求人はそう多くはありませんが、アルバイト採用から始める手もあります。とはいっても写真のことを全く知らない状態で採用されることはまずありませんので、実際には専門学校などで勉強をしてからアシスタント業務に就く人が多いようです。
方法③:独学で勉強し、仕事を獲得する
全くの独学からカメラマンを目指すことも不可能ではありません。ただし、写真の技術をひとりで身につけることが難しいのはもちろん、仕事を取るにあたっての人脈作りにも苦労するかもしれません。
実績を作るために賞に応募したり、SNSに作品をアップするなど、自分をプロデュースする力やマーケティング力も必要になるでしょう。
カメラマンの年収
カメラマンの働き方は、スタジオや出版社に社員として所属するケースと、フリーとして案件ごとに契約して仕事をするケースがあります。
社員として勤務しているカメラマンは、専門職ではありますがズバ抜けて給料が高いということはなく、年収400~500万円くらいと、一般の会社員の平均と変わらない場合が多いようです。写真スタジオなどに比べると、大手の出版社や新聞社勤務の場合は給料が高い傾向があります。
フリーのカメラマンは案件ごとの契約になりますので、金額はまちまちです。人気カメラマンになれば、1000万円を超える年収を得ることも不可能ではありません。ただし、フリーになれば誰しもが稼げるという訳ではないことも事実です。
カメラマンの勤務体系と休日
カメラマンの勤務体系は、何を専門にしているのか、職場はどこなのかによって大きく変わってきます。
ウエディングカメラマンやスタジオ勤務のカメラマンは撮影時間が決まっていますから、深夜に及ぶような勤務はほぼありません。一方で、報道カメラマンにはいつが勤務時間という基準がありません。風景撮影など自然が相手のものも人の都合で時間を決めることができません。カメラマンとして働くのであれば、規則的な勤務体系を求めるのは難しいと考えておいたほうがよいでしょう。
カメラマンの将来性
近年はスマートフォンのカメラの性能があがり、誰でも手軽に写真が撮れるようになりました。とはいえ、プロのカメラマンにしか撮れない写真が求められるシーンが減っているわけではありません。カメラマンとして第一線で長く活躍するためには、自分の強みを打ち出していくことが大事です。
このジャンルならこの人、というように強く印象付けるのもひとつのやり方ですし、逆にこの人なら何を頼んでもクオリティの高しものがあがってくる、というように、オールマイティーを売りにすることもできるでしょう。
カメラマンがおもに勤める場所
企業に所属して働くなら
カメラマンが主に活躍する場所には、新聞社や出版社、広告制作会社、写真スタジオ、結婚式場などがあります。正社員や契約社員、アルバイトなどさまざま雇用形態のカメラマンが所属しています。
フリーランスで活動する人も多い
カメラマンはフリーランスで働く人が大変多い職業です。まったくの個人で仕事を受けている人もいますし、フリーのカメラマンが何人か集まって事務所を立ちあげ、写真スタジオを設けて仕事の依頼を受けるというスタイルをとっている人もいます。
フリーのカメラマンの中には、写真集を出したり個展を開くことで収入を得ているアーティスト系のカメラマンもいます。
カメラマンについてのまとめ
- カメラマンとは写真を撮影する仕事に就いている人のことです。
- カメラマンというと映画など動画撮影をする人も含むことがあります。写真家を指して「フォトグラファー」と呼ぶこともあります。
- カメラマンは自分の専門分野を持っているのがほとんどで、広告カメラマン、戦場カメラマン、水中カメラマンなどのジャンルがあります。
- カメラマンになるのに資格は必要ありません。専門学校などで学んだ後アシスタントからカメラマンを目指すのが一般的な道です。
- カメラマンはフリーランスで活躍する人が多い職業です。
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