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ビジネスメールでは、初めの挨拶はあるのに締めの挨拶がないメールがあります。しかし、一般的に締めの表現として、「今後ともよろしくお願いします。」と最後に入れるのが適切です。
ここでは、「今後ともよろしくお願いします。」の意味と類語、英語表現や、「今後ともよろしくお願いします。」に対する返信はなんと返すのが適切か、目上の人にも使える表現なのかなどについて解説します。
ここで締めの言葉の意味や使い方の不安を払拭する事で、ビジネスにふさわしいメールを作成することが出来ます。
「今後ともよろしくお願いします。」の意味
ビジネスメールでは、結びの文句として「今後ともよろしくお願いします。」が使われるでしょう。
「今後ともよろしくお願いします。」は、一般的にネガティブなシーンでは使われない表現です。しかし、クレーム対応の場面などでは、より丁寧な表現で「今後ともよろしくお願いいたします。」と気持ちを伝える事があります。
「今後ともよろしくお願いします。」の類語
「今後ともよろしくお願いします。」をいい換える場合、「よろしくお願いします。」の部分はそのままに、「今後とも」の部分を類語でいい換えるのがよいでしょう。
「今後とも」の類語には、「これからも」「何卒」「是非とも」「引き続き」などがあります。
例として、「これからもよろしくお願いします。」や「引き続きよろしくお願いします。」などとあらわす事ができます。
ビジネスでの「今後ともよろしくお願いします。」の英語表現
日本語で「よろしくお願いします。」と表現する場合は、漠然とした挨拶となってしまい、なにを「よろしく」するのかまでは表現していません。
しかし、英語で「よろしくお願いします。」を表現する場合、なにが「よろしく」なのかを、限定的に表現することができます。
基本の形として“(I’m)looking forward to …ing”を使い、挨拶を以下のように表現する事で、メールの最後に、締めの挨拶として使うことが出来ます。
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「今後ともよろしくお願いします。」の返信
ビジネスメールの締めの言葉で「今後ともよろしくお願いいたします。」が使われているのに対して、返信するときはなんと書けばよいのか困ることもあるでしょう。
一般的な返信の締めの挨拶では、「こちらこそ(どうぞ)よろしくお願いいたします。」と表現するのが適切です。
目上の人に使えるか
「今後ともよろしくお願いします。」は丁寧な表現であるため、目上の人に使うことができます。
さらに丁寧に表現したい場合、「今後ともよろしくお願いいたします。」や「今後ともよろしくお願い申し上げます。」などと表現するのもよいでしょう。
一言添えて、「至らない点もあるかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。」や、「ご教示いただくことも多いかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。」などと表現することもできます。
今後ともよろしくお願いしますについてのまとめ
- 「今後ともよろしくお願いします。」は、ビジネスメールでは結びの文句として使われる、お願いごとは漠然としている挨拶の表現です。本来は、ネガティブなシーンでは使わない表現とされています。
- いい換えるなら、「今後とも」の類語を使い、「これからもよろしくお願いします。」などとできます。
- 英語表現では、“(I’m)looking forward to …ing”を使うのがよいでしょう。
- 返信は、「こちらこそ(今後とも)よろしくお願いいたします。」とするのが一般的です。
- そのままでも十分丁寧な表現ですが、より丁寧にしたいなら、「今後ともよろしくお願いいたします。」などともできます。