恐惶謹言とは

※本サイトはプロモーションを含んでいます。

恐惶謹言(きょうこうきんげん)の意味

恐惶謹言とは、恐れ謹んで申し上げることをあらわす四字熟語です。

「敬具」などと同様に文末に添えることで、手紙を出した相手への尊敬の念を強調することが出来ますが、「敬具」や「敬白」よりもかしこまった印象がある言葉です。

恐惶謹言のビジネスシーンでの使い方

恐惶謹言はビジネスシーンで、本来意見するのも難しい目上の存在に対して、苦言を呈する際などに用いることができます。

厳しい意見を述べる人に対して「恐惶謹言ができる人だ。」という事で、肯定的な意味の評価に用いることもできます。

恐惶謹言は、強くかしこまった表現であるため、否定的な意味としては受け取られない言葉です。軽々と使わない限り、相手に堅い印象を与える事も可能です。

恐惶謹言の例文

恐惶謹言させて頂ければ、社長、今回のプロジェクトは一から見直すべきかと思います。確かに理論上は利益は出ますが、実際に運用するにはもっと優れたスタッフを入れなければならず、結局人件費がかさんでしまいます。
さすがだな、営業部の部長は。あの専務と一対一で話して、結局部員の待遇強化をとりつけるところまで行ったんだからな。まさしく恐惶謹言、ただかしこまるだけじゃなく、いうべきことをいえるお人だよ。