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居敬窮理(きょけいきゅうり)の意味
「居敬(きょけい)」と「窮理(きゅうり)」は、人間の欲望を拭い去るために行う朱子学の修養法です。
「居敬」は、私利私欲を抑えて慎み深い態度で生活する事を意味する内的な修養法で、「窮理」は、事物に内在する道理を探求して正しい知識を得ることを意味した外的な修養法です。
上記の事から居敬窮理とは、私利私欲を抑えて慎み深い生活をし、よく勉強して物事の正しい知識を得るという意味の四字熟語です。
居敬窮理のビジネスシーンでの意味
居敬窮理という言葉はビジネス用語ではありません。
しかし、朱子は、学者(学ぶ人)にとって居敬窮理の工夫が絶対に欠かせないと語っています。
ビジネスの原場で活躍するには、人から信頼を得るための五徳を大切にし、常に最新の知識を取り入れる為に勉強が大切でしょう。
居敬窮理の使い方と例文
学者工夫唯在居敬 理事。此二事互相発。能窮理則居敬工夫日 益進。能居 敏則窮理工夫日益密。
出典:「朱子語類」
彼は若いときからひたすら居敬窮理に努めていた。
ビジネスで成功する立派な人物になるために、彼は居敬窮理を実践するようになった。