無念無想(むねんむそう)の

無念無想とは、様々な雑念を払いのけ、想いから自由になった無我の境地に至ることをいいます。仏教の影響を強く受けた言葉であり、何らかの修行や修練の結果無念無想の域に達することを願うということもあります。

より一般的な意味合いとしては、雑念を取り払う、欲望を捨てる、集中といった意味合いで使われることが多く、スポーツや武術などの世界でも目指されることになる領域ともいえます。

また実際に、勝敗にすらこだわらない究極の集中状態に入ると、今までの実力では考えられなかったプレイが可能になったりするもので、結果にこだわる気持ちをある意味捨てることでかえって成果が上がるのは、スポーツも仕事も同じなのかもしれません。

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無念無想のビジネスシーンでの

ビジネス的な語句ではないようにも思えますが、言葉の響きがよく、また目指す境地の高潔さからさり気なく使うと収まりが良い語句でもあり、日常会話よりも少し構えたスピーチの場などで使うと効果的でしょう。

また、「お寺」などの落ち着きのあるスポットと結びつきが強い四字熟語ですから、聞く人にリラックスを促したい場合などにも使いやすいです。

無念無想の例文

「今までは営業成績で一位を取ってやろうと頑張ってきましたが、これからは無念無想、一から出直す気持ちで仕事に取り組みます」
「入れ込み過ぎるのは良くない。もっと無念無想の境地を意識して、リラックスして業務に取り組むのがいいんじゃないかな」