百人百様(ひゃくにんひゃくよう)の

百人百様とは、百人いれば百人それぞれの様があるという意味から転じて、物事すべてに各人ごとの異なるやり方があることをあらわす四字です。

百人百様は「十人十色」とほぼ同じ意味の言葉ですが、「十人十色」に比べて幅広い意味で使われる言葉です。

百人百様のビジネスシーンでの

百人百様はあらゆることに当てはまるだけに、ビジネスシーンでの活用の余地は大きい言葉です。

型にはめたがる上司への愚痴をこぼした部下には「百人百様だからね。君はもっと向いたやり方があるかも知れない。ただ、彼もまた彼なりに会社を愛し、君に期待しているんだ。」などといった形で慰めつつ双方を立てることができます。

今時の新入社員に悩む人事担当や上層部に対しても、「この頃は十人十色ならぬ百人百様ですからね。しかし、成果を上げたい気持ちは皆持っています。」などと、同調しつつ部下に矛先を向かわせないといった使い方もできるでしょう。

しかし、仕事をする上では画一化されたマニュアルや共通の目標があった方がよいことも確かです。「百人百様も今回はダメだ。もっと一丸になっていかないと。」などと、否定的な意味で使うこともできます。

百人百様の例文

なかなか成果が上がらないのは辛いよね。でも、仕事の仕方は百人百様だからね。君も課長を真似るだけじゃなく、自分のカラーってものを出していく頃だと思うよ。
もちろん、会社で働く目的は百人百様でしょう。しかし仕事をするからには、常にお客様本位という共通の考え方を、皆で徹底していかなければならない。