だらしない人の特徴やだらしないことのデメリット 改善方法

誰でも何度かは「だらしない」と感じる人に出会ったことがあるでしょう。

人はどんなことに対してだらしないと感じるのか、また、だらしなくなってしまう理由や、だらしない性格を改善するにはどんな方法があるのかを解説します。

「だらしない」とはきちんとしていないこと

「だらしない」とは、身なりや行動がきちんとしていなかったり、節度がないことをいいます。また、だらしなさは「外見のだらしなさ」と「内面のだらしなさ」のふたつに分けられます。

外見的なだらしなさ

外見的なだらしなさとは、簡単にいうと見かけがだらしないことです。服装が整っていない、髪にも寝ぐせがついている、化粧が崩れているなどが外見的なだらしなさです。また、脱いだ服を床に放り投げるなど行動がきちんとしていない人も外見的なだらしなさに当たります。

内面的なだらしなさ

内面的なだらしなさとは、簡単にいうと性格がだらしないことです。約束の時間にいつも遅れる、人に物を借りてなかなか返さないなどがあげられます。

だらしない人の特徴

身だしなみが整っていない

だらしない人の特徴として、身だしなみが整っていないことがあります。髪がボサボサでも無精ひげが生えていても気にしなかったり、部屋着のような恰好で平気で外出するところがあります。

部屋が整理されていない

だらしない人の特徴として、部屋が汚いこともあります。使ったものを元の位置に戻さない、ゴミはゴミ箱に入れる、食べた食器はキッチンに持っていくというようなことができないため、一度片付けてもすぐに部屋が雑然としてしまいます。

時間や約束を守らない

だらしない人は時間にルーズなところがあります。先のことを段取りよく時間配分して考えることができないために、気づいたら約束の時に間に合わなくなっていることが多いです。

約束に間に合わなそうだとわかっても、急いで支度をしてなんとか間に合わせようとは考えず、約束をキャンセルしたり、当たり前のように遅刻をしたりする人が多くいます。

借りたものを返さない

だらしない人の特徴として、借りたものを返さないということもあります。本人はこのまま貰ってしまおうと思っているわけではなく、ただ返すのが面倒でずるずると先延ばしにしています。

だらしなくなってしまう原因

自己中心的なのが原因

だらしない人の共通点は自己中心的であることです。身なりが整っていなくても自分が気にならないからよい、自分が行きたくなくなったから約束を守らないなど、自分中心に物ごとを考えることがだらしない原因です。

自分に甘く楽観主義なのが原因

だらしない人は自分に甘く楽観主義です、朝起きなければいけない時間になっても寝ていたい気持ちを優先するなど、今がよければよいという考えで行動するために、仕事や約束の時間に間に合わなくなることがしばしば生じます。

面倒くさがりなのが原因

だらしない人は面倒くさがりです。外出するときに着替えるのが面倒、借りたものを返しに行くのが面倒などと、ちょっとしたことを面倒と感じてやらないためにだらしなくなってしまいます。

だらしないことのデメリット

相手に信用されなくなる

だらしない人は相手に信用されなくなります。仕事でもプライベートでも約束を守らない人には大事な話はしなくなるうえ、だらしない人がいったことはあてにしないようになってしまいます。

仕事で成長できなくなる

ビジネスシーンにおいて、約束や時間を守ることは仕事の内容以前の基本的なマナーです。また身だしなみを整えておくことも最低限のルールでしょう。

上記のふたつができない人には重要に仕事はまず回ってこないでしょう。だらしなさは仕事における成長の機会を失う原因です。

必要なものが見つからない

だらしない人は物の置き場を決めたり部屋やデスクを整理しておくことができないため、必要な物がどこにあるかわからず同じものを2個、3個と重複して買ってしまいます。

するとまた物が増えて、余計に部屋が片付かないという悪循環に陥るでしょう。物を探すのに時間がかかり約束の時間に遅刻するなどのデメリットが生じてしまいます。

だらしない性格を改善する方法

周りの人が注意する

だらしない人は自己中心的なところがあるため、周りの人が迷惑していることにさほど気づいていない場合があります。周りがきちんと伝えることで自覚を持ってもらうのが、だらしなさを改めるきっかけになります。

また、頼んだことや約束の時間を何度も本人に確認するようにすることでも、忘れたり疎かにしてはいけないことなのだと自覚してもらえるようになるでしょう。

やるべきことを溜めない

例えば、ゴミを捨てるというひとつの行動であれば、やってしまえばすぐに終わります。このような簡単なことを面倒がって後回しにすると、やることが溜まって余計に面倒になり、部屋がどんどんきたなくなってしまいます。

まとめてやろうとせずに、ゴミはすぐ捨てる、食器が空いたらすぐ運ぶ、洗濯物を取り込んだらすぐ畳むというように、その都度やってしまうことがだらしなさから抜け出すコツのひとつです。

身だしなみをチェックする習慣をつける

自分が周りからどんな風に見えているかを気にしないと、服装がだらしなくなってしまいがちです。

だらしない人には家を出る前に鏡で全身をチェックするのがお勧めです。この恰好の人が街にいたら周りから見てどうかということを客観的に見て、OKかどうかを判定することを習慣づけるとよいでしょう。

お金や物を借りない

借りたものを返さないのはだらしない人の特徴のひとつです。期限を決めてきっちり返せればよいのですが、今までそれができなかったならば、借りないという選択をするのが最良の方法になります。

だらしない人についてのまとめ

• 「だらしない」とは、身なりや行動がきちんとしていなかったり節度がないことをいい、「見かけのだらしなさ」と「性格のだらしなさ」に分けられます。
• だらしない人の特徴として、身だしなみが整っていないこと、部屋が整理されていないこと、約束や時間を守らないこと、借りたものを返さないことなどがあげられます。
• だらしなくなってしまう原因として、自己中心的なこと、楽観主義なこと、面倒くさがりなことなどがあります。
• だらしないことのデメリットには、相手に信用されなくなる、仕事で成長できなくなるなどがあります。
• だらしない性格を改善するには、周りの人が注意する、やるべきことを溜めない、身だしなみをチェックする習慣をつける、お金や物を借りないなどの方法があります。