知行合一とは

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知行合一(ちこうごういつ)の意味

知行合一の「知」は知識をあらわし、「行」は行為をあらわしているため、知行合一とは知識と行為は一体であるべきという意味の四字熟語です。

本当の知は実践を伴わなければならないという、中国の明代の儒学者である王陽明が唱えた陽明学の学説の一つです。

また、知行合一は、「知識が先で実践は後からくる」という南宋の時代の朱子学の創始者である朱熹が提唱した「先知後行説」のアンチテーゼとして唱えられたものです。

知はすべて行を通じて成立し、また行も知を通じて成立、完成するという論理でしょう。

同義語として「知行一致」(ちこういっち)などがあります。

対義語としては、上記で記した「先知後行」(せんちこうこう)などがあります。

知行合一のビジネスシーンでの使い方

知行合一はビジネス用語ではありません。

しかし、この知行合一の精神はビジネスシーンにとても役立ちます。

いくらビジネス書や啓発本で知識を吸収することが出来たとしても、知識に基づいて行動しなければ、知らないのと同じです。

ビジネスにおいても知行合一の精神は必要不可欠でしょう。

また、知行合一は、明治維新を支えた幕末の志士・吉田松陰が開いた自身の私塾「松下村塾」の掛け軸に掲げられていた言葉です。

吉田松陰も知識と実践の一体の重要さを強調していました。

知行合一の使い方と例文

行わないのだから、知らないのも同じだ。何事でもすべて知行合一でなければいけない。
出典:勝海舟『氷川清話』
それはともかく、知行合一といった掛け声に走りやすい陽明学徒としての河井は、この山田方谷の門で「経国実用の学」の実地を学ぶことによって、着実に幕末の政治家になっていった。
出典:松本健一『われに万古の心あり』
思想は行動が共なってこそ完成する。言行一致でなければならない
吉田松陰