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十万億土(じゅうまんおくど)の意味
十万億土とは仏教用語で、この世から極楽浄土に行くまでに無数にあるといわれている仏土をあらわしていることから転じて極楽浄土をさしています。
極楽浄土は幸福に満ち溢れている理想的な場所とされており、遠い所にある目的地等をさす意味もあります。
十億万度のビジネスシーンでの使い方
ビジネス用語の中に十万億土という言葉はありません。また、仏教的な用語であるため十万億土という言葉をビジネスシーンで使用する事は珍しいでしょう。
ビジネスで目指しているかなり遠い理想や目標をさす場合や、ビジネスマンの幅広い経験やキャリアを比喩して言葉にするときに用いる事ができます。
極楽浄土を表す言葉であるため、ビジネスで用いる場合ではビジネスパートナーと共にwin-winの関係を築いたときや、経営者が語る壮大な目標を掲げるときに使われることもあります。
十万億土という言葉はビジネスシーンで使いこなす事が難しい言葉ですが、ビジネスシーンでさりげなく用いる事でワンランク上のビジネスマンになる事ができるでしょう。
十億万度の使い方と例文
いまはもう、いっそ、母のほうで、そのチベットとやらの十万億土へ行ってしまいたい気持である。
出典:太宰治『花火』
出典:太宰治『花火』
汽車のようだがこれが十万億土を横貫したという汽車かも知れない。
出典:正岡子規『墓』
出典:正岡子規『墓』
そんな目標を立てるなんて十万億土の彼方だ。