禍福無門(かふくむもん)の意味

禍福無門(かふくむもん)とは、「災いや幸せは、人が呼び寄せるもので、福が自分からやってくる門があるというような事はない」という意味をあらわす四字熟語です。

災いや幸せは結局のところ自分自身の行動が呼び寄せるもので、災いを負担してくる神の出入りする門や、幸せを持ってくる神の出入り口が特別にあるわけではないという事をあらわしています。

悪い行いをすれば災いを招き、よい行いをすれば幸せが訪れるということでしょう。

また、「禍福門なし、唯人の招く所(かふくもんなしただひとのまねくところ)」ともいいます。

「ただで福がやってきたりする門があるわけではなく、その人の行いが災いも幸せも招くこととなる」という意味です。

「禍福」には、神をさし示している「しめすへん(示)」が使われています。

上記の事から、禍福無門は「神のもたらす災いも幸せも結局は人の行いによって引き寄せることになる」という事も意味しています。

禍福無門の意味からすれば「棚からぼたもち」はないという事ができるでしょう。

禍福無門の例文と使い方

「君は自分からはなんら動こうとせず、先方まかせにしているようだが、そんなことではお客さんの信頼はえられないと思うよ。禍福無門はないのだから。」
「禍福無門とはよくいったもので、あの選手は善かれ悪しかれ、毎日のトレーニングをかかさない。」