満身創痍(まんしんそうい)の意味とは
満身とは身体中という意味があり、創痍には傷だらけという意味があります。
したがって、満身創痍とは「身体中傷だらけの状態」を表す四字熟語です。
もう一つこの満身創痍には意味があります。
精神的な意味で、各方面から非難が集中して徹底的に非難され、痛めつけられることという意味です。
類義語には「半死半生」「疲労困憊」などがあり、いかに身体中ぼろぼろの状態を表すものかということがわかります。
対義語には「平穏無事」などがあげられるので、満身創痍とはもはや後がないほどギリギリまで追い詰められている状態のこです。
満身創痍のビジネスシーンでの意味
ビジネスシーンでは、会議などで反論が集中してしまい、いい返すことができないほど追い詰められてしまった場合に使うことができます。
また、社長や重役などの会社のトップの人などは、不祥事や、業績不振などで、メディアであったり、お客様、取引先などからの激しいバッシングを受けたりして、辞職や退任するしかないほど追い詰められた状態の時に、満身創痍は使われます。
いずれにせよ、体力的にも精神的にも限界である状態です。
満身創痍の例文
〇〇選手はここ最近の怪我の影響があり、まさに満身創痍で今回に臨むことになります。
満身創痍の状態でありながらよく、優勝という最高の結果をおさめることができました。
スポーツではよく満身創痍という言葉は耳にします。それでも素晴らしい結果をおさめて、賞賛されるということはよくあります。