運否天賦(うんぷてんぷ)の意味とは

運否天賦(うんぷてんぷ)とは、人の運命は天命であり、あらかじめ定められた宿命であること、または転じて運を天に任せるという意味の言葉です。

「天賦」とは、天から与えられたという意味で、人の運不運は運命づけられたものであり天に任せてしまえという意味をあらわします。

運否天賦のビジネスシーンでの用法

運否天賦は非常にギャンブル性が高い意味の熟語であるため、ビジネスシーンには向きません。

報告書の文言や会議の発言などで使ってよい言葉ではないでしょう。

あえて使うとするならば、他人をフランクな場で評価する際に「あの人は運否天賦を持ち合わせているようにみえますね」というように使うことができます。

他には、上司から「やるだけのことはやった。後の結果は運否天賦に任せよう。」といわれるシチュエーションなどでしょう、しかしもともとビジネス用語としては博打の要素が強いため、好んで使う人は多くありません。

また、「あの人の営業力は天賦の才能」など切り離して使うとポジティブなイメージになるため、あえて四字熟語として使うことを意識せずに、各々の言葉の意味を理解した上で臨機応変に使った方がよい言葉です。

運否天賦の使い方と例文

もしも犬が来よったら誰でも見つけ次第に“散レ!”とどなる。あとは運否天賦、おまえの足と相談せえ。
出典:開高健「日本三文オペラ」
そいつは、いよいよ運否天賦うんぷてんぷのめぐり合せだ。
出典: 中里介山「大菩薩峠」