聖人君子(せいじんくんし)の意味とは

聖人とは、最高の人格を備えた徳が高い立派な人物を意味します。

君子とは、もともとは中国で用いられた理想的な人格を表す言葉であり、学識・人格の優れた徳が高い立派な人物のことです。また、貴人をさす言葉でもあります。
古代中国の儒家は、君子を聖人に次ぐ人物として学問修養の目標としました。

したがって、聖人君子は「徳・学識の優れた高潔な理想的な人物」という意味になります。

類語は、 聖人賢者(せいじんけんじゃ)・名僧知識(めいそうちきし)・雲間之鶴(うんかんのつる)・雲中白鶴(うんちゅうはっかく)などです。

聖人君子のビジネスシーンでの用法

聖人君子という言葉はビジネス用語ではありません。

聖人君子とは理想的な人物を表す非常にいい意味の四字熟語です。
しかし、現在では「聖人君子のようなご立派な」などと皮肉めいた表現に使われる事が多々あります。

この為、相手を賞賛する際に「聖人君子」の四字熟語を用いる際には、その相手が言葉を額面通りに受け取ってくれる人物なのか否かを見極める必要があります。

聖人君子の例文

子供のくせに、ひねこびた聖人君子になってしまっちゃあ、おしまいじゃないか。
出典:下村湖人「次郎物語」
ピーブズは聖人君子のような声を出したが、目は意地悪く光っていた。
出典:J・K・ローリング「ハリー・ポッターと賢者の石」
貴方は聖人君子のような人格者なのですね。